【原点にして】ナイアンティック・ラボとは【最大の謎】
いよいよ今週末に迫ったキャンプ・イベント「 13マグナス・リアウェイクン #13MagnusReawaken 」。これまでのアノマリーやミッション・デイなどとは全く違うタイプのイベントで、イングレスを古くから知るエージェントたちにも一体何が起こるのか予想もできません。
(イベント公式スプラッシュ) https://13magnusreawakens.splashthat.com/
北カリフォルニアのナヴァッロにおいて3日間のキャンプを行い、参加エージェントたちは13のチームに分けられ、独自のポータルを構築します。しかしその目的は未だ明らかになっていません。
このページの最後には ナイアンティック社を表す気球のロゴマーク が記載されています。これはナイアンティック主催のイベントだということですね。
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/RkRsyy35jev
…まぁ、イングレスの公式イベントですので当たり前…のように見えますが、彼らは実在企業でありながらストーリーの中でも重要な役割を持つ団体なのです。
ナイアンティック社(Niantic Inc.)はかつて「ナイアンティック・ラボ(Niantic Labs.)」と名乗っており、Googleからの独立時に現在の名称に変わりました。このことは多くのエージェントの知るところでしょう。
イングレス・ストーリー内においては「啓示の夜」事件の少し前、CERNのナイアンティック計画研究施設から漏洩したXM調査用アプリ(通称スキャナー)を、「Ingress」という名のゲームとしてGoogleのPlayストアに登録した謎の団体として初めて登場します。
http://ingress.lycaeum.net/2012/11/20121115-0019xv-chat.html
※ストーリー上で明確に「ナイアンティック・ラボ」の名称が登場するのはもう少し後のことになりますが、Playストア上の開発者名、そしてアクセスコードを得るための連絡先となったブランドン・バジャー氏 Brandon Badger のプロフィールにより、当時からその名を知ることができました。
http://ingress.lycaeum.net/2012/11/20121117-000000-chapeau.html
CERNのナイアンティック計画を管轄するNIA(国家情報局)は、圧力をかけて隠滅することで逆にNIAやXM研究の存在が明るみになることを恐れ、またゲームで遊んでいると信じている世界中のプレイヤーからNIAサーバーへ送られてくるデータには多大な価値があると考え、あくまで「 それはただのゲームである 」として静観することにしたのです。
その後もアプリのバージョンアップやゲームを利用した各種イベントの主催など、ナイアンティック・ラボは表向きは通常のゲーム会社と何ら変わらない活動を続けていきます。
[NL1331に対する管轄権の主張]
初期の気になる動きとしては、2014年のリカージョン・アノマリー頃からナイアンティック・ラボはNIAの輸送用車両であったはずの #NL1331 についての目撃情報を求めています。
(English) https://plus.google.com/+NianticProject/posts/bs2KcUSN2tH
NL1331と言えば黒塗りのワンボックスカーで世界中を走り回る神出鬼没の「動くポータル」として知られていますが、「啓示の夜」事件の折に射殺されたジャービスの遺体搬送に使用され、その際に大量のXM被爆を受けたのがその由来とされています。この車両の管轄権をめぐり、この頃にNIAとナイアンティック・ラボの間でなにか軋轢があったようです。
(English) https://plus.google.com/+NianticProject/posts/QvzPQXjX9Lf
2014/04/29 NL1331のビデオ映像、最後の方に謎の袋を投棄するシーンがある。NL1331はNIAから離反しNiantic Labsの指示で運行しているが、NIAはまだ権利を主張している。
NL1331についても様々な情報があり現在調査中です。詳しいことがわかりましたらまた報告したいと思います。
[インベスティゲイター達とのつながり]
イングレスのストーリーは全編を通して「漏洩」という形で、主にP.A.シャポー H. Richard Loeb によって語られてきましたが、2016年1月以降の情報を彼が公開しているのが「 Investigate: Ingress 」というWebサイトです。
(English) http://investigate.ingress.com
このサイト開設にあたり本人に次いでエージェントにその存在を紹介したのは、ナイアンティック社──かつての「ナイアンティック・ラボ」でした。
(Youtube) https://youtu.be/MQRHOAVrPjE?t=23m44s
2016/01/28 シャポー本人より「Investigate: Ingress」の発表
http://ingress.lycaeum.net/2016/01/20160131-000010-ingress.html
2016/01/31 イングレス公式より「Investigate: Ingress」開設の告知
サイトのURLを見るとわかりますが「investigate.」は「ingress.com」のサブドメインであり、アドレスバーからこの部分を削除するとナイアンティック社の「Ingress」公式サイトが表示されます。つまり 「Investigate Ingress」はナイアンティック社のドメインを使用して公開されている のです。
通常サブドメインというのはハッキング等の不正行為で取得されることはあまりなく、あったとしても管理者が見つければ削除することができ、発覚までのごく短期間しか使えないため、不正に利用しているというわけではなさそうです。
このことから、シャポーはナイアンティック社と何らかの協力関係にあり、内部の人間ともつながりがあると考えられます。
また昨年夏までスザンナ・モイヤーによりYoutubeで公開されてきた「 イングレス・レポート 」も、動画をアップロードしているアカウントはIngress公式のものとなっており、同じアカウントがアップロードした動画にはIngressの公式トレーラーなどが見つかります。制作にあたっていたスザンナもまたナイアンティック社と何らかの協力関係があったと考えられます。
[ナイアンティック・ラボの立場と目的]
これらの事実から、 ナイアンティック・ラボはNIAと敵対する立場にある、もしくはナイアンティック計画の秘密を暴こうとするインベスティゲイターたちをバックアップする立場にいるらしい ことがわかります。
CEOであるジョン・ハンケ氏をはじめとするスタッフはそれぞれにエージェント・アカウントを持ち、レジスタンスまたはエンライテンドの1エージェントとしても活動していますが、イベントの開催やスキャナーアプリのバージョンアップは概ね両陣営に対し公平に行われており、 どちらかの陣営に属した組織ではない ようです。
しかしながらその本当の目的は依然明らかにされておらず、一部には一連の漏洩情報や技術を利用した陰謀論までささやかれています。これもまた真偽ははっきりしないものです。
http://ingress.lycaeum.net/2017/01/20170117-203506.html
2017/01/17 ハンク・ジョンソンが旅の途中で出会った人物からナイアンティック・ラボの陰謀について聞く
[13マグナス・リアウェイクン]
こういった経緯を踏まえて今回開催される「13マグナス・リアウェイクン」を追ってみると、これが ただのエージェント交流イベントではない ことがわかってきます。
今回最大の目玉となる人工ポータルの構築「 ポータル・ルミナンス・プロジェクト(PLP) 」に参加するチームはナイアンティック・ラボを含め 13チーム あり、それぞれにアーキタイプ──かつてはジャービスやデヴラ達、ナイアンティック計画メンバーに割り当てられていた、マグナスを構成する役割──が割り当てられました。
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/d9AFwa8X4ZJ
イベントの公式スプラッシュページには、アコライトのものと思われるメッセージが寄せられています。ViaNoirアノマリーで勝利したエンライテンドを率いるアコライトは、オリバー博士の研究施設から「テクトゥルフ」に関する重要な情報や資産を得た可能性があります。
PLP参加チームに今回配布される「 テクトゥルフ・モジュール 」はそれを元に作られたと見られており、今回のイベントにはアコライトも深く関わっていることが示唆されています。
http://ingress.lycaeum.net/2017/04/20170404-1448.html
テクトゥルフ・モジュールについて・1
http://ingress.lycaeum.net/2017/04/20170407-134547.html
テクトゥルフ・モジュールについて・2
おそらくアコライトの目的は 13マグナス(とテクトゥルフ)の再構築 であることはほとんど自明ですが、ナイアンティック・ラボは何故これを支援するような動きを見せているのでしょうか。
そして敵対勢力であるアンチ・マグナスのリーダーである ヤーハンがここまでに何も動きを見せていない のは非常に奇妙なことですが、何らかの隠れた目論見があるのでしょうか。
またPLPと同時進行で、期間中には「 RPG(ロール・プレイング・ゲーム) 」と呼ばれている謎の催しもあるようです。Investigate.Ingressにもエントリーシートが公開されていますが、詳細は不明。
http://ingress.lycaeum.net/2017/04/20170414-174235.html
RPGというと「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などのビデオゲームを連想しますが、どうやらこれはコンピュータ・ゲームが普及する以前に流行していた TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム) に近いもののようだと噂されていますが、こちらについての情報はまだほとんど掴めていません。
当日の会場には、
旧13マグナスの後継者である ハンク・ジョンソン 、ナイアンティック・ラボと協力関係にあると見られる P.A.シャポー 、その目的や利害は不明ながら、やはり一連の事件を追う コダマ・スマイルズ が現れることがわかっています。彼らの目的は何で、当日そこで何をしようというのでしょうか。
その日、そこで何が起こるというのでしょうか。
#ProjectLycaeum #ingress
https://13magnusreawakens.splashthat.com/
いよいよ今週末に迫ったキャンプ・イベント「 13マグナス・リアウェイクン #13MagnusReawaken 」。これまでのアノマリーやミッション・デイなどとは全く違うタイプのイベントで、イングレスを古くから知るエージェントたちにも一体何が起こるのか予想もできません。
(イベント公式スプラッシュ) https://13magnusreawakens.splashthat.com/
北カリフォルニアのナヴァッロにおいて3日間のキャンプを行い、参加エージェントたちは13のチームに分けられ、独自のポータルを構築します。しかしその目的は未だ明らかになっていません。
このページの最後には ナイアンティック社を表す気球のロゴマーク が記載されています。これはナイアンティック主催のイベントだということですね。
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/RkRsyy35jev
…まぁ、イングレスの公式イベントですので当たり前…のように見えますが、彼らは実在企業でありながらストーリーの中でも重要な役割を持つ団体なのです。
ナイアンティック社(Niantic Inc.)はかつて「ナイアンティック・ラボ(Niantic Labs.)」と名乗っており、Googleからの独立時に現在の名称に変わりました。このことは多くのエージェントの知るところでしょう。
イングレス・ストーリー内においては「啓示の夜」事件の少し前、CERNのナイアンティック計画研究施設から漏洩したXM調査用アプリ(通称スキャナー)を、「Ingress」という名のゲームとしてGoogleのPlayストアに登録した謎の団体として初めて登場します。
http://ingress.lycaeum.net/2012/11/20121115-0019xv-chat.html
※ストーリー上で明確に「ナイアンティック・ラボ」の名称が登場するのはもう少し後のことになりますが、Playストア上の開発者名、そしてアクセスコードを得るための連絡先となったブランドン・バジャー氏 Brandon Badger のプロフィールにより、当時からその名を知ることができました。
http://ingress.lycaeum.net/2012/11/20121117-000000-chapeau.html
CERNのナイアンティック計画を管轄するNIA(国家情報局)は、圧力をかけて隠滅することで逆にNIAやXM研究の存在が明るみになることを恐れ、またゲームで遊んでいると信じている世界中のプレイヤーからNIAサーバーへ送られてくるデータには多大な価値があると考え、あくまで「 それはただのゲームである 」として静観することにしたのです。
その後もアプリのバージョンアップやゲームを利用した各種イベントの主催など、ナイアンティック・ラボは表向きは通常のゲーム会社と何ら変わらない活動を続けていきます。
[NL1331に対する管轄権の主張]
初期の気になる動きとしては、2014年のリカージョン・アノマリー頃からナイアンティック・ラボはNIAの輸送用車両であったはずの #NL1331 についての目撃情報を求めています。
(English) https://plus.google.com/+NianticProject/posts/bs2KcUSN2tH
NL1331と言えば黒塗りのワンボックスカーで世界中を走り回る神出鬼没の「動くポータル」として知られていますが、「啓示の夜」事件の折に射殺されたジャービスの遺体搬送に使用され、その際に大量のXM被爆を受けたのがその由来とされています。この車両の管轄権をめぐり、この頃にNIAとナイアンティック・ラボの間でなにか軋轢があったようです。
(English) https://plus.google.com/+NianticProject/posts/QvzPQXjX9Lf
2014/04/29 NL1331のビデオ映像、最後の方に謎の袋を投棄するシーンがある。NL1331はNIAから離反しNiantic Labsの指示で運行しているが、NIAはまだ権利を主張している。
NL1331についても様々な情報があり現在調査中です。詳しいことがわかりましたらまた報告したいと思います。
[インベスティゲイター達とのつながり]
イングレスのストーリーは全編を通して「漏洩」という形で、主にP.A.シャポー H. Richard Loeb によって語られてきましたが、2016年1月以降の情報を彼が公開しているのが「 Investigate: Ingress 」というWebサイトです。
(English) http://investigate.ingress.com
このサイト開設にあたり本人に次いでエージェントにその存在を紹介したのは、ナイアンティック社──かつての「ナイアンティック・ラボ」でした。
(Youtube) https://youtu.be/MQRHOAVrPjE?t=23m44s
2016/01/28 シャポー本人より「Investigate: Ingress」の発表
http://ingress.lycaeum.net/2016/01/20160131-000010-ingress.html
2016/01/31 イングレス公式より「Investigate: Ingress」開設の告知
サイトのURLを見るとわかりますが「investigate.」は「ingress.com」のサブドメインであり、アドレスバーからこの部分を削除するとナイアンティック社の「Ingress」公式サイトが表示されます。つまり 「Investigate Ingress」はナイアンティック社のドメインを使用して公開されている のです。
通常サブドメインというのはハッキング等の不正行為で取得されることはあまりなく、あったとしても管理者が見つければ削除することができ、発覚までのごく短期間しか使えないため、不正に利用しているというわけではなさそうです。
このことから、シャポーはナイアンティック社と何らかの協力関係にあり、内部の人間ともつながりがあると考えられます。
また昨年夏までスザンナ・モイヤーによりYoutubeで公開されてきた「 イングレス・レポート 」も、動画をアップロードしているアカウントはIngress公式のものとなっており、同じアカウントがアップロードした動画にはIngressの公式トレーラーなどが見つかります。制作にあたっていたスザンナもまたナイアンティック社と何らかの協力関係があったと考えられます。
[ナイアンティック・ラボの立場と目的]
これらの事実から、 ナイアンティック・ラボはNIAと敵対する立場にある、もしくはナイアンティック計画の秘密を暴こうとするインベスティゲイターたちをバックアップする立場にいるらしい ことがわかります。
CEOであるジョン・ハンケ氏をはじめとするスタッフはそれぞれにエージェント・アカウントを持ち、レジスタンスまたはエンライテンドの1エージェントとしても活動していますが、イベントの開催やスキャナーアプリのバージョンアップは概ね両陣営に対し公平に行われており、 どちらかの陣営に属した組織ではない ようです。
しかしながらその本当の目的は依然明らかにされておらず、一部には一連の漏洩情報や技術を利用した陰謀論までささやかれています。これもまた真偽ははっきりしないものです。
http://ingress.lycaeum.net/2017/01/20170117-203506.html
2017/01/17 ハンク・ジョンソンが旅の途中で出会った人物からナイアンティック・ラボの陰謀について聞く
[13マグナス・リアウェイクン]
こういった経緯を踏まえて今回開催される「13マグナス・リアウェイクン」を追ってみると、これが ただのエージェント交流イベントではない ことがわかってきます。
今回最大の目玉となる人工ポータルの構築「 ポータル・ルミナンス・プロジェクト(PLP) 」に参加するチームはナイアンティック・ラボを含め 13チーム あり、それぞれにアーキタイプ──かつてはジャービスやデヴラ達、ナイアンティック計画メンバーに割り当てられていた、マグナスを構成する役割──が割り当てられました。
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/d9AFwa8X4ZJ
イベントの公式スプラッシュページには、アコライトのものと思われるメッセージが寄せられています。ViaNoirアノマリーで勝利したエンライテンドを率いるアコライトは、オリバー博士の研究施設から「テクトゥルフ」に関する重要な情報や資産を得た可能性があります。
PLP参加チームに今回配布される「 テクトゥルフ・モジュール 」はそれを元に作られたと見られており、今回のイベントにはアコライトも深く関わっていることが示唆されています。
http://ingress.lycaeum.net/2017/04/20170404-1448.html
テクトゥルフ・モジュールについて・1
http://ingress.lycaeum.net/2017/04/20170407-134547.html
テクトゥルフ・モジュールについて・2
おそらくアコライトの目的は 13マグナス(とテクトゥルフ)の再構築 であることはほとんど自明ですが、ナイアンティック・ラボは何故これを支援するような動きを見せているのでしょうか。
そして敵対勢力であるアンチ・マグナスのリーダーである ヤーハンがここまでに何も動きを見せていない のは非常に奇妙なことですが、何らかの隠れた目論見があるのでしょうか。
またPLPと同時進行で、期間中には「 RPG(ロール・プレイング・ゲーム) 」と呼ばれている謎の催しもあるようです。Investigate.Ingressにもエントリーシートが公開されていますが、詳細は不明。
http://ingress.lycaeum.net/2017/04/20170414-174235.html
RPGというと「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」などのビデオゲームを連想しますが、どうやらこれはコンピュータ・ゲームが普及する以前に流行していた TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム) に近いもののようだと噂されていますが、こちらについての情報はまだほとんど掴めていません。
当日の会場には、
旧13マグナスの後継者である ハンク・ジョンソン 、ナイアンティック・ラボと協力関係にあると見られる P.A.シャポー 、その目的や利害は不明ながら、やはり一連の事件を追う コダマ・スマイルズ が現れることがわかっています。彼らの目的は何で、当日そこで何をしようというのでしょうか。
その日、そこで何が起こるというのでしょうか。
#ProjectLycaeum #ingress
https://13magnusreawakens.splashthat.com/
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