【キャンプ・イベント】エピファニー・ナイトまとめ4:リモート・パーティシペーション・エクスペリメント(RPE)【啓示の夜】
#EpiphanyNight2018 まとめの最後は、もうひとつのメイン・イベントであったRPE。ヘクスマップと呼ばれる六角形グリッドのゲーム盤とコマ、D20と呼ばれる20面サイコロを使ってプレイする、テーブルトーク・ロールプレイングゲームです。セッションはカルテンベルクとナヴァロでそれぞれ3回行われ、プレイされたシナリオは2会場でほぼ同一であったようです。
ロールプレイングゲームというからには、そこにはストーリーがあります。そしてイングレスの公式イベントとして行われる以上、それは イングレスのストーリーと深く関連しています。
(その割には一部の詳細がなかなか公開されなくて、もどかしいのですが…)
RPEはキャンプ2日目に行われましたが、それに先駆けてドイツではデッド・ドロップ、ナヴァロではパスコードによるメディアによって、全3ページにわたる文書が入手されました。非常に難解な文章で大いに苦戦しましたが、リュケイオン・メンバー tetsuo takahashi 氏の助力により書き起こされ、 後日明 氏および MailEater が日本語訳をしました(そういった事情で細かい部分で正確に訳せていない可能性があります。ご了承ください)。
https://drive.google.com/open?id=1g-xlfRXOFjiZbSHcqi_-5dQBDLiby24VhLEI8yJLifI
2018/05/27 EpiphanyNight2018 L8 Media document
文書には古代エジプトの文献の一部と思われるものが引用され、古代文明の中で発祥した初期のマグナス──13のアーキタイプを与えられた13人のシミュラクラによる、不死の集団──について記述されています。そして彼らがその構築に使用していた「オシリス・ストーン」と呼ばれるプライム・オブジェクトが、初期のテンプル騎士団によってドイツへと運ばれ、現在のシュロス・カルテンベルクの地下に隠された可能性に言及しています。これが今回のRPEの舞台設定でもあったようです。
キャンプ・ナヴァロでRPEに参加した、オペレーション・エセックスのメンバー Ishira Tsubasa 氏が(個人的な備忘録であると前置きして)詳細なレポートを投稿してくれました。以下は彼女のレポートを参考にさせていただきました。
https://plus.google.com/+IshiraTsubasa/posts/QtACLccpF76
※以下はRPEゲーム単体としての「ネタバレ」を一部含んでいます。
セッション1
エージェントたちは 2048年(未来)のキャンプ・ナヴァロへ「アナズクテック・ストーン」と呼ばれるプライム・オブジェクトを入手しに旅立った。 そこには何故か、アントワーヌ・スミス──ヒューロンの子会社ストラテジック・エクスプロレーションズの工作員──もおり、彼らも同じものを見つけ出そうとしていた。エージェントたちはスミスよりも先に石を入手しなければならない。
エージェントたちはそれぞれにアーキタイプを与えられており、それに応じた特別なスキルを使用できる。このセッションでのIshiraのアーキタイプは「The Dreamer」で、眠っている対象の夢を読み取ることができたらしい。アルケミストが睡眠薬を使って眠らせた警備員の夢から解錠コードを入手。また夢の中で対象を殺すことで実際に倒すことができたらしい。そのようにして各人がそれぞれのスキルを活用し、目的は達成された。
セッション2
2回目のセッションではアコライトが登場し、エージェントらに目的を与える役割を果たした。アコライトは歴史上最初のマグナス、オシリス・ライジングについて、また彼らがXM構築(?)の危険回避のために使用した「オシリス・ストーン」について語る。 エージェントたちはこの「オシリス・ストーン」を手に入れるため、1331年のカルテンベルクへと旅立った。
エージェントはテンプル騎士団に対し、オシリス・ストーンを預けるべき選ばれた使者であると騙り、石を手に入れようとする。ドラゴンの姿をしたテクトゥルフと戦い、結果てなづけることに成功。ヴィジョナリーのアーキタイプを持つエージェントが、この時2012年の啓示の夜を幻視、当時の事件の原因を明らかにする。
セッション3
最後のセッションは、これまでの2つのセッションの総まとめという位置づけになっていた。エージェントらはNIA本部でハンク・ジョンソンから、セッション1と2の目的について説明を受ける。セッション1で入手された「アナズクテック・ストーン」は、マルチバースの他の次元からXMを吸い出すことができる。そしてセッション2で入手された「オシリス・ストーン」は、任意の他次元にアクセスすることができる。マルチバースの中にはこの世界と同じように「啓示の夜」実験をしようとしているオリバー・リントン=ウルフ博士が存在する次元があり、 エージェントたちはこれらの石を使ってそれを助けるよう指示された。
エージェントたちがその次元に入るとADAは彼らの行動に気づくが、彼らの意図を汲んで沈黙する。エージェントたちはそれぞれにパワーキューブを持たされていて、任意の場所でそれを使うことができたようだ。このセッションで「The Interpriter」のアーキタイプを与えられたIshiraは、エノク・ダルビーの音楽からビジョンを得られなくなっていたキャリー・キャンベルのためにそれを使った。エージェントらの働きにより啓示の夜が起こり、その後はCERNの警備員と戦って、ジャービスとデヴラが逃走する手助けをした。
+++++
…といった物語が展開されたのでした。
イングレスのRPEはただのボードゲームではなく、そのプレイ中に起きた出来事はこの世界で起きている現在のストーリーにも影響すると考えられています。つまり(細かい部分は「実験」上の誤差だとしても)、私達がこれから関わっていくオシリス・ユニバースのストーリー= イングレス・プライムのストーリーは既に始まったということです…。
計4回に分けてお送りしてきた #EpiphanyNight2018 ですが、とても内容の濃いイベントであったことがお伝えできたでしょうか。今年見逃してしまった方も、きっと来年には(たぶん)また開催されることを楽しみに待ちましょう!…日本でもやってくんないかなぁ…。
末筆になりましたが、本記事執筆にあたり膨大な情報提供、ご指南、ご協力いただいたOperation Essex及びProject Lycaeumメンバー各位、エージェント各位に感謝申し上げます。
Operation Essex, Project Lycaeum and all Ingress Agents Thanks for your many cooperations!
#ProjectLycaeum #ingress #IngressRPE
#EpiphanyNight2018 まとめの最後は、もうひとつのメイン・イベントであったRPE。ヘクスマップと呼ばれる六角形グリッドのゲーム盤とコマ、D20と呼ばれる20面サイコロを使ってプレイする、テーブルトーク・ロールプレイングゲームです。セッションはカルテンベルクとナヴァロでそれぞれ3回行われ、プレイされたシナリオは2会場でほぼ同一であったようです。
ロールプレイングゲームというからには、そこにはストーリーがあります。そしてイングレスの公式イベントとして行われる以上、それは イングレスのストーリーと深く関連しています。
RPEはキャンプ2日目に行われましたが、それに先駆けてドイツではデッド・ドロップ、ナヴァロではパスコードによるメディアによって、全3ページにわたる文書が入手されました。非常に難解な文章で大いに苦戦しましたが、リュケイオン・メンバー tetsuo takahashi 氏の助力により書き起こされ、 後日明 氏および MailEater が日本語訳をしました(そういった事情で細かい部分で正確に訳せていない可能性があります。ご了承ください)。
https://drive.google.com/open?id=1g-xlfRXOFjiZbSHcqi_-5dQBDLiby24VhLEI8yJLifI
2018/05/27 EpiphanyNight2018 L8 Media document
文書には古代エジプトの文献の一部と思われるものが引用され、古代文明の中で発祥した初期のマグナス──13のアーキタイプを与えられた13人のシミュラクラによる、不死の集団──について記述されています。そして彼らがその構築に使用していた「オシリス・ストーン」と呼ばれるプライム・オブジェクトが、初期のテンプル騎士団によってドイツへと運ばれ、現在のシュロス・カルテンベルクの地下に隠された可能性に言及しています。これが今回のRPEの舞台設定でもあったようです。
キャンプ・ナヴァロでRPEに参加した、オペレーション・エセックスのメンバー Ishira Tsubasa 氏が(個人的な備忘録であると前置きして)詳細なレポートを投稿してくれました。以下は彼女のレポートを参考にさせていただきました。
https://plus.google.com/+IshiraTsubasa/posts/QtACLccpF76
※以下はRPEゲーム単体としての「ネタバレ」を一部含んでいます。
セッション1
エージェントたちは 2048年(未来)のキャンプ・ナヴァロへ「アナズクテック・ストーン」と呼ばれるプライム・オブジェクトを入手しに旅立った。 そこには何故か、アントワーヌ・スミス──ヒューロンの子会社ストラテジック・エクスプロレーションズの工作員──もおり、彼らも同じものを見つけ出そうとしていた。エージェントたちはスミスよりも先に石を入手しなければならない。
エージェントたちはそれぞれにアーキタイプを与えられており、それに応じた特別なスキルを使用できる。このセッションでのIshiraのアーキタイプは「The Dreamer」で、眠っている対象の夢を読み取ることができたらしい。アルケミストが睡眠薬を使って眠らせた警備員の夢から解錠コードを入手。また夢の中で対象を殺すことで実際に倒すことができたらしい。そのようにして各人がそれぞれのスキルを活用し、目的は達成された。
セッション2
2回目のセッションではアコライトが登場し、エージェントらに目的を与える役割を果たした。アコライトは歴史上最初のマグナス、オシリス・ライジングについて、また彼らがXM構築(?)の危険回避のために使用した「オシリス・ストーン」について語る。 エージェントたちはこの「オシリス・ストーン」を手に入れるため、1331年のカルテンベルクへと旅立った。
エージェントはテンプル騎士団に対し、オシリス・ストーンを預けるべき選ばれた使者であると騙り、石を手に入れようとする。ドラゴンの姿をしたテクトゥルフと戦い、結果てなづけることに成功。ヴィジョナリーのアーキタイプを持つエージェントが、この時2012年の啓示の夜を幻視、当時の事件の原因を明らかにする。
セッション3
最後のセッションは、これまでの2つのセッションの総まとめという位置づけになっていた。エージェントらはNIA本部でハンク・ジョンソンから、セッション1と2の目的について説明を受ける。セッション1で入手された「アナズクテック・ストーン」は、マルチバースの他の次元からXMを吸い出すことができる。そしてセッション2で入手された「オシリス・ストーン」は、任意の他次元にアクセスすることができる。マルチバースの中にはこの世界と同じように「啓示の夜」実験をしようとしているオリバー・リントン=ウルフ博士が存在する次元があり、 エージェントたちはこれらの石を使ってそれを助けるよう指示された。
エージェントたちがその次元に入るとADAは彼らの行動に気づくが、彼らの意図を汲んで沈黙する。エージェントたちはそれぞれにパワーキューブを持たされていて、任意の場所でそれを使うことができたようだ。このセッションで「The Interpriter」のアーキタイプを与えられたIshiraは、エノク・ダルビーの音楽からビジョンを得られなくなっていたキャリー・キャンベルのためにそれを使った。エージェントらの働きにより啓示の夜が起こり、その後はCERNの警備員と戦って、ジャービスとデヴラが逃走する手助けをした。
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…といった物語が展開されたのでした。
イングレスのRPEはただのボードゲームではなく、そのプレイ中に起きた出来事はこの世界で起きている現在のストーリーにも影響すると考えられています。つまり(細かい部分は「実験」上の誤差だとしても)、私達がこれから関わっていくオシリス・ユニバースのストーリー= イングレス・プライムのストーリーは既に始まったということです…。
計4回に分けてお送りしてきた #EpiphanyNight2018 ですが、とても内容の濃いイベントであったことがお伝えできたでしょうか。今年見逃してしまった方も、きっと来年には(たぶん)また開催されることを楽しみに待ちましょう!…日本でもやってくんないかなぁ…。
末筆になりましたが、本記事執筆にあたり膨大な情報提供、ご指南、ご協力いただいたOperation Essex及びProject Lycaeumメンバー各位、エージェント各位に感謝申し上げます。
Operation Essex, Project Lycaeum and all Ingress Agents Thanks for your many cooperations!
#ProjectLycaeum #ingress #IngressRPE
バックナンバー:
返信削除1・キャンプ開始まで https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/JH4mfNZFoKQ
2:ポータル・ルミナンス・プロジェクト(シュロス・カルテンベルク編) https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/C2QT5ittQXP
3:ポータル・ルミナンス・プロジェクト(キャンプ・ナヴァロ編) https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/6FTFAfkiH6U