【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2017年9月3日~9日

【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2017年9月3日~9日
Itonaga Naohiro​ さんによる公式ストーリー日本語訳「LYCAEUM NET INGRESS」より、今週のまとめをお送りします。

先週に続き、前半は司アキラによるノーベンバー・リマ・プログラムへの関与に注目が集まり、この謎の車両にまつわる発言が各所より上がりました。またアノマリー1日目に行方不明となったミスティ・ハンナに関連すると思われるバーバンクのRPE(リモート・パーティシペーション・エクササイズ)を今週末に控え、こちらに関しても言及がなされています。

では、1日ずつ今週の流れを見ていきましょう。

9月 3日 信号と日付
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170903-144858.html
一般記事の共有。今年1月ごろ、2007年より断続的に観測されていた高速電波バーストの発生源を突き止めたとのニュース。この高速電波バーストを繰り返し発している特定の天体「FRB 121102」の最初の電波を観測したのが 2012年11月2日 のことでした。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/010600002/
参考記事:【解説】謎の高速電波バーストの発生源を特定 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

P.A.シャポーはこの日付に着目しています。調べてみましたところ、「啓示の夜」事件よりも一足早くナイアンティック計画を脱退したリチャード・ローブがP.A.シャポーと名を変え、ウェブサイト「http://nianticproject.com」を開設したのが2012年の11月1日。翌2日には初めての漏洩となる「奇妙な携帯電話」に関する記事を投稿しました。
http://ingress.lycaeum.net/2012/11/20121102-glitchyphone-Jackland.html
2012/11/02 誤作動する携帯端末

サイトに掲載された画像は、この電波バーストの発生源である「FRB 121102」を最初に発見したプエルトリコのアレシボ天文台…かつてデヴラ・ボグダノヴィッチもそこでSETIプロジェクトに携わり、ハンク・ジョンソンと初めて出会った場所でした。これも偶然なのでしょうか…?

9月 4日 ノーベンバーリマの映像にまつわる疑惑
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170904-001154.html
エドガー・アラン・ライト博士が、先週のP.A.シャポーによるノーベンバー・リマに関する発言に対し疑問を提示しています。再び取り上げられた映像は2014年頃に漏洩したNL-1331車両をとらえた映像を編集したものだと思われます。
コメント欄ではここ最近の動向と合わせ、ミスティの「記憶の宮殿」との関連性について考察している意見などが見られます。

9月 4日 NL-1331e の調査コンペ
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170904-152000.html
IQテック・イーストの司アキラより、欧州のエージェントに向けてメッセージが発せられました。 今後2ヶ月の間欧州に現れるNL-1331eに対し、停留地ごとにデプロイされたレゾネーターの本数を計測するとのこと。計測は陣営別ではなく都市ごとに行われ、週単位で最もデプロイ数の多かった都市に高出力ファームが報酬として提供されます。

特定のポータルに対するデプロイ数の計測は、5月に行われた #MagnusBuilder チャレンジでもナイアンティック社によって既に行われていました。また報酬とされている「高出力ファーム」が具体的に何を指しているのか明示されていませんが、おそらく日本で6月に開催された #AgentOlympiad の際に構築されたような、一時的な特殊ポータル群であると想像されます。当時参加したエージェントからはハック時の獲得APやアイテムが通常のポータルよりもはるかに多かったと聞いています。

9月 5日 ムスタファ・サイード版ノーベンバーリマの経緯
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170905-133626.html
アメリカのストーリー研究コミュニティ「オペレーション・エセックス」メンバー Mustafa Said​ 氏が一連のNL-1331シリーズに関する資料をまとめて公開し、P.A.シャポーが取り上げました。
これを受け、 Mustafa Said​ 氏からはこの続きとなる資料、およびさらなる情報提供を呼びかける文書が公開されています。
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/DETKpPkSk7o
参考:【NL-1331】ノーベンバー・リマ・プログラム:拡張【動くポータル】(日本語訳)
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/6p3N5uFgZqk
参考:【調査依頼】ノーベンバー・リマの公開調査【PRIME情報求む】(日本語訳)

リュケイオンでもこの調査に協力を呼びかけています。日本のNL-PRIMEに関する情報や、各種関連資料から気づいたNL-1331シリーズに関する事柄がありましたら、ぜひ情報の共有をお願いします(上記リンク参照)。

9月 5日 ビハインド・スキャナーの再開について
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170905-212855.html
ナイアンティック社コミュニティ・マネージャーであるアンドリュー・クルーグ氏が動画コンテンツ「ビハインド・ザ・スキャナー」の再開を検討しているとの発言。

アンドリュー・クルーグ氏は今年7月上旬より「アスク・ミー・エニシング(AMA)」と題し、毎週月曜日の午前中(日本時間月曜日深夜~火曜未明にかけて)にエージェントたちからのイングレスに関する各種の質問に答えるという企画を開催しており、既にご存じの方も多いと思います。
https://plus.google.com/collection/4K74JE
参考:アンドリュー・クルーグ氏によるアスク・ミー・エニシング(G+コレクション)、LYCAEUM NET INGRESSにも日本語訳が掲載されています

「ビハインド・ザ・スキャナー」はクルーグ氏が1年ほど前まで配信していたYoutubeの動画コンテンツで、イングレス界で注目されているエージェントや公式キャラクターをゲストに招き、インタビューをするものでした。2015年8月には ゲスト出演中のADAが突然シャットダウンされて通話不能に なったり、翌年1月には P.A.シャポーが新しいサイト「Investigate Ingress」の開設を告知 したりと、ストーリーに大きく関わってくる出来事もありました。
http://www.youtube.com/behindthescanner
参考:アンドリュー・クルーグ氏のビハインド・ザ・スキャナー(Youtubeチャンネル)

9月 6日 記憶の宮殿への旅
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170906-115052.html
アノマリー1日目の直後に行方不明となったミスティ・ハンナは依然として消息がつかめないままです。そんな中、ロサンゼルスのバーバンクでは9日、再び「記憶の宮殿」と題されたRPE(リモート・パーティシペーション・エクササイズ)が開催されます。現地には5月のキャンプ・ナヴァロでテクトゥルフ・モジュールを用いて構築された「トリックスター」のポータルも移設され、XM環境が活性化される中での本格的な実施となります。
P.A.シャポー、ミスティを発見することができなかったハンク・ジョンソンも現地へ向かい、当日起きることを共有すると予告しています。

9月 7日 ザ・マインドパレス
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170907-132907.html
ミスティ・ハンナのイメージ映像が公開されました。映っているのは7月にロサンゼルスで行われたマジックショーの映像、サンディエゴのコミック・コン2017に現れた際の映像、それにどこかの建物の長い廊下を走り抜けていく人物の映像が主で、その他にも過去に公開されたミスティに関する映像カットが差し込まれています。また全編を通してミスティが喋っているのは7月のマジックショー終盤で朗読した、サラ・ウィリアムズの「老いし天文学者 From The Old Astronomer (To His Pupil) 」だと思われます。
彼女は今どこにいるのでしょう?そしてイングレスにおける「記憶の宮殿」とは、いったいどんなものなのでしょうか?

9月 7日 ティコ・ブラーエについて
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170907-222107.html
アンドリュー・クルーグ氏が、自分がデンマークの天文学者ティコ・ブラーエに似ている、とつぶやいています(似てるかなあ??)。

ティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)の名は、昨日の映像でもミスティが朗読している「老いし天文学者」の冒頭部に登場します。英語表記を見ると、イングレス初期より謎めいたイラストレーターとして注目され、最近になってその正体がテクトゥルフであると判明した「タイコ(Tycho)」と同じ名であることがわかります。
これは偶然の一致なのか、タイコとティコ・ブラーエには何か関連があるのか、ミスティが何故この名が登場する詩を自身のショーで朗読したのか。そしてアンドリューがこのタイミングでこんな発言をしたのは全くの気まぐれなのでしょうか?全ては謎に包まれています。

9月 8日 記憶の宮殿を取り巻く陰謀
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170908-131316.html
P.A.シャポーに続き、先週の不可思議な動画以来行方がわからなかったハンク・ジョンソンもまた、バーバンクのRPEへの参加を表明しました。
ミスティ・ハンナは今回のアノマリーを利用してシェイパーあるいはナジアを自らの「記憶の宮殿」へと呼び寄せようとしているわけですが、もしそれが実現するのであれば、これはミスティや関係者のみならずあらゆる立場の人間にとって重要な事実となります。
ハンクが真っ先に挙げている司アキラはもちろん、13マグナスの指導者アコライト、アンチマグナスのリーダー・ヤーハン、各国のXM関連企業、そしてNIAやホワイトハウスにとっても。 そういった意味で、9日のバーバンクRPEは大きな注目を集めることになるイベントなのです。

サイトに掲載された画像は20世紀はじめに活躍したマジシャン、Howard Thurstonのマジックショーのポスター。ロックバンドPearl Jamのアルバムジャケットにも使用されたものです。

9月 9日 記憶の宮殿に立ち会え
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170909-140859.html
P.A.シャポーから、改めて今日ロサンゼルスのバーバンクで開催されるRPE(リモート・パーティシペーション・エクササイズ)に立ち会うとの告知がありました。イベントの様子はシャポーとハンクから各種SNSを通して配信されるとのこと(日本時間10日未明)。
この記事を書いている午前3時現在、既に現地にはキャンプ・ナヴァロからトリックスターのポータルが移設されたとの報告がありました( YutoRaion​ ありがとう!)。

ストーリーは今週末に大きな展開を迎えそうです…。

なお9日の投稿に掲載された画像は20世紀初頭に活躍したマジシャン、Claude Alexander Conlinのマジックショーのポスター。独特なファッションに身を包み、水晶玉や様々なスピリチュアル・アイテムを用いて人の心を読む「リーディング」で有名な人物でした。

#LycaeumWrapUp #ProjectLycaeum #Ingress


http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170908-131316.html

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