【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2017年8月25日~9月2日

【Lycaeum Wrap Up】ストーリーまとめ 2017年8月25日~9月2日
Itonaga Naohiro​ さんによる公式ストーリー日本語訳「Lycaeum. net」より、今週のまとめをお送りします。

前週末はじまった #13MagnusReawakens アノマリーではエンライテンドが優勢となり、ミスティの「記憶の宮殿」には現在のところシェイパーが引き寄せられていると考えられています。ところがここに来て、オーストラリアにいると目されているミスティの消息がわからなくなってしまったようです。彼女を助けようと現地へ向かったハンク・ジョンソンもまた連絡が途絶え、手がかりとなるのは今月9日に開催されるバーバンクのRPEであるように思われますが…。
またこれらの動きに合わせてIQテック・イーストの司アキラが新たな動きを始めています。彼女の注目はミスティだけでなく、XM検出車両であるNL-1331にも向けられているようです。

では、1日ずつ今週の流れを見ていきましょう。

8月25日 馴染みある者たち
http://ingress.lycaeum.net/2017/08/20170825-191449.html
先週ハンクが投稿したミスティの行動についての懸念に対し、P.A.シャポーが初めて自身の意見を述べました。どうやらシャポーとしてはハンクに全面的には賛同しかねる様子です。ミスティの「召喚」によって何が起こるかわからないという不安はハンクと同じように感じているようです。しかし彼女がやろうとしている事は新たな「パンドラの匣」を暴くことではなく、イングレスの歴史を通して誰もが暴いてきた様々なものが招いた危機から我々を「守る」ことではないか、シャポーはそのように考えているようです。
サイトに掲載された画像はJean Lang著「A Book of Myths(神話の本)」収録の「プロメテウスとパンドラ」に挿入されたHelen Strattonによる挿絵。
https://archive.org/details/bookofmyths00lang
参考リンク(英語):A book of myths : Lang, Jeanie, Mrs : Free Download & Streaming : Internet Archive

8月26日 サーティンマグナス・リアウェイクン・ブリスベン:ハンクの演説
http://ingress.lycaeum.net/2017/08/20170826-114331.html
いよいよ #13MagnusReawakens アノマリーが始まりました。オーストラリア・ブリスベンに向かったハンク・ジョンソンは、集結したエージェントたちを出迎えて自身の考えを語りました。彼はブリスベンでのアノマリーを見届けた後、オーストラリア西部の砂漠地帯へミスティを探しに向かうとのこと。

オーストラリア西部…つまり以前にも触れた通りハンクは、2015年にデヴラ・ボグダノヴィッチ博士が拉致されたヒューロン社のダークXM採掘場にミスティが向かっていると考えているようです。
http://ingress.lycaeum.net/2017/08/20170814-150023.html
2017/08/14 ハンク・ジョンソンが2015年にオーストラリアで起きた事件について振り返る。関連リンクあり

8月26日 アノマリーの開幕
http://ingress.lycaeum.net/2017/08/20170826-185339.html
アノマリー開幕に合わせ、P.A.シャポーがスコアボードを公開しました。シャポーは司アキラと共にアメリカ・ポートランドで戦況を見守っていました。

この日の時点ではENL5.5、RES3.5でエンライテンドが優勢という結果になりました。

8月29日 ミスティ・ハンナの消失
http://ingress.lycaeum.net/2017/08/20170829-055451.html
アノマリー1日目が終わり、P.A.シャポーから奇妙な情報がもたらされました。「 ミスティ・ハンナが消えた 」。既に知られているように、ハンク・ジョンソンはミスティを追ってオーストラリア西部へ向かったはずですし、彼女の能力に注目していた司アキラのが派遣した諜報員たちも現地へ向かっていましたが、誰も彼女を見つけられなかった、と。いったい彼女に何が起きたのでしょうか?

8月30日 オーストラリアからのノマド番外編
http://ingress.lycaeum.net/2017/08/20170830-123649.html
ハンク・ジョンソンの「ノマド番外編」と称するビデオが、P.A.シャポーにより公開されました。映像は破損していたため画質も音質もあまりはっきりしていません。先週のアノマリーについて触れているので撮影されたのは先週の日曜日ごろだと思われ、ミスティと視聴者に向けてこれからの行動を知らせるものでした。
ハンクは何故このビデオを公開しなかったのでしょうか?前日に「消えた」と噂されているミスティに、彼は会うことができたのでしょうか?

8月31日 記憶の宮殿のリモート・パーティシペーション・エクササイズ
http://ingress.lycaeum.net/2017/08/20170831-152832.html
P.A.シャポーの元に、未知の送信元から9月9日にバーバンクで開催されるRPEの参加登録フォームが送られてきたようです。
7月のキャンプ・ナヴァロで開催されたRPE(リモート・パーティシペーション・エクスペリメント)は今回リモート・パーティシペーション・ エクササイズ (遠隔参加 運動 )と表現が変わっていますが、実際に行われること──テーブルトーク・ロールプレイングゲームを通して異なる時空間に干渉する──は同じのようです。リンク先のフォームには「The Mind Palace RPE(記憶の宮殿のRPE)」とタイトルがあり、ナヴァロで行われたRPEとは内容(シナリオ)が異なるものであることが示唆されています。
9月9日のバーバンクにはナヴァロでテクトゥルフ・モジュールを利用して構築されたトリックスターのポータルも出現し、ナヴァロ同様のXM環境が整備されての開催となる見込みです。これは今週になって失踪したと目されているミスティ・ハンナを救出する試みなのでしょうか?それとも単なるナヴァロ・キャンプの追体験なのでしょうか…?

キャンプ・ナヴァロで開催されたRPEのシナリオは7月末に公開され、リュケイオン・メンバーの 後日明​ さんが翻訳をしてくださいました。
https://plus.google.com/114284643521684433094/posts/JPtEoFwA1FW
※テーブルトークRPGとしてはいわゆる「ネタバレ」となっておりますので、閲覧は自己責任で!

9月 1日 改善
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170901-141804.html
IQテック・イーストの司アキラが、元IQテック上司でホワイトハウス諜報機関仲介担当のアヴリル・ロラゾンに対し、先週に続いてアノマリー後の報告をしています。
既に知られている通り、アキラは先週のアノマリーでミスティ・ハンナの監視に諜報員を派遣し、自らはポートランドを訪れていました。その目的のひとつにこの時ポートランドに出現していたNL-1331の分析もあったようです。

ここで幾つか不明瞭な点があります。
肩書が示すとおり、アヴリル・ロラゾンは既にIQテックを退き、現在はホワイトハウスの所属となっています。元上司とはいえ、司アキラが彼に対して自身の活動を報告しているのは何故なのでしょう?

もうひとつには、NL-PRIMEをはじめとするNLシリーズの開発に司アキラが関与していたことはよく知られていますが、そのオリジナルであるNL-1331は元々NIA(国家情報局)管理下の車両でした。「啓示の夜」事件でローランド・ジャービスの遺体を搬送した際に大量のXM被曝を受け、以後神出鬼没の「動くポータル」となって世界中を走り続けています。
https://plus.google.com/+NianticProject/posts/QvzPQXjX9Lf
2014/04/29 NL1331のビデオ映像。NL1331はNIAから離反しNiantic Labsの指示で運行しているが、NIAはまだ権利を主張している。(English)

2014年頃にNIAと「イングレス」を配信しているナイアンティック・ラボとの間でこの車両の管轄権を巡って軋轢があったようなのですが、その後この車両はどこが管理しているのでしょうか…。

9月 2日 ノーベンバーリマ
http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170902-134816.html
昨日話題に上がったNL-1331について、P.A.シャポーからも言及がありました。NL-1331は先述の経緯によって生まれたXM検出車両で、その後の研究開発により幾つものシリーズ車両が生まれ、世界各地を走っています。

現在稼働中のNLシリーズは、オリジナルであるNL-1331(北アメリカ)、NL-1331e(欧州)、NL-PRIME(日本)、NL-1331p(フィリピン)、NL-1331m(マレーシア)の5台。
「NL」は「Niantic Labs」の略称だと言われており、時期を考えると現在イングレスの開発元とされているナイアンティック社ではなく、NIAが主導していた「ナイアンティック計画」を指していると考えられます。
別名である「ノーベンバーリマ」はフォネティック・コードと呼ばれるもので、無線通信などでアルファベットを正確に伝えるために制定された頭文字の規則です。Aはアルファ、Bはブラボー…という風に文字ごとにその頭文字を持つ単語が定められており、Nはノーベンバー(November)、Lはリマ(Lima)が割り当てられています。

#LycaeumWrapUp #ProjectLycaeum #Ingress


http://ingress.lycaeum.net/2017/09/20170902-134816.html

コメント

  1. NLシリーズにNL-1331m(マレーシア)が抜けていましたため、後から追記しました。

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