【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2017年10月1日~7日

【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2017年10月1日~7日
Itonaga Naohiro さんによる公式ストーリー日本語訳「LYCAEUM NET INGRESS」より、今週のまとめをお送りします。

9月にワシントンDCで殺されたケン・オーウェンの事件について、引き続き様々な発言や議論が展開されました。なかなか糸口がつかめなかった謎に、今週は新たな側面から光が当てられています。イングレス・ストーリー界最強の チート ストーリー・テラー、公式小説「ザ・ナイアンティック・プロジェクト:イングレス」著者であるフェリシア・ハジラ=リーが久しぶりにその沈黙を破りました。

では、1日ずつ今週の流れを見ていきましょう。

10月 1日 エクソジェナス・プレカーサーに関する三賢人の見解
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171001-141713.html
#13MugnusReawakens アノマリー中に浮上した「エクソジェナス・プレカーサー」という謎の存在について、ナイアンティック三賢人からそれぞれの見解が述べられました。これによって「プレカーサー」に対する理解が深まる…ようにはあまり見えないのですが…(笑)。

10月 2日 投票:誰がケン・オーウェンを殺したか
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171002-143918.html
次第に手がかりが浮かんできたケン・オーウェン殺害事件ですが、その犯人──どうやら実行犯の他に黒幕が存在するらしいことはわかってきましたが──については依然として決め手がありません。そんな中、「実行犯=銃爪を引いたのは誰か」についての 読者投票 が行われました。

実はストーリー上で読者投票が行われるのはこれが初めてではありません。
http://ingress.lycaeum.net/2015/07/20150724-160122-hank.html
2015/07/24 ハンク・ジョンソン、ヴィスルからの招待を受けドイツへ向かうべきかどうか読者に問いかける
ペルセポリス・アノマリーの後、ハンクはヴィスル・テクノロジー社からと思われる時刻と場所が記された封筒を受け取り、そこへ行くべきかどうかについてエージェントたちの判断を仰ぎました。この時は投票の結果を受け、ハンクはミュンヘンへと向かいました。

今回の投票結果は、ストーリーにどのような影響を与えるのでしょうか?

10月 3日 エクソファイブ・コントローラーの開始について
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171003-031044.html
先週予告されていた「エクソファイブ・コントローラー」チャレンジが日本時間午前9時より開始しました。早くも続々と達成報告が上がってきていますね。

10月 3日 裏庭の蛇
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171003-151202.html
前日の「読者投票」を受けて、NIA臨時局長ジェイ・フィリップスとIQテック・イーストの司アキラとのやり取りがありました。この時点で二人は投票の上位に上がっており、遺憾を表しつつも互いに腹を探り合うような様子を見せています。

これらの発言をそのまま信用するのであれば、司アキラとアヴリル・ロラゾンには確固としたアリバイがあることになります。フィリップスにはアリバイこそないものの、所属はケン・オーウェンと同じNIA、言うなれば身内です。互いの仲は良好ではなかったようですが、殺害の動機となりえるでしょうか…?

10月 3日 ケン・オーウェン殺人事件の実行犯に関する見解
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171003-235611.html
同じく前日の「読者投票」を受け、エドガー・アラン・ライトが議論を提示しました。自身の見解はさておき、「フィリップスには殺人の前例がある」ことを指摘しています。

「啓示の夜」事件でCERNから逃走したローランド・ジャービスと、ADAの手引きによりデヴラの替え玉となった女性(この人物が誰であったのかについても議論が続いています)とを手にかけたのは、当時NIA工作員であったヒューバート・ファーロウと、その上司ジェイ・フィリップスその人でありました。それに続くいくつかの殺人にも、フィリップスは関与しています。

10月 4日 ケン・オーウェン殺害に係るヘンリー・ボウルズへの疑惑
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171004-031652.html
前日に続きエドガー・アラン・ライトが再び事件について発言しました。新たなる容疑者としてヘンリー・ボウルズを挙げています。

エドガー博士がボウルズの名を挙げたのは、おそらく前日のフィリップスとアキラの会話での
>あの夜にオムニボアの異常で監視が途絶えていたことは全くもって奇妙なことだよ。
というフィリップスの発言に着目したからだと思われます。

ヘンリー・ボウルズはナイアンティック計画においてADAの開発を手がけた技術者であり、後の2015年には暗殺者855と共謀してADAのシャットダウンを実行した人物です。アメリカ諜報関連のコンピュータ技術に精通しており、ADA開発のベースともなった諜報人工知能オムニボアについても当然充分なスキルを持っていたと考えられます。ワシントンDCというアメリカでも有数の厳重監視地域で殺人を行うとなれば、彼の関与は大いに可能性があるといえます。

10月 4日 カールの仲間
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171004-130007.html
エドガー博士の指摘を受け、P.A.シャポーからも新たな可能性の提示がありました。ここで言及されているのはいわゆる公式小説──フェリシア・ハジラ=リー著「ザ・ナイアンティック・プロジェクト:イングレス」の一場面(日本語版50ページ、第3章)です。お持ちの方はぜひ再読を。

http://amzn.asia/20NzY37
イングレス ザ・ナイアンティック・プロジェクト日本語版 (Amazon)
(有料コンテンツですのでネタバレは控えめにしたいところですが…)
「カール」とは暗殺者855が「仕事」の際に毎回使い捨てにしてきた偽名のひとつで、問題のシーンは彼が新しい「仕事」のために武器を調達する場面です。手ぶらで入国した855はザグレブのダイナーで羽振りのよい金持ち「カール」を演じて強盗をおびき寄せ、見事な腕前で彼らから逆に武器一式を強奪します。

先述の通り855は2015年のADAシャットダウン計画においてヘンリー・ボウルズとも繋がりがあり、またクルーよりも先にADAによる「侵入」を受けた過去があります。ADAによれば、その時の残滓は彼には残されていないだろうとのことですが…。

10月 5日 かつての画像
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171005-161914.html
オペレーション・エセックス・メンバーのイク・シェン・リー氏による投稿をP.A.シャポーが取り上げました。

今回のケン・オーウェンの事件に触れてコダマスマイルズが「Blood Bath(血の池)」と表現(※ソース未確認です)したものに対し、それと全く同じ表現をハンク・ジョンソンが #ViaNoir の時点で既に記していた、とする写真がイク・シェン・リー氏によって公開されました。ハンクはこの時、何かの予兆を感じ取っていたのでしょうか?

10月 6日 ビハインド・スキャナー:サラ・ニュー対談
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171006-021334.html
ナイアンティックのアンドリュー・クルーグ氏によるYoutubeコンテンツ「ビハインド・ザ・スキャナ」が再開されました!イングレス界の著名人をゲストに招いたインタビュー形式の番組で、 ストーリーの主要人物が出演して重要な情報を明かすことも(たまに)ある 、インヴェスティゲイターにとっても見逃せないコンテンツです。注目していきましょう!

10月 6日 ハント
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171006-153411.html
満を持して、というべきでしょうか。長い沈黙を破り、幻視者フェリシア・ハジラ=リーが新たな物語を語り始めました。最後に彼女(?)がビジョンを語ったのは2016年10月、スザンナ・モイヤーがアコライトの集落を訪れた際のエピソードでしたので、ちょうど1年ぶりの再登場ですね。

今回はまさに渦中であるケン・オーウェンの事件について、核心に迫る重要なビジョンを示しています。いよいよ謎は解明へと向かうのでしょうか…?

10月 7日 投票:ジョゼフ・マリー・ジャカール
http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171007-155229.html
ここで突然の余談。 殺人事件はどうしたんだ 歴史上の著名人がレジスタンスであったかエンライテンドであったかについての議論を提示しています。ジョゼフ・マリー・ジャカールはジャカード織機を発明した人物とのこと。どうやらシャポーは折りに触れこういった議論を出していこうと考えているようです。

#LycaeumWrapUp #ProjectLycaeum #Ingress


http://ingress.lycaeum.net/2017/10/20171006-153411.html

コメント