アメリカ、カリフォルニアはナヴァッロのキャンプ場で行われた「13マグナス・ リアウェイクン」イベントでは、会話と乱数発生器(サイコロ)により物語を進 める「テーブルトークRPG」が行われたといいます。


アメリカ、カリフォルニアはナヴァッロのキャンプ場で行われた「13マグナス・リアウェイクン」イベントでは、会話と乱数発生器(サイコロ)により物語を進める「テーブルトークRPG」が行われたといいます。

そこでは、 #TheFateOf13 でシャードとして世界中を旅した「アーキタイプ」がプレイヤーキャラクターとして登場していたようです。そのキャラクターシートを、13マグナス・リアウェイクンに参加したIshira Tsubasaさんが投稿( https://plus.google.com/u/0/116260179700704401059/posts/E4Krmwt6GC6 )した画像アルバムに見付けました。
その中の一つ「スピリチュアリスト」を利用させていただき、翻訳してみたのが添付画像になります。

ここから想定できるIngressRPGのルールは
◆キャラクターの能力値には「力(Strength)」「反応(Reaction)」「スタミナ(Stamina)」「知識(Knowledge)」「意思力(Willpower)」がある
◆アーキタイプや陣営(属性=Alignment)により能力値にほぼ恒久的なボーナスやペナルティが付く
◆ダークXM被曝によりヘルス値(いわゆるヒットポイント)が減るが、行動の成否判定にボーナスを付けられる
◆ダークXMは蓄積される一方、それを消費することで成否判定にボーナスを付けられる
◆キャラクターは死ぬとシミュラクラ化する。その際「知識」の成否判定に大きなペナルティを負う
◆アーキタイプ固有の特殊能力があり、様々な局面で活用できる
といったところでしょうか。

成否判定はおそらく「能力値+D20(20面サイコロ)」の合計値でチャレンジレーティング(CR、達成度とでも訳せましょうか…)以上とすること。その達成度にも5刻みでランクがあるようです。

元TRPGerとしてはやや大味なルールにも思えますが、そこらへんは「ロールプレイングゲーム=役割を演じ楽しむ遊び」であることを重視していると考え、プレイヤー、そしてゲームの進行を司る「ゲームマスター」の裁量の幅が広いものと思います。

さて、日本でIngressRPGがプレイできる日は来るでしょうか…。もしかしたら、来月?

コメント

  1. あ、調査の項目の説明文直ってなかった。「文献やアイテムを調べる」です。

    返信削除
  2. これ、D20システムを利用しているんじゃないでしょうかね?

    返信削除
  3. Ingressの公式物語チームの一人で脚本家のフリント・ディル氏は、D&DのTSR社との関わりも深いようですね。
    それでなくてもD20システムは世界的な普及率が高い&比較的自由にアレンジして使えると聞きますので(←僕は2000年代以降のTRPG事情は詳しくは存じないのです)、採用されている可能性は高いかと思います。

    返信削除

コメントを投稿