P.A. シャポー(P.A. Chapeau)

Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro

P.A. シャポー(P.A. Chapeau)
2017/07/25 14:59:27
こちらが先週金曜にミスティ・ハンナによって明かされた文書の断片だ。最初の断片は昨日紹介したね。

情報提供者によると、今週土曜の午後でロサンゼルスに再びミスティと出逢う機会があるかもしれない。引き続き詳細が明らかとなるのを待っていてくれ。

内容:

ヘンソン:よかろう。だが、その男は本物のタイコではなかった。タイコなるゴースト・アーティストは何十年にもわたってコミック業界やアニメーション業界で用いられてきた。長年にわたってだ。ひとりの人物のキャリアにしては長すぎるものだ。我々は単独の人物と扱ってはいない。

フィリップス:それは確かなことです。

ヘンソン:それでは何がわかっているのか?カルビン、ワラタやマリー・セレステ、あるいは他の研究に参加したなかにタイコなる人物はいたのか?

カルビン:いたな。だが、君の考えるようなものではないぞ。

ヘンソン:続けたまえ。

カルビン:我々はタイコを観察しているものと考えていたが、それは間違いだった。タイコが我々を観察していた、あるいは我々に伝えようとしていたのさ。

ヘンソン:どういうことかわからないな。

カルビン:当時の我々にはどちらもわからなかった。我々はタイコが「ひとりの男」ではないとはわかっていたし、数多く出没する人物のひとりとはわかっていたが、その実態を知りはしなかったわけだ。諜報活動の一種か、あるいは秘密結社の可能性すらあると考えていたが、今では明らかになろうとしている。タイコとはテクトゥルフなのだとね。

ヘンソン:なんだと?それでは、国家情報局は三百年も以前からわかっていたことを調査しようとしていたのか?

フィリップス:遺憾ながら、ショー。あなたの所有する記録が我々と同等のものであるならば、それはあなたが考えている以上によくあることなのです。思い出していただきたいのですが、我々は調査したもののほんの一部しか理解し得てはいないのです。それでも我々は調査を進め記録に残していかねばなりません。それが使命だからです。

カルビン:考え得る最善の仮説は、世界各地から集められた人工物でタイコが生み出されたということだ。

ヘンソン:その場合、誰ということになるんだ?

カルビン:ナイアンティック号乗客だろうな。北上の途でエル・ジュピターの近辺に停泊している。おそらくは国家情報局の指示でね、実際のところは国務省を介して行われたものだろうな。

P.A. シャポー
http://investigate.ingress.com/2017/07/24/the-history-of-tycho-part-ii/

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