P.A. シャポー（P.A. Chapeau）

Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro

P.A. シャポー（P.A. Chapeau）
2017/04/27 15:26
「待ちきれぬ思いと畏れとがある。テクトゥルフが創ってはならぬと語り掛けてくるかのようだが、何かしらの意味があるものなのかはわからない。」

エージェントの Jaredelg Jared Elgvin は危険な実験にたずさわっているようだね。

先週にかけて、彼は巨大な球状構造体を製作した。それはテクトゥルフとなり得るものと彼は考えているわけだ。数日前に取りあげたプロジェクトと違って、このプロジェクトはサーティンマグナス・リアウェイクンとは関わりない。

私の睨むところでは、より深刻なものとなり得るよ。テクトゥルフ・モジュールなしでは、その実験で生じるエネルギーを排出するすべがないのではないかと憂慮しているよ。

開始から数日間ほどで既に、彼は実験の対価を自らの精神で払っているかのようだ。

「テクトゥルフに関わることと言えば、その完成に近づくにつれて私のスキャナー、あと心理状態が徐々に何かしらの影響を被っているようだ。この機械構造体単体でそのようなことを期待してはいなかった。 エックスエム偏向装置の類は荷ほどきすら行っていなかったし、電子機器や混成部品の取り付け作業へ取り掛かってもいなかったのだ。組み立てを前に、テクトゥルフの性質をより深く洞察すべきなのだろうか。」

そして、奇妙な出来事が起こっていったようだ。

「どういうわけか特定範囲内のエネルギーが根こそぎ消費されてしまっているようだ。携帯電話やカメラはどちらも動作しない。エックスエム・スキャナーに関しては動作してはいるが、位置情報の特定もエックスエムバーも正常であるにも関わらず極めて不安定で激しいホワイトノイズが生じている。」

好奇心と恐怖とが等しくこのプロジェクトに浸透していっているのは明らかだね。

「問題は、何が起こるのかということであり、敢えて起動させるべきなのかということだ。」

テクトゥルフの完成が間近となった今、今後何が起きるかを憂慮しているよ。

「待ちきれぬ思いと畏れとがある。テクトゥルフが創ってはならぬと語り掛けてくるかのようだが、何かしらの意味があるものなのかはわからない。」

私以上に造詣深い諸君はこの問題に関わってくれないだろうか。

リントン=ウルフのテクトゥルフによく似たこの構造体が人の生命を奪い取っていることは明らかだ。おそらくは、その邪な力によってね。

これらはテクトゥルフの建造を示す画像だ。いずれもエージェントの Jaredelg から提供されたものである。

#Tecthulhu
#InvestigateIngress
http://investigate.ingress.com/2017/04/26/tecthulhu-experiment/