【補足】記憶の宮殿【豆知識】

【補足】記憶の宮殿【豆知識】
「記憶の宮殿(Memory Palace)」とは古くから伝わる記憶術のひとつ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E6%86%B6%E8%A1%93
記憶術 - Wikipedia 「記憶術の例:場所法」の項目を参照

場所に関連する記憶は残りやすいという性質を利用して、覚えたい事柄を場所と関連付けていく手法のひとつです。
具体的には脳内にひとつの、内部構造を充分把握した建物(じゃなくてもいいんですが)──自分の実家や子供の頃によく遊んだ場所など──をイメージし、そこに後で思い出したいものがすぐ思い出せるようなシンボルを脳内で配置していく、というような感じです。
映画「羊たちの沈黙」に登場したハンニバル・レクター博士は幼少の頃からこの方法を身につけていたと言われていますね。

エドガー・アラン・ライト博士はこの「記憶の宮殿」として脳内に構築していると思っていたものは、実はアノマラスゾーンのどこかに実際に存在するのではないか、と言っています。
ポータル・ネットワーク内のどこかにあるとされる アルティメット ──シェイパーやジャービスも今はそこにいるという、アカシック・レコードのようなもの──には、世界中の人々が作り上げた「記憶の宮殿」が集まった街があるのかも知れません。

#ProjectLycaeum #ingress


Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro

エドガー・アラン・ライト(Edgar Allan Wright)
2017/07/08 23:28:40
諸君が昨日行ってくれた研究成果はいつも通り非常に印象的なものだった。本日は少々違った話だが、その繋がりがわかるのも近々のことだろう。私が自らの精神を組み立て直していたときのことだが、キケロの提唱した記憶の宮殿を構築するという古の手法へ目を向けたことがある。ものごとの整理整頓に役立つものであり、混乱のうちに秩序を生み出すためのものだ。心に作り出したものごとを適宜関連付けるためのものであり、現実を構築するためのものだ。

我が記憶の宮殿は包括的なものだが、常に拡張をみている。その内にある部屋の多くはアノマラスエリア、あるいは少なくともアノマラスエリアから私が生み出したものだ。ありふれし日常もありはするがね。

そして、記憶の宮殿を構築することはリモート・パーティシペーションと違いはないと私は認識している。ここで疑問が生じるのだ。記憶の宮殿とは、実際には辿り着けぬ実在の場所なのだろうか。それを考え描けば、実在するのだろうか。そしてあたかも博物館のように他の人々が訪れ、それを持ち去ることもできてしまうものなのだろうか。

コメント