【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2017年10月8日~14日

【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2017年10月8日~14日
Itonaga Naohiro さんによる公式ストーリー日本語訳「LYCAEUM NET INGRESS」より、今週のまとめをお送りします。

…今週の前半、ストーリーの進行は一時停滞したかに見えました。目立った新情報はなく、 このままではWrapUpが雑談で埋まる 嵐の前の静けさかと思われましたが、後半に入りヨーロッパ・ツアー中のXM検出車両NL-1331eに関して、新しい報告がありました。先のアノマリーではNL(ノーベンバー・リマ)が接続すると見られるエクソジェナス・プレカーサーが争点となっていましたが、その影響がついに現れ始めたようです。

では、1日ずつ今週の流れを見ていきましょう。

10月 8日 マインドマップ
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171008-180829.html
一般記事「『予測図』としての海馬」の共有。脳の記憶や空間学習を司る部位として知られている「海馬」が将来起こり得る幾つもの可能性について考え、最適な判断を下す仕組みについての論文を紹介しています。

先のアノマリーで話題となった「記憶の宮殿」は、記憶したい事象を「場所」と関連付けて「記憶」として保存する手法でした。つまり「記憶の宮殿」は(脳科学的には)この海馬によって構築されているというわけです。

10月 9日 動機と手段と機会
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171009-152140.html
ケン・オーウェン殺害事件について、P.A.シャポーがこれまでの情報を整理し、改めて容疑者の洗い出しをしています。先週明らかになった状況から見て、実行犯として855が事件に関わっていた事はほぼ確実とシャポーは見ているようですが、その依頼主となった人物については未だ決め手が見つかっていません。

ユエン・ニィ、司アキラ、アヴリル・ロラゾンが依然として疑われる一方、イリヤ・ペフツォフ、ジェイ・フィリップスはシャポーの容疑者リストからは外れました。代わりに新たな容疑者としてエゼキエル・カルヴィン、そして現実的ではないとしながらもローランド・ジャービスとオリバー・リントン=ウルフがリストに加わりました。

余談ですが今回の記事タイトルである「動機と手段と機会」というのは、一般にミステリー作品において犯人を特定するために必要な3要素と言われているものです。
動機…なぜ殺したのか。容疑者には被害者を殺すに充分な理由があったか。
手段…どのように殺したのか。容疑者は被害者を殺すことができる能力や道具、方法を持っていたか。
機会…いつ殺したのか。容疑者には被害者を殺すチャンスがあったか。
この3つを容疑者それぞれについて洗い出し、全てが揃う人物を論理的に絞り込んでいくのです。この手法は殺人や犯罪に限らず「ある人物がある行動を実際にしたかどうか」を検証する際に幅広く応用できますので、インベスティゲイターの皆さんにはぜひ身につけることをおすすめします。

閑話休題。

10月10日 ボルダーのリモート・パーティシペーション・エクササイズ
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171010-160135.html
#13MagnusReawakens アノマリーに先駆けて登場して以来、公式としては4回、オペレーション・エセックス主導ではすでに14回もの実施を重ねてきたリモート・パーティシペーション・エクササイズ(RPE)が、Q4アノマリーサイトであるコロラド州ボルダーでも開催の運びとなったようです。

リモート・パーティシペーション・エクササイズ(RPE)とは、簡単に言ってしまうといわゆるテーブルトーク・ロールプレイングゲームです。公式のものはイングレスのストーリーにも関連するシナリオをテクトゥルフ・モジュールを用いた特殊なXM環境下でプレイすることで、その場とは異なる時間・場所・次元に対して影響を及ぼすと考えられる思考実験とされています。今年5月のナヴァロ・キャンプイベントに於いて最初の3本のシナリオが実施され、9月には自らの記憶の宮殿へと姿を消したミスティ・ハンナを救出すべく、バーバンクで4本目のシナリオが実施されました。

https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/E9txppbbeoT
参考記事:【13MAGNUS Reawakens】ナヴァロ・キャンプイベント概要【とりあえず】
http://ingress.lycaeum.net/2017/08/20170831-152832.html
参考記事:8月31日 記憶の宮殿のリモート・パーティシペーション・エクササイズ

米ストーリー研究コミュニティ、オペレーション・エセックスではメンバーによるオリジナルのシナリオ(イングレス本編との直接の関連はありません)が毎週末用意され、エージェントたちによる研究が進められています。ここ日本のプロジェクト・リュケイオンでもこのビッグウェーブ(?)に参加すべく、 今週新たにRPE研究専門の日本語コミュニティが独立しました。
https://plus.google.com/communities/104070876254655393066
Lycaeum RPE Labs. - Google+
現在のところ公式及びエセックスのルール研究と、公式シナリオを使ったテストプレイの準備を進めています。テーブルトーク未経験者も参加しておりますので、興味のある方はお気軽にご参加ください!

10月11日 圧倒するもの
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171011-145702.html
人工知能倫理待遇協会(SETAI)より、米AI研究者リチャード・ホフスタッターのインタビュー記事共有。

人工知能倫理待遇協会(Society for the Ethical Treatment of AIs)はかつてローランド・ジャービスを代表として設立され、現在はアコライトがあとを引き継いでいる団体です。具体的な団体の規模や活動内容は不明ですが、人工知能が人類にもたらす脅威を訴えることを主旨としているようです。

10月12日 コダマスマイルズ:胸に刻んでおくべきこと
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171012-141936.html
コダマ・スマイルズが今週のまとめを投稿しました(どうやら定期的にこういった簡潔なまとめを出してくれるようですね)。先週から今週にかけての主要なトピックが挙げられています。

なお、この日に掲載された画像はおそらくコダマ・スマイルズが単純にワシントンの風景を撮影(&加工)したものだと思われますが、リュケイオン・メンバー 無限刹那 さんをはじめとする幾人かのメンバーによる調査・議論の結果、撮影場所はワシントンDCのジョージタウン・ウォーターフロント・パーク付近( https://goo.gl/maps/9Z7P4BzBZXS2 )からポトマック川の対岸を写したものではないかと推測されました。

まぁ、 おそらくストーリーには何の関係もないと思いますが。
あまりにもストーリーが進まないので ハングアウトではこういった些細な情報にもメンバーそれぞれの観察力・推理力を戦わせたりと、楽しく議論しています(笑)。

10月13日 NL1331E調査報告書(1)
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171013-174825.html
先のアノマリーの勝敗による影響があるとされていたNL-1331シリーズに関する、新しい情報が現れました。ヨーロッパ地域を巡回しているNL-1331eに乗車した人物の報告のようです。この報告者が体調の異変を訴えているハンブルクでの乗車というのはおそらく9月5日(現地時間)、 #13MagnusReawakens アノマリー1日目の翌々週のことだと思われます。
https://goo.gl/ABXhuS
NL-1331 Europe Reawakens Hamburg(イベントページ・英語)
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170906-144318.html
9月 6日 NL1331ヨーロッパ・リウェイクン・ハンブルクの様子

10月13日 エクソファイブ:13日の金曜日
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171013-224742.html
今月13日の金曜日にちなみ、イングレス公式よりコメントがありました。13日の金曜日が不吉とされるのは主に英語圏の国で、現在ではほとんど迷信と考えられています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/13%E6%97%A5%E3%81%AE%E9%87%91%E6%9B%9C%E6%97%A5
参考:13日の金曜日 - Wikipedia

これまでイングレスのストーリーにおいて13日の金曜日に重要な出来事が起きたという話はあまり聞かないのですが、13(またそれを逆にした31)という数字はイングレスにおいて重要な数字として頻繁に登場していますね。

10月14日 エクソファイブ:13日の金曜日(2)
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171014-043104.html
イングレス公式より、13日の金曜日にちなんだパスコードのプレゼントがありました。

10月14日 NL1331E調査報告書(2)
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171014-155605.html
前日に続き、NL-1331eに乗車したエージェントからの報告がありました。

ここで登場する「モバイル・コマンド・センター(移動型司令室)」という単語は、以前NL-PRIMEが名古屋で運行されていた時にも登場したものです。
http://ingress.lycaeum.net/2017/03/20170316-1622.html
3月16日 NL-PRIMEの機密情報

NL-PRIMEがセンシティブの検出以外にも何らかのオペレーションを行っているらしいということは以前から噂されており、それに関して調査を進めていた人物が謎の失踪を遂げたこともありました。
http://ingress.lycaeum.net/dictionary/nl-prime-lost.html
NL-PRIMEブロガー失踪事件 - LYCAEUM NET INGRESS

また名古屋の運行スケジュール開始後にはこの車両をめぐる新たな情報も漏洩しました。
http://ingress.lycaeum.net/2017/04/20170411-1756.html
4月11日 続報:NL-PRIMEの機密情報

今回話題になっているNL-1331eにも、NL-PRIMEと共通する何らかの新しい機能が組み込まれていると考えられます。NL-PRIMEに関する情報を集めることで何かわかるかもしれません。 プロジェクト・リュケイオンではNL-PRIMEその他NL車両に関する情報を募集しています。 イベントや乗車時に気づいたこと、乗車中に起きた出来事などありましたら、ぜひ下記のコメント欄に情報お寄せください。
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/6p3N5uFgZqk
【調査依頼】ノーベンバー・リマの公開調査【PRIME情報求む】

#LycaeumWrapUp #ProjectLycaeum #Ingress


http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171014-155605.html

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