【解説】アマツヤ・ラキシュ Amaziah Lachish【謎の人物】
イングレス・ストーリーの中にこの人物に関する情報は大変少なく、どういった人物なのかほとんどわかっていません。
初めて登場したのは「啓示の夜」直後の2012年12月1日、P.A.シャポーあてに届いた1通のメール。ナイアンティック研究施設から逃走したジャービスが、チューリッヒ中央駅で殺されたことを示唆しています。
(日本語) http://ingress.lycaeum.net/2012/12/20121201-sc101a.html
次に登場するのはその1週間後の12月8日。調査員クルーが初めて登場し、11月に公開されていたタイコのポスターに隠された暗号を読み取ります。
(ポスター画像) http://commondatastorage.googleapis.com/pac/IB/00/item/ty5z.png
(日本語・訳注も参照) http://ingress.lycaeum.net/2012/12/5.html
動画の中で答えは明かされませんが、クルーのヒントを元に暗号を解くと得られる聖書の「列王記2:第14章19節」は、かつてエルサレムの王であった「アマツヤ」という人物が逃亡先の地「ラキシュ」にて殺されたエピソードを表しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%A4
アマツヤ - Wikipedia
その後しばらくこの人物についての音沙汰はなく、次に登場したのは2014年ヘリオス・アノマリーの最中、ミスティ・ハンナのGoogle+投稿でした。
(English) https://plus.google.com/+MistyHannah/posts/WPQ8stPhaCm
2014/07/31 7億Muチャレンジ達成の頃、ミスティはネクロノミコン研究者とともにブリッジウォーター三角地帯にいた。ブリッジウォーター三角地帯は北米のいわゆるパワースポット。
(English) https://plus.google.com/+MistyHannah/posts/L8BpPjyJbtH
2014/07/31 上記投稿に対しコメント欄で研究者について質問され、それに答えている。
ミスティによると、そのネクロノミコン研究者は名を アマツヤ・ラキシュ と名乗り、とある「狂信者」について語っていたが、それ以上の詳しいことはわからない、ということでした。
アメリカの本家ストーリー研究コミュニティ、オペレーション・エセックスのメンバーが幾度かP.A.シャポーに対してアマツヤに関する質問をしていますが、シャポーは彼が情報提供者のひとりであるということ以外はほとんど語っていません。素性を明かすことで彼の身に危険が及ぶことをその理由としているようです。
その後、2015年10月にはオペレーション・エセックスを率いるエドガー・アラン・ライト博士がアマツヤについて自身の考えを提示しています。
(日本語) http://ingress.lycaeum.net/2015/10/20151031-233846-edgar.html
このように名前以外ほとんど情報のなかった人物でしたが、 今回の文書が本当にアマツヤによるものだとすれば 、いくつかのことが明らかになりました。
(前半部・日本語) http://ingress.lycaeum.net/2017/05/20170514-0921.html
・2000年頃、「人類の意思の起源」に関するカンファレンスに参加していた。
・カンファレンスにはハンク、デヴラ、ライトマン、ライトが同席していた。
(後半部・日本語) http://ingress.lycaeum.net/2017/05/20170515-0927.html
・「かつては~」とあることから、現在P.A.シャポーとの連絡は絶えている。
・ #13MagnusReawakens にて、ハンクにコンタクトがある可能性。
この謎の情報提供者が、今後のストーリーにどのように関わってくるのでしょうか。
#ProjectLycaeum #ingress
Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro
P.A. シャポー(P.A. Chapeau)
2017/05/16 09:20
私が過去二日間にわたって公開した電子メールの件についてハンク・ジョンソンが触れ、「アマツヤ・ラキシュ」の記述していたやりとりに関する記憶を明かすとともに、真実と現実の本質に関する興味深い寓話を紹介したよ。
ハンク・ジョンソン:
正直に言って、アマツヤと名乗る人物と会った記憶はないのだ。
メールに記載のあったやりとりのことは覚えているよ。二分心のことや問い掛け次第ではあるが人間関係やエクソジェナスとの関係の急変をどのように説明し得るかといったところだね。
我々の多くがその場に居合わせていた。当時の私は学界でさほど名が通ってはいなかったし、公正に評価すれば学界の異端者の類に留まっており、先進的な考察ばかり扱っていたからね。記憶が確かなら、話の中心になって進めていたのはライトであり、人間の思考や行動に対する外因が突然消滅した合理的な解釈として二分心という理論が生まれた可能性を初めて提起したのもライトだったはずだ。
ライトと関わりを持ったことのある諸君であれば、はっきりご存知のことが二点あるだろうね。まず第一に、ライトは大抵の話題で延々と語り続けるし、殊更に愉しんでいる。そして第二に、ライトの提示するアイデアはしばしば魅力的なもので、少なくとも示唆に富んだものだということだ。
科学の積み重ねによって二分心理論を否定されていっているが、エクソジェナス・エラと呼称している時代に関する広範な痕跡の存在を知る我々の多くにとってみれば、今なお謎に包まれていることを上手く説明付ける仮説だ。
我々の運命に積極的に関わる外因の存在した日々があったが、ある日突然に我々は孤立する、そんなことが起きたのだろうか。あるいは科学の先行きに安心や現実に対する自信がそのような考えに至らせているのだろうか。
以前に話題にのぼったことがあるなら申し訳ないが、ナイアンティック研究者のひとりが語ってくれたことを思い出したよ。信仰される神話に疑念を持って真実を見いだすためにそのグルのもとを訪れたこともある人物だね。
その人物はグルへ次のような問い掛けをしていた。
グルよ、あなたは二つの偉大な神々がこの地で戦ったと説いていますね。そのひとつが命を落とし、この山はその骸なのだと。
グルはその通りであると、それは真実だと答えた。
ならばグルよ、その母なる神は我が子の死を嘆き悲しんだという。この海はその母なる神の涙によって生まれたというが、それはまことのことだろうか。
グルはその問い答え、君はそれがまことのことであるかを知りたいのかね、それとも実際のことなのかどうかを知りたいのかね、と言った。
#InvestigateIngress
http://investigate.ingress.com/2017/05/15/hank-johnson-the-nature-of-real/
イングレス・ストーリーの中にこの人物に関する情報は大変少なく、どういった人物なのかほとんどわかっていません。
初めて登場したのは「啓示の夜」直後の2012年12月1日、P.A.シャポーあてに届いた1通のメール。ナイアンティック研究施設から逃走したジャービスが、チューリッヒ中央駅で殺されたことを示唆しています。
(日本語) http://ingress.lycaeum.net/2012/12/20121201-sc101a.html
次に登場するのはその1週間後の12月8日。調査員クルーが初めて登場し、11月に公開されていたタイコのポスターに隠された暗号を読み取ります。
(ポスター画像) http://commondatastorage.googleapis.com/pac/IB/00/item/ty5z.png
(日本語・訳注も参照) http://ingress.lycaeum.net/2012/12/5.html
動画の中で答えは明かされませんが、クルーのヒントを元に暗号を解くと得られる聖書の「列王記2:第14章19節」は、かつてエルサレムの王であった「アマツヤ」という人物が逃亡先の地「ラキシュ」にて殺されたエピソードを表しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%A4
アマツヤ - Wikipedia
その後しばらくこの人物についての音沙汰はなく、次に登場したのは2014年ヘリオス・アノマリーの最中、ミスティ・ハンナのGoogle+投稿でした。
(English) https://plus.google.com/+MistyHannah/posts/WPQ8stPhaCm
2014/07/31 7億Muチャレンジ達成の頃、ミスティはネクロノミコン研究者とともにブリッジウォーター三角地帯にいた。ブリッジウォーター三角地帯は北米のいわゆるパワースポット。
(English) https://plus.google.com/+MistyHannah/posts/L8BpPjyJbtH
2014/07/31 上記投稿に対しコメント欄で研究者について質問され、それに答えている。
ミスティによると、そのネクロノミコン研究者は名を アマツヤ・ラキシュ と名乗り、とある「狂信者」について語っていたが、それ以上の詳しいことはわからない、ということでした。
アメリカの本家ストーリー研究コミュニティ、オペレーション・エセックスのメンバーが幾度かP.A.シャポーに対してアマツヤに関する質問をしていますが、シャポーは彼が情報提供者のひとりであるということ以外はほとんど語っていません。素性を明かすことで彼の身に危険が及ぶことをその理由としているようです。
その後、2015年10月にはオペレーション・エセックスを率いるエドガー・アラン・ライト博士がアマツヤについて自身の考えを提示しています。
(日本語) http://ingress.lycaeum.net/2015/10/20151031-233846-edgar.html
このように名前以外ほとんど情報のなかった人物でしたが、 今回の文書が本当にアマツヤによるものだとすれば 、いくつかのことが明らかになりました。
(前半部・日本語) http://ingress.lycaeum.net/2017/05/20170514-0921.html
・2000年頃、「人類の意思の起源」に関するカンファレンスに参加していた。
・カンファレンスにはハンク、デヴラ、ライトマン、ライトが同席していた。
(後半部・日本語) http://ingress.lycaeum.net/2017/05/20170515-0927.html
・「かつては~」とあることから、現在P.A.シャポーとの連絡は絶えている。
・ #13MagnusReawakens にて、ハンクにコンタクトがある可能性。
この謎の情報提供者が、今後のストーリーにどのように関わってくるのでしょうか。
#ProjectLycaeum #ingress
Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro
P.A. シャポー(P.A. Chapeau)
2017/05/16 09:20
私が過去二日間にわたって公開した電子メールの件についてハンク・ジョンソンが触れ、「アマツヤ・ラキシュ」の記述していたやりとりに関する記憶を明かすとともに、真実と現実の本質に関する興味深い寓話を紹介したよ。
ハンク・ジョンソン:
正直に言って、アマツヤと名乗る人物と会った記憶はないのだ。
メールに記載のあったやりとりのことは覚えているよ。二分心のことや問い掛け次第ではあるが人間関係やエクソジェナスとの関係の急変をどのように説明し得るかといったところだね。
我々の多くがその場に居合わせていた。当時の私は学界でさほど名が通ってはいなかったし、公正に評価すれば学界の異端者の類に留まっており、先進的な考察ばかり扱っていたからね。記憶が確かなら、話の中心になって進めていたのはライトであり、人間の思考や行動に対する外因が突然消滅した合理的な解釈として二分心という理論が生まれた可能性を初めて提起したのもライトだったはずだ。
ライトと関わりを持ったことのある諸君であれば、はっきりご存知のことが二点あるだろうね。まず第一に、ライトは大抵の話題で延々と語り続けるし、殊更に愉しんでいる。そして第二に、ライトの提示するアイデアはしばしば魅力的なもので、少なくとも示唆に富んだものだということだ。
科学の積み重ねによって二分心理論を否定されていっているが、エクソジェナス・エラと呼称している時代に関する広範な痕跡の存在を知る我々の多くにとってみれば、今なお謎に包まれていることを上手く説明付ける仮説だ。
我々の運命に積極的に関わる外因の存在した日々があったが、ある日突然に我々は孤立する、そんなことが起きたのだろうか。あるいは科学の先行きに安心や現実に対する自信がそのような考えに至らせているのだろうか。
以前に話題にのぼったことがあるなら申し訳ないが、ナイアンティック研究者のひとりが語ってくれたことを思い出したよ。信仰される神話に疑念を持って真実を見いだすためにそのグルのもとを訪れたこともある人物だね。
その人物はグルへ次のような問い掛けをしていた。
グルよ、あなたは二つの偉大な神々がこの地で戦ったと説いていますね。そのひとつが命を落とし、この山はその骸なのだと。
グルはその通りであると、それは真実だと答えた。
ならばグルよ、その母なる神は我が子の死を嘆き悲しんだという。この海はその母なる神の涙によって生まれたというが、それはまことのことだろうか。
グルはその問い答え、君はそれがまことのことであるかを知りたいのかね、それとも実際のことなのかどうかを知りたいのかね、と言った。
#InvestigateIngress
http://investigate.ingress.com/2017/05/15/hank-johnson-the-nature-of-real/
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