【後から書く前説】イングレスの舞台設定【おまけ】


【後から書く前説】イングレスの舞台設定【おまけ】

初心者さんにはこれ必要じゃないか?と思いたち、今更補足解説を。あれ以上本編解説を長くするわけに行かなかったので…(笑)。

ストーリー読みはじめの頃の私自身がそうだったのですが、どの資料を読んでも いきなりパワーキューブ爆発 から始まっていて、それについてはほとんど説明のないまま話が進んでいってしまうので、モヤモヤしてその先の話がすんなり飲み込めないという方もおられるのではないでしょうか。

本来この部分は初期のストーリーを読み進むにつれて少しずつわかってくる所なのですが、 そんな事言ってたらとても追いつかない ので、ざっくり「物語の前提」についてお話したいと思います。

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未知のエネルギー「エキゾチック・マター(XM)」が科学的に注目され始めたのは第2次世界大戦の頃でした。ナチス・ドイツが秘密裏に開発していたと言われる謎の兵器「ディー・グロッケ」などが、その研究に関連していたとされています。

その後冷戦時代を迎え、各国の民間企業やアメリカでもXMへの関心が高まりました。現在公式には存在しないとされているNIA(アメリカ国家情報局)では幾度もプロジェクトが立ち上げられ、研究が進められてきました。その中にはエゼキエル・カルヴィン博士をはじめ、現在のナイアンティック計画メンバーも何人か参加していました。

しかしこれらの研究はいわゆる「フリンジ・サイエンス」──半ばオカルトともいえる現実性に欠けるものであったため、表沙汰になることなく水面下で行われていたのです。

そして2012年、XMの実用性や影響について研究するため、 ナイアンティック計画 が発足します。各分野の研究者やXMの影響を強く受けた「センシティブ」と呼ばれる人々が集められ研究はスタートしましたが、この研究は何も知らない外部の一般人までをも実験対象とする、非常に危険なものでした。

デヴラ・ボグダノヴィッチ博士はこの研究方針に異を唱えていましたが、聞き入れられる事はありませんでした。中でも積極的に実験や開発を行ってきたオリバー・リントン=ウルフ博士は、たびたび組織の手順を無視した危険な実験を無断で強行していたのです。

そんな中、研究のひとつの節目ともいえるパワーキューブの実験が行われ…「 啓示の夜 」は起きてしまったのでした。

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「あらすじ」としてまとめてしまうとこの部分のほとんどが端折られてしまうため、けっこう長いこと私のモヤモヤポイントだった部分です。

本当はこの後、こんなのは氷山の一角だったということがわかってくる のですが、まずはこのくらいの把握で。あとはご自身で読み進めつつ、真実へと近づいて行かれることを願います。

※本記事の執筆には、下記のサイトおよび公式コミック「イングレス:オリジン」を参考にさせていただきました。
https://niantic.schlarp.com/start
[Niantic Project Wiki]

※画像は記事の内容とあんまり関係ないです。

#ProjectLycaeum #ingress

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