【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2018年6月03日~09日

【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2018年6月03日~09日
Itonaga Naohiro さんによる公式ストーリーの日本語訳サイト「LYCAEUM NET INGRESS」より、今週のまとめをお送りします。

(総括)
先月12日を最後に再び沈黙を続けていたP.A.シャポーでしたが、昨日になって突然Google+上に投稿がありました。ナイアンティックとNIAとの間で何かが進められている様子…それは初期のイングレス・ストーリーにも深く関連しています。物語はいよいよプライムへ向けて進み出すのでしょうか?(今回またちょっと解説多めです…すみません)

6月 8日 国家情報局の通信傍受
http://ingress.lycaeum.net/2018/06/20180608-091922.html
ほぼ1ヶ月ぶりに登場したP.A.シャポーでしたが、今回はウェブサイトInvestigate IngressではなくGoogle+のみの投稿でした。添付された写真にはナイアンティックのCEOジョン・ハンケ氏…もとい、ストーリー上では「 エージェント・エース 」として知られている人物( John Hanke 左)と、同じくナイアンティックに所属するフリント・ディル( flint dille 中央)氏、ラザ・アハメド( Raza Ahmad 右)氏が写っており、手前にはXM検出車両NL-1331の一部も写っています。彼らがNIA(国家情報局)トップであるハンクに対して、メッセージを送ったのでしょうか?

そしてメッセージには「ロバート・ハワード」の名前も登場します。ロバート・E・ハワードはH.P.ラヴクラフトと共にアメリカSF史に名を残し、イングレス・ストーリーにおいてはラヴクラフトとの共作名義「ハウクラフト」として遺稿が発見され、グリフや「テクトゥルフ」に関する重要な鍵を握る人物です。

6月 8日 国家情報局の通信傍受(2)
http://ingress.lycaeum.net/2018/06/20180608-111235.html
上記の投稿から程なくして、再びシャポーから投稿がありました。写真にはナイアンティックの3人が、何か遺跡のようなものを調べている様子が写っています。背景は整地されたどこかの庭のように見えますが…何か地面に白い線が描かれているのが見えます。

これらの投稿と前後して、オペレーション・エセックスのハングアウトにフリント・ディル氏が現れ、彼らがテキサス州クロスプレインズにあるロバート・E.ハワード博物館を訪れていることを明かしました。ここはロバート・E.ハワードが人生の大半を過ごした、彼の自宅でもあります。
https://plus.google.com/+JoJoStratton/posts/fDCr7U8vGk8
2018/06/08 JoJo Stratton氏による報告

6月 9日 国家情報局の通信傍受(3)
http://ingress.lycaeum.net/2018/06/20180609-150051.html
前回の投稿のコメント欄でハンクたちに諌められたにも関わらず、再びシャポーが投稿しました。前日に説明されている通り彼らはクロスプレインズで何かを調査しているようなのですが…一体何をしようとしているのでしょうか。

ここからは解説です。

以下ざっくり説明すると、この場所──クロスプレインズのロバート・E.ハワード博物館は2013年の6月にオペレーション #IngressDays (現在でいうアノマリー)が発生した場所です。記号学者キャリー・キャンベルの依頼でこの地を訪れたハンク・ジョンソンは、地面に描かれた巨大なグリフを発見します。
https://youtu.be/HZS0c7FmtRs?t=1m45s
2013/06/24 Hank Johnson's REH Investigations (Youtube)

この調査の中でロバート・E.ハワードがH.P.ラヴクラフトとやり取りした書簡が見つかり、ハワードはかつてジム・ボウイが発見したという幻の鉱山「サン・サバ」を訪れている事が明らかになりました。ハワードはそこで壁に描かれていた 奇妙なシンボル を見つけたことにより、不思議なものが見える力を身につけていたようなのです。ハンクはこれを、ハワードがグリフを見たことによりセンシティブになったのだと考え、自らもサン・サバ鉱山を目指します。

果たしてハンクはその遺跡にたどり着きますが、その際何者かに命を狙われ逃亡の身となり、なんとかして入手したグリフの情報をキャリーに渡そうと策を講じます。これがロンドンのグリニッジ・パークで発生したオペレーション #TimeZero となりました。この頃に初めて、ストーリーでグリフが注目されたのです(当時スキャナーのグリフハックは未実装)。

その後キャリーはこれまでに進めてきたグリフ研究に関する文書──その謎めいたスケッチや暗号のような文字列にちなんで、それは ヴォイニッチ文書 と呼ばれました──をハンクに託そうとし、同年7月にドイツ・ハンブルグでオペレーション #Voynich が発生しました。

ここまでの流れが、先日メモとして私が投稿したものです。
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/PukEfHL8J4D

このあたりからがオペレーション #Cassandra のストーリーです。
「啓示の夜」に殺されたローランド・ジャービスは、その後ポータル・ネットワーク上の存在となって各地で目撃されていました。2013年8月にはオリバー・リントン=ウルフの前に現れ、シェイパーの影響を世界の各都市に広める手伝いを求めます。
https://plus.google.com/+NianticProject/posts/jYQiXC8PDCP
2013/08/06 ジャービスとオリバーの会話。オリバーにIQテックを出てENL思想を複数の都市に広めるよう指示(English)

これを当時まだレジスタンスを支援する立場をとっていたP.A.シャポーが察知し、レジスタンスに阻止を呼びかけました。これがオペレーション #Cassandra の発端です。
https://plus.google.com/+NianticProject/posts/LJkKohqgp3f
2013/08/07 オペレーション・カサンドラ(English)

一方、ハンクらが発見したシェイパーズ・グリフが、人類にとって益となるのか害となるのかが議論となりました。そんな中、キャリーとハンクはかつて滅亡した古代文明の中にたびたび見出されたひと続きのグリフに気づきます。それこそがローランド・ジャービスがキャリーに語りかけ、拡散させようと目論んでいた、のちに「 文明自壊コード 」と呼ばれるグリフ・シーケンスだったのでした…。

#LycaeumWrapUp #ProjectLycaeum #Ingress


http://ingress.lycaeum.net/2018/06/20180608-091922.html

コメント

  1. 文明自壊コードって、そういうモノだったんすね( ゚д゚ )

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  2. カサンドラはグリフの登場 そして悲劇の終焉。
    だがそれ無くしてEnoch Dalbyの創作はなし得たのかと複雑な気持ちです。PRIMEは別世界だとはいえ何かタイムリープのような感覚になる。

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  3. 【おまけ資料】上記でリンクしている JoJo Stratton 氏の投稿より、エセックスHOのログを和訳してみました。他にもフリントが今後のストーリーに関連することを色々発言しています。
    docs.google.com - 2018/06/08~09 オペレーション・エセックス・ハングアウトログ

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