【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2018年6月10日~16日

【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2018年6月10日~16日
Itonaga Naohiro さんによる公式ストーリーの日本語訳サイト「LYCAEUM NET INGRESS」より、今週のまとめをお送りします。

(総括)
先週に続いて、クロスプレインズで行われている調査についての情報がいくつか現れました。また来月に発生するアノマリー #CassandraPrime についてもイベントページが設置され、参加受付が始まりました。このアノマリーに際し、エージェントたちはプライム世界で「 過去のストーリーを書き換える 」使命を担うことになるようです。

6月10日 国家情報局の通信傍受(4)
http://ingress.lycaeum.net/2018/06/20180610-180857.html
P.A.シャポーから、再びクロスプレインズでの調査について続報がありました。現地を訪れたエージェントらが、彼らから「遺物」──原文では「アーティファクト」と表現されています──を受け取ったようです。写真を見るに、それは1冊の本に見えます。オペレーション・エセックスの調査によれば、この本はロバート・E・ハワードの詩集「セラム・タウンの詩・その他詩篇」であるとのこと。
https://www.goodreads.com/book/show/6066264-a-rhyme-of-salem-town-and-other-poems
A RHYME OF SALEM TOWN AND OTHER POEMS - BY ROBERT E. HOWARD

日本では「英雄コナン」の冒険ファンタジーで知られるロバート・E・ハワードですが、H.P.ラヴクラフトとの交流から生まれたクトゥルフ神話のエピソードや詩作品も執筆していました。この本は彼の死後に出版されたもののようです。

6月12日 カサンドラプライム:参加登録開始
http://ingress.lycaeum.net/2018/06/20180612-012750.html
いよいよ来月に迫ったアノマリー #CassandraPrime の参加登録がはじまりました。リンク先イベントページの前文をリュケイオン・メンバー YutoRaion が日本語訳してくださいました。
https://plus.google.com/+YutoRaion/posts/ByWTda78CAb
カサンドラ・プライム札幌 イベントページ YutoRaion 訳

先週の #LycaeumWrapUp でもお伝えしたとおり、2013年に発生したオペレーション #Cassandra では「文明自壊コード」と呼ばれるグリフ・シーケンスが発見されました。記号学者キャリー・キャンベル Carrie Campbell はこのコードの発動を阻止するため、自らの身体にグリフを記し(タトゥーではなく、インクだったといいます)、その身を犠牲にして世界を救うという悲劇的な結末を迎えています。

今回再び訪れる新しい #CassandraPrime で、エージェントは この結末を変えなければなりません。 キャリーの犠牲を払うことなく、文明自壊コードの発動を防ぐことはできるのでしょうか?

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…P.A.シャポーと公式アカウントからの情報は以上なのですが、先週から今週にかけてオペレーション・エセックスのチャット(ハングアウト、テレグラムと連動)上で気になる動きが続いています。
チャットには以前からナイアンティック所属のフリント・ディル flint dille 氏が参加していますが、現在進行中のストーリーに関連すると思われる発言をいくつも残しているのです。いささか公式情報とはいい難いですが、以下にオペレーション・エセックスに公開されたメンバーからの情報を紹介します。
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6月 8日 エセックス・ハングアウトの会話記録 JoJo Stratton 氏の投稿
…話は少しだけ先週に遡ります。P.A.シャポーのリークによって明らかになったナイアンティックの3人によるクロスプレインズの調査でしたが、その前後にオペレーション・エセックスにフリント・ディルが現れ、エージェントたちに様々な情報をもたらしました。 エセックス・メンバーの Jojo Stratton 氏がその様子を公開してくださいましたので、取り急ぎ訳してみました。これからのストーリーに関連する様々な事が語られています。
https://docs.google.com/document/d/1jH3m_oEv9phh47TpjqvI16SoDEpplx2H2vG-dLxa5gg/edit?usp=sharing
2018/06/08~09 エセックス・ハングアウト会話記録(白ヤギ訳)
※上記はハングアウトのログをそのまま翻訳しているため、一部会話が噛み合っていない部分もあります。

6月11日 NL-1331の噂 JoJo Stratton 氏の投稿
https://plus.google.com/+JoJoStratton/posts/W1zX9Uk9rWX
(以下白ヤギ訳)
フリントがNL-1331について簡単なコメントを共有しました。

>昨夜、噂が本当かどうか確かめようと(NL)1331の中で、ひとりで眠ってみた。トワイラ・クリッペが見えた…なんてことはなかったが、何かが起きた。この車はどこかが変わったようだ。オプティマス(「トランスフォーマー」のキャラクター・コンボイ)みたいな感じではなくて、蝶のようにね。

6月12日 ボウイの追跡、NL-1331の夢 JoJo Stratton 氏の投稿
https://plus.google.com/+JoJoStratton/posts/ZSqkrpQjKtf
(以下白ヤギ訳)
フリントの旅は続く──彼はジム・ボウイとアラモについてメモを共有しました。

>クロスプレインズの後にアラモへ行ったよ。ボウイのサン・サバ探索の跡を追うようにしてね。ハワード・デイズを経て、あの考古学調査には我々が聞いている以上に何かがあると考えられたので(近日中に僕が考古学者にインタビューしたものを投稿するよ)、それがいいように思ったんだ。ボウイの時代と何ら変わったことはないだろうが、そこで何があったのかを感じ取りたかったんだ。それは、僕が1331で眠った肝試しのような体験の翌朝のことだった。1331のこんな夢を見たんだ。
>まだまとまらないんだが、話してみよう。そいつはトワイラ・クリッペ(アコライト)の遺体を運んだ車で、XMに侵されていたわけだ。断言はできないが、1331は何か別のものに変化しようとしているように見えた。オプティマスみたいなトランスフォームじゃなくて、もっと変容に近い感じ。1331はまるで生き物のようだ。その中で眠るのは、車中で寝ているというより「獣の腹の中」で寝ているようだった。

(訳注)ジム・ボウイ(ジェームス・ボウイ)とはアメリカで活躍した開拓者のひとりで、「ボウイナイフ」の父とも呼ばれている人物です。イングレス・ストーリーにおいて、彼はその人生を終える「アラモ砦の戦い」を前に、サン・サバ鉱山で最初にグリフを発見した人物とされています。

6月14日 エージェントが託された本 Luís Romudas 氏の投稿
https://plus.google.com/+Lu%C3%ADsRomudas/posts/MRgngFwC6gK
10日にクロスプレインズでエージェントがフリントらから受け取った本にはいくつもの奇妙な書き込みがありました。Luís Romudas氏はエージェントが撮影したすべての書き込みをPDFにまとめて公開してくれました。

リュケイオン・メンバーが現在までに調査した範囲では「エース」「ラザ」「フリント」のものと思われる3種類の筆跡が確認されていますが、その意図するところはまだ不明で、現在も調査中です。

6月15日 REH発掘プロジェクトとハワードの手紙 JoJo Stratton 氏の投稿
https://plus.google.com/+JoJoStratton/posts/G25bPwHjMEx
(以下白ヤギ訳)
フリントは今日エセックスのチャットに現れ、先日クロスプレインズでエージェントに渡された本に収録されているサン・サバの詩について訊ねました。またロバート・E・ハワードの自宅の発掘に関する動画リンクと、ラヴクラフトがハワードに宛てた(ママ)手紙を共有しました。

>REH発掘プロジェクト
>ジェフリー・シャンクス(後述)にインタビューしたから、いずれ投稿するよ。発掘によって実際に出てきたものをまずは見てくれ: https://www.youtube.com/watch?v=2egmj-QKEQ0&index=104&list=PLpDxJHWA77JNMdz0Jl37TvZ3mMyDaRWPc&t=16s _
_フリント・午後2:34

>ロバート・E・ハワードがH.P.ラヴクラフトに宛てた手紙:
>(※以下、手紙の文面の書き起こし。かつてジム・ボウイがサン・サバ鉱山を探索中に起きたと思われる出来事が語られているようです。)
フリント・午後2:49

ここでフリントがリンクしている「REH発掘プロジェクト」は実際に旧ロバート・E・ハワード邸で進行中のものです。考古学者ジェフリー・シャンクスがリーダーとなり、ハワード邸の裏庭に埋められたとみられている、彼の執筆の源泉となったであろう「遺物」を発掘しようと試みており、実際にいくつかの品が発見されているようです。
https://www.gofundme.com/hh35y-robert-e-howard-house-archaeology
Fundraiser by Jeffrey Shanks : Robert E. Howard House Archaeology

またハワードとラヴクラフトとの間にやり取りされた書簡が言及されていますが、2013年のオペレーション #IngressDays の際にも彼らによるいくつかの書簡がハンク・ジョンソンによって発見されています(下記投稿で概要のみ紹介しています)。
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/G8FBpdxKhJA
【Ingress Lore】The Glyph Arc 02:H.P.ラヴクラフトとロバート・E.ハワード

今回発見された手紙が2013年当時のものと関連するのかどうかは、現在調査中です。

6月15日 カサンドラ・リキャップ・プロジェクト JoJo Stratton 氏の投稿
https://plus.google.com/+JoJoStratton/posts/AS5GRKwY2P4
ここまでにお話したとおり、7月に発生するアノマリー #CassandraPrime は2013年に発生したオペレーション #Cassandra と深く関連するストーリーになるとみられています。 Jojo Stratton 氏はこれに向けて、かつて #Cassandra で何が起きたのか、当時の詳細をまとめようと考えており、エージェントたちに協力を呼びかけました。Googleドキュメントのコメント機能を利用して情報提供できるようになっています。

#LycaeumWrapUp #ProjectLycaeum #Ingress

http://ingress.lycaeum.net/2018/06/20180610-180857.html

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