Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro
P.A. シャポー(P.A. Chapeau)
2017/07/11 07:24:24
最近のことだが、新たに二種類のバリアントから成るポータルMOD、伊藤園トランスミューターのことが囁かれていた。初めてその名が表沙汰となったのはエージェント・オリンピアードの混乱に乗じてのことだったが、その後も明らかになっていることは然程多くはなかった。
IQテック・リサーチ社とIQテック・イースト社のによって作成された極秘資料の1枚を手にいれたよ。この「ホワイトペーパー」とやらは二種類のバリアントから成るこの伊藤園トランスミューターがどのようにして開発されたかを明らかにするとともに、オリバー・リントン=ウルフ博士の「モイヤー・テクトゥルフ」やカリフォルニア州ナヴァッロで行われた所謂「ポータル・ルミナンス・プロジェクト」に関しても興味深い新事実を提示するものだった。
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ホワイトペーパー
2017年06月
伊藤園トランスミューター:エックスエムの隠された特性を活性化する
テクトゥルフの研究とエックスエム・スピンの発見
2016年の末にオリバー・リントン=ウルフ博士は、テクトゥルフと呼ばれるエックスエム・インターフェイス端末を開発した。その開発は、イギリスの諜報機関にも関わりのあった物理学者のナイジェル・モイヤーの何十年にも及ぶ研究を礎にして行われたものだった。「モイヤー・テクトゥルフ」は不安定であり、そのポテンシャルが十分を発揮することなく、ビアノワールでエージェントの手によって破壊されることとなった。その残骸はHAZDATAによって解析を進めるべく国家情報局の差し金でナイアンティック研究施設へと移送されることとなり、IQテック・リサーチ社は難なくその解析結果を入手し得ていた。
テクトゥルフ・デバイスは製作者の潜在意識を反映した何かしらの発現を見せると想定されていたが、そのメカニズムは不明のままだった。更なる調査を進めるべくモイヤー・テクトゥルフはモジュール化が施され、サーティンマグナス・リアウェイクンにおいてエージェントへ提供されたのである。それを手にしたエージェントは「ポータル・ルミナンス・プロジェクト」においてエックスエム基盤との融合を目的に「テクトゥルフ・モジュール」による芸術作品の製作が課されたのだ。
その後の発見は画期的なもので、伊藤園トランスミューターの開発が進められることとなった。「スピン」の量子構造は解明されていたもののエキゾチックマターとの相関は不明のままだったが、「ポータル・ルミナンス・プロジェクト」から得られたデータはテクトゥルフ・デバイスはエックスエム・スピンを利用して形状を変容させていることを指し示していた。
伊藤園との提携と伊藤園トランスミューターの開発
合衆国と日本におけるIQテック社屈指の研究者たちには速やかなエックスエム・スピンの解明が課せられた。こうしてIQテック・イースト社の所長である司アキラは、ともにその開発を進める相手と検証に相応しいポータルサブネットワークの探究を開始したのである。
提携の相手が伊藤園となったのは当然の帰結だ。何かを活性化させ、変化させ得るエックスエムに伊藤園は関心を示し続けていたし、その保有するポータルサブネットワークは日本全土を網羅していた。IQテック社の研究に求められるあらゆるリソースを提供し得たのが伊藤園だったのだ。
エックスエムの「アップ」スピンと「ダウン」スピンを用いた伊藤園トランスミューターは、史上初のバリアント(変種)を備えたポータルMODであり、複数の機能を備えている。「アップ・バリアント(+)」は、レゾネーターやシールドといった防御と構築に用いられるエックスエム・オブジェクトのポータル・ハック出力を変化させ、「ダウン・バリアント(-)」は、バースターといった攻撃に用いられるエックスエム・オブジェクトのポータル・ハック出力を変化させる。他のエックスエム・スピンに関しては、引き続き研究が進められている。
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情報提供者によると、伊藤園トランスミューターは既にポータルネットワーク上に解き放たれているかもしれないとのことだ。
P.A. シャポー
http://investigate.ingress.com/2017/07/10/the-ito-en-transmuter/
P.A. シャポー(P.A. Chapeau)
2017/07/11 07:24:24
最近のことだが、新たに二種類のバリアントから成るポータルMOD、伊藤園トランスミューターのことが囁かれていた。初めてその名が表沙汰となったのはエージェント・オリンピアードの混乱に乗じてのことだったが、その後も明らかになっていることは然程多くはなかった。
IQテック・リサーチ社とIQテック・イースト社のによって作成された極秘資料の1枚を手にいれたよ。この「ホワイトペーパー」とやらは二種類のバリアントから成るこの伊藤園トランスミューターがどのようにして開発されたかを明らかにするとともに、オリバー・リントン=ウルフ博士の「モイヤー・テクトゥルフ」やカリフォルニア州ナヴァッロで行われた所謂「ポータル・ルミナンス・プロジェクト」に関しても興味深い新事実を提示するものだった。
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ホワイトペーパー
2017年06月
伊藤園トランスミューター:エックスエムの隠された特性を活性化する
テクトゥルフの研究とエックスエム・スピンの発見
2016年の末にオリバー・リントン=ウルフ博士は、テクトゥルフと呼ばれるエックスエム・インターフェイス端末を開発した。その開発は、イギリスの諜報機関にも関わりのあった物理学者のナイジェル・モイヤーの何十年にも及ぶ研究を礎にして行われたものだった。「モイヤー・テクトゥルフ」は不安定であり、そのポテンシャルが十分を発揮することなく、ビアノワールでエージェントの手によって破壊されることとなった。その残骸はHAZDATAによって解析を進めるべく国家情報局の差し金でナイアンティック研究施設へと移送されることとなり、IQテック・リサーチ社は難なくその解析結果を入手し得ていた。
テクトゥルフ・デバイスは製作者の潜在意識を反映した何かしらの発現を見せると想定されていたが、そのメカニズムは不明のままだった。更なる調査を進めるべくモイヤー・テクトゥルフはモジュール化が施され、サーティンマグナス・リアウェイクンにおいてエージェントへ提供されたのである。それを手にしたエージェントは「ポータル・ルミナンス・プロジェクト」においてエックスエム基盤との融合を目的に「テクトゥルフ・モジュール」による芸術作品の製作が課されたのだ。
その後の発見は画期的なもので、伊藤園トランスミューターの開発が進められることとなった。「スピン」の量子構造は解明されていたもののエキゾチックマターとの相関は不明のままだったが、「ポータル・ルミナンス・プロジェクト」から得られたデータはテクトゥルフ・デバイスはエックスエム・スピンを利用して形状を変容させていることを指し示していた。
伊藤園との提携と伊藤園トランスミューターの開発
合衆国と日本におけるIQテック社屈指の研究者たちには速やかなエックスエム・スピンの解明が課せられた。こうしてIQテック・イースト社の所長である司アキラは、ともにその開発を進める相手と検証に相応しいポータルサブネットワークの探究を開始したのである。
提携の相手が伊藤園となったのは当然の帰結だ。何かを活性化させ、変化させ得るエックスエムに伊藤園は関心を示し続けていたし、その保有するポータルサブネットワークは日本全土を網羅していた。IQテック社の研究に求められるあらゆるリソースを提供し得たのが伊藤園だったのだ。
エックスエムの「アップ」スピンと「ダウン」スピンを用いた伊藤園トランスミューターは、史上初のバリアント(変種)を備えたポータルMODであり、複数の機能を備えている。「アップ・バリアント(+)」は、レゾネーターやシールドといった防御と構築に用いられるエックスエム・オブジェクトのポータル・ハック出力を変化させ、「ダウン・バリアント(-)」は、バースターといった攻撃に用いられるエックスエム・オブジェクトのポータル・ハック出力を変化させる。他のエックスエム・スピンに関しては、引き続き研究が進められている。
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情報提供者によると、伊藤園トランスミューターは既にポータルネットワーク上に解き放たれているかもしれないとのことだ。
P.A. シャポー
http://investigate.ingress.com/2017/07/10/the-ito-en-transmuter/
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