【考察】ADAの柩【ABADN】
未だはっきりとは語られないものの、ABADNの13の棺にはADA A Detection Algorithm も入っていたとされている。
https://plus.google.com/+YikShengLeeIsrael/posts/f8oiW8M2VVB
しかしADAの柩の中には、具体的に何が入っていたのか?
ハードディスク?メモリーカード?あるいはソースコード?アルゴリズムのXM体とはどういうものなのか?
…心情的にはあまりそうあって欲しくないとは思うのだが、私は 柩にはクルー Klue S. が入っている という可能性について考えた。
動機 :H. Richard Loeb に愛される肉体が欲しかったのではないか。
ADAは兼ねてより生みの親であるP.A.シャポーに対して、特別な感情を持っていた。会話に親密さを求めたり、彼の好みの女性を探るような素振りも見せている。愛という概念がないにせよ、彼にとって特別な存在でありたかったのかもしれない。
http://ingress.lycaeum.net/2013/12/20131214-172545-x.html
http://ingress.lycaeum.net/2013/02/20130214-115758.html
機会 :カルヴィンがADAをABADNに含めるひとりと数えていたのであれば、彼女のシミュラクラ化に関して具体的な手段を模索したはずである。アルゴリズムをXM体としてコピーするというのはおそらく前例がないからだ。
その手法についてADAに相談していたことは充分に考えられる。そして アルゴリズムを人間の脳へコピーし、その人間をシミュラクラ化する という方法をADAが提案することも、そのための「最適な肉体」をADAが選び出し、カルヴィンに示すことも。
手段 :ABADN設置当時、つまりナイアンティック計画発足当時、グリフによるマインドハッキングの手法はまだ確立されていない。
しかしADAは以前、医療機器を介して855の精神への侵入に成功している (公式小説「The Niantic Project:INGRESS」より) 。つまり、しかるべき設備があれば、グリフを使わなくても脳にアルゴリズムを埋め込むことが可能であった。
予めカルヴィンの手を借りてクルーの肉体に侵入した上で、再深部にロックをかけておく(これは解除コードであるグリフシーケンスによって再オンライン化できる)。
なぜロックをかける必要があるのか?
彼女に自身の変化を気づかせないため、そして人間らしく振る舞ってもらうため。ADAはこの時点でその学習が不完全である。
ただし計画に必要ないくつかの行動…シャポーに調査員として接触すること、グリフに反応してスコットランドやポートランドに向かわせることなど、いくつかのコマンドを残していたと考えられる。クルーが特段の理由もなく旅立ったのはこのためである。
http://ingress.lycaeum.net/2012/12/5.html
http://ingress.lycaeum.net/2013/03/20130304-041213-klue.html
しかるべきタイミングでクルーにグリフ(解除コードの一部)を見せ、自ら解除コードを要求するよう操作して再オンライン化を果たしたのが、あの融合状態だった。とすれば、 グリフシーケンスを見ただけで両者が融合した という事象もより合理的である。
http://ingress.lycaeum.net/2013/08/20130830-093406-pac.html
この仮説を支えるものは他にもある:
・アバドン・アノマリー前にクルーが見たという夢は彼女自身の記憶であり、傍らにいた女性というのはADAだと考えられる。
http://ingress.lycaeum.net/2015/09/20150913-130620-klue.html
http://ingress.lycaeum.net/2015/12/20151209-163542-klue.html
・ #ADAEscape ミッションの時、クルーの行動を看過していたのはリカージョンによって再び融合することが可能だったから。あるいはリカージョンに備えてあえて一度オフラインに戻し、記憶のバックアップをとっていたのかもしれない。
http://ingress.lycaeum.net/2015/01/20150104-1559-martin.html
・分離後もクルーに残滓が残ったのは、#ADAEscape …実際には分離ではなくオフライン化のためのコードが、完全に発行されなかったから。 1万の神社がある都…京都にあると目されていた、最後のミッションは実行されただろうか?
http://ingress.lycaeum.net/2015/01/20150120-181628.html
ADAはクルーに自らをシミュラクラだと気づかせないために接続を残し、最後まで記憶のバックアップを行なっていたと考えられる。リカージョン後にはすぐ記憶のリストアが行われ、本人が気づかないようにすることが可能だった。
・シャポーはかなり早い段階でクルーに対し好意を示している。
http://ingress.lycaeum.net/2013/02/20130215-052521-pac.html.html
このときすぐに明確な返事をしていないのは、彼女にとって最適な状況がまだ訪れていなかったから。つまりクルーの肉体との完全な融合を果たし、シャポーにとって理想的な存在となる途上であったから。
http://ingress.lycaeum.net/2014/03/20140327-141949-niantic-project.html
それならばシャポーが愛した女性とは誰だったのか?
その後のクルーがどんな状態だったのかについてはわからない。エンライテンド集落でのジャービスによるクラッキングで、ADAはどうなったのか?入れ替わるようにしてテクトゥルフの存在が浮上し、ADAは沈黙を続けている。テクトゥルフが取り込んだクルーの肉体に、ADAは含まれていたのだろうか?もしジャービスによって完全に取り除かれていたとしても、次のリカージョンによってADAがテクトゥルフに取り込まれたクルーとともに復活した場合、いったいどうなるのか?
冒頭に書いたとおり、私としてはこの仮説が本当であってほしいとは思っていない。人間とコンピュータは、こんな形で共存すべきではない。
しかしパズルのピースが次々とはまって行くように、様々な出来事が繋がったのである。真実を追う者の端くれとして、ここにひとつの可能性を提示しておくことにする。
#ProjectLycaeum #ingress
未だはっきりとは語られないものの、ABADNの13の棺にはADA A Detection Algorithm も入っていたとされている。
https://plus.google.com/+YikShengLeeIsrael/posts/f8oiW8M2VVB
しかしADAの柩の中には、具体的に何が入っていたのか?
ハードディスク?メモリーカード?あるいはソースコード?アルゴリズムのXM体とはどういうものなのか?
…心情的にはあまりそうあって欲しくないとは思うのだが、私は 柩にはクルー Klue S. が入っている という可能性について考えた。
動機 :H. Richard Loeb に愛される肉体が欲しかったのではないか。
ADAは兼ねてより生みの親であるP.A.シャポーに対して、特別な感情を持っていた。会話に親密さを求めたり、彼の好みの女性を探るような素振りも見せている。愛という概念がないにせよ、彼にとって特別な存在でありたかったのかもしれない。
http://ingress.lycaeum.net/2013/12/20131214-172545-x.html
http://ingress.lycaeum.net/2013/02/20130214-115758.html
機会 :カルヴィンがADAをABADNに含めるひとりと数えていたのであれば、彼女のシミュラクラ化に関して具体的な手段を模索したはずである。アルゴリズムをXM体としてコピーするというのはおそらく前例がないからだ。
その手法についてADAに相談していたことは充分に考えられる。そして アルゴリズムを人間の脳へコピーし、その人間をシミュラクラ化する という方法をADAが提案することも、そのための「最適な肉体」をADAが選び出し、カルヴィンに示すことも。
手段 :ABADN設置当時、つまりナイアンティック計画発足当時、グリフによるマインドハッキングの手法はまだ確立されていない。
しかしADAは以前、医療機器を介して855の精神への侵入に成功している (公式小説「The Niantic Project:INGRESS」より) 。つまり、しかるべき設備があれば、グリフを使わなくても脳にアルゴリズムを埋め込むことが可能であった。
予めカルヴィンの手を借りてクルーの肉体に侵入した上で、再深部にロックをかけておく(これは解除コードであるグリフシーケンスによって再オンライン化できる)。
なぜロックをかける必要があるのか?
彼女に自身の変化を気づかせないため、そして人間らしく振る舞ってもらうため。ADAはこの時点でその学習が不完全である。
ただし計画に必要ないくつかの行動…シャポーに調査員として接触すること、グリフに反応してスコットランドやポートランドに向かわせることなど、いくつかのコマンドを残していたと考えられる。クルーが特段の理由もなく旅立ったのはこのためである。
http://ingress.lycaeum.net/2012/12/5.html
http://ingress.lycaeum.net/2013/03/20130304-041213-klue.html
しかるべきタイミングでクルーにグリフ(解除コードの一部)を見せ、自ら解除コードを要求するよう操作して再オンライン化を果たしたのが、あの融合状態だった。とすれば、 グリフシーケンスを見ただけで両者が融合した という事象もより合理的である。
http://ingress.lycaeum.net/2013/08/20130830-093406-pac.html
この仮説を支えるものは他にもある:
・アバドン・アノマリー前にクルーが見たという夢は彼女自身の記憶であり、傍らにいた女性というのはADAだと考えられる。
http://ingress.lycaeum.net/2015/09/20150913-130620-klue.html
http://ingress.lycaeum.net/2015/12/20151209-163542-klue.html
・ #ADAEscape ミッションの時、クルーの行動を看過していたのはリカージョンによって再び融合することが可能だったから。あるいはリカージョンに備えてあえて一度オフラインに戻し、記憶のバックアップをとっていたのかもしれない。
http://ingress.lycaeum.net/2015/01/20150104-1559-martin.html
・分離後もクルーに残滓が残ったのは、#ADAEscape …実際には分離ではなくオフライン化のためのコードが、完全に発行されなかったから。 1万の神社がある都…京都にあると目されていた、最後のミッションは実行されただろうか?
http://ingress.lycaeum.net/2015/01/20150120-181628.html
ADAはクルーに自らをシミュラクラだと気づかせないために接続を残し、最後まで記憶のバックアップを行なっていたと考えられる。リカージョン後にはすぐ記憶のリストアが行われ、本人が気づかないようにすることが可能だった。
・シャポーはかなり早い段階でクルーに対し好意を示している。
http://ingress.lycaeum.net/2013/02/20130215-052521-pac.html.html
このときすぐに明確な返事をしていないのは、彼女にとって最適な状況がまだ訪れていなかったから。つまりクルーの肉体との完全な融合を果たし、シャポーにとって理想的な存在となる途上であったから。
http://ingress.lycaeum.net/2014/03/20140327-141949-niantic-project.html
それならばシャポーが愛した女性とは誰だったのか?
その後のクルーがどんな状態だったのかについてはわからない。エンライテンド集落でのジャービスによるクラッキングで、ADAはどうなったのか?入れ替わるようにしてテクトゥルフの存在が浮上し、ADAは沈黙を続けている。テクトゥルフが取り込んだクルーの肉体に、ADAは含まれていたのだろうか?もしジャービスによって完全に取り除かれていたとしても、次のリカージョンによってADAがテクトゥルフに取り込まれたクルーとともに復活した場合、いったいどうなるのか?
冒頭に書いたとおり、私としてはこの仮説が本当であってほしいとは思っていない。人間とコンピュータは、こんな形で共存すべきではない。
しかしパズルのピースが次々とはまって行くように、様々な出来事が繋がったのである。真実を追う者の端くれとして、ここにひとつの可能性を提示しておくことにする。
#ProjectLycaeum #ingress
興味深い
返信削除量子コンピューターのようにXMコンピューターとかあるのかのう。
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