【解説】ナイアンティック研究者たちに何が起こっているのか【情報整理】

【解説】ナイアンティック研究者たちに何が起こっているのか【情報整理】
このチャットログは7月3日に公開されたチャットログ( https://plus.google.com/+NaohiroItonaga/posts/GJANd7JWNeM )の続きと思われます。
若干話が前後しているので、少し経緯を整理してみましょう。

この話のそもそもの発端は今年2月~3月に発生したグローバルシャード #FateOfThe13 にあります。
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/fNUvEzZ2ayi
グローバルシャード~マグナス再編への概要と解説

エンライテンドの圧勝となったシャード戦の結果を受け、カルヴィンがアバドンで構築したナイアンティック・マグナスはエンライテンドの権限により再編成されることになりました。

https://plus.google.com/+NaohiroItonaga/posts/QjRafMp9Nsh
(06/16) オペレーション・エセックス:マグナス再編成審議への経緯と、意見募集
https://plus.google.com/+NaohiroItonaga/posts/Fdcpc51giWt
(06/16) ナヴァロ・オムニシェントチーム(Viridcascadia)より、ナイアンティック研究者本人たちへの意向聞き取り

様々な意見が交わされたであろう長い審議の結果、エンライテンドが権限を持たないオリバー・リントン・ウルフ博士、すでに還るべき肉体を失っているローランド・ジャービスを除く11名の研究員たちは 「解放」──マグナスのアーキタイプから外される こととなりました。

https://plus.google.com/+NaohiroItonaga/posts/6VNSgPn2rGa
(06/20) 審議の結果とその理由についての発表をP.A.シャポーが紹介

エンライテンドがこの審議に入ったのと、ナイアンティック研究者たちが一斉に何者かの着信を受けてチャットを開始したのがほぼ同時期であった、とのことなので、冒頭のログは6月上旬~中旬ごろの出来事ということになります。

つまりこれは「ちょっと前の話」なんですが、シャポーは既に情報を得ていたにも関わらず、最近まで何らかの理由で公開を控えていたようなのです。
https://plus.google.com/+NaohiroItonaga/posts/67CCPyvUdeT
(07/01) NIA臨時局長ジェイ・フィリップスの報告より
>リチャード・ローブが元構成員たちのやりとりを知り得ていることはわかっているものの、国家情報局では得られていません。このような情報を公表せずにいる思惑は量りかねます。

まぁなんとなく理由はわかる気がしますが 現実と物語はまだ連動しています。私たちは既にエンライテンドの結論を知っていますが、彼らはまだ知りません。
そしてこの決断により、彼らは肉体に戻り人間として再び生きられるのか、あるいは別の結末が待っているのか、新しいマグナスは誰が引き継ぐのか ──それはまだ誰もが知らないことです。

「Fate of the 13(13人の運命)」を注意深く見守りましょう。

#ProjectLycaeum #ingress


Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro

P.A. シャポー(P.A. Chapeau)
2017/07/05 18:33:49
私が昨日照会した量子世界における因果や運命に関する最新情報は、諸君には奇遇や気まぐれの結果と見えたことだろう。

そうではないのだ。

私がこの奇妙なるやりとりを見つけたのは、エンライテンドが選択に最善を求めて昼夜を問わず取り組んでいたときのことだ。彼らの意向や希望に配慮して、そのやりとりに加わることは差し控えた。公表するよりも前にこのやりとりを目にしていればエンライテンドの判断に変化が生じていたかはわからないが、マグナス前構成員の誰もが大海にあらぬ波頭に立っていることを実感していた、それは未知なるものを知ることであり、理解の限界を超えたものであった。

望むと望まざるとに関わらず、私も彼らもその時間的な非同調を妨げないことを選択したわけだ。

内容

カルビン:より信頼のおける手段を講じるべきだ。

シューベルト:何かを聞き逃したなら、明日にでも記録を確認すればいいことだ。

ライトマン:君と出会う以前の頃が懐かしいよ、マーティン。

ボグダノヴィッチ:私たちにわかっていることは何かしら?

カルビン:エンライテンドは様々な計画を進めているよ。我々の扱いを公衆に問おうともしている。

ハンナ:それは昨日も交わしたやりとりに思えるわ。

クレーゼ:奇妙なことだが、今回ばかりは君の言わんとしていることが私にもわかるな。

シューベルト:すまないが、合理的に考えることのできる者に説明してやってくれ。

ジョンソン:ハンナが言わんとしているのは、それは既に起きたことだということさ。我々はまだ体験こそしていないだけだな。

ダルビー:デジャヴか?

キャンベル:既体験感というやつね。でも、それとは何かが違うように思えるわ。

ボグダノヴィッチ:自問してみなさい、マーティン。感じないかしら、今このとき、つながりを失っていると。

ジョンソン:説明し難いことだということはわかっているさ。だが、私もそう感じるよ。エンライテンドはこの先の未来を知りはしないだろうが、彼らはとっくに引き起こしてしまっているのさ。そして我々はその流れに乗ってしまっている。

ハンナ:私は自由よ、それはわかっているわ。マグナスはもはや私の一部を成してはいない。

ライトマン:私もだ。まるで順序が逆じゃないか。奇妙なことだな。

カルビン:私も同様のことを感じ取っているな。

ジョンソン:船に乗る者はいないということか?

[沈黙]

シューベルト:我々は全員わかっているようだな。答えていない者はどうなんだ?

カルビン:おお、神よ。私は今やひとりの知識人に過ぎぬ。大勢のひとりであって、13名の内にはあらずだよ。今このとき、この場に居合わせぬ者は我々と別の道を歩まんとしていることは感じているが、それを証明する手立てはない。奇異なことだよ。

ライトマン:面白いな。エンライテンドが我々に問うてきたときは何と答えようか。

ジョンソン:これはリモート・パーティシペーションの一種なのだろうか。

カルビン:このマグナスは干渉から生じたものだ。私自身のね。記憶にはないが、後悔は感じているよ。

ボグダノヴィッチ:何が言いたいのかしら?

ナガッサ:時の流れがここを過去にしてしまったのだとしたら...

ダルビー:間奏を唄っている間に曲の出だしが変わっているかもね。

シューベルト:そのような前提は馬鹿げている。だが、私は計画を台無しにするような男になるつもりはないさ。最後に望むとすれば、それは第二のカルビンとなることだ。

P.A. シャポー
http://investigate.ingress.com/2017/07/05/none-of-thirteen/

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