P.A. シャポー(P.A. Chapeau)

Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro

P.A. シャポー(P.A. Chapeau)
2017/01/23 16:11:10
国家情報局に対する質問の新たな回答だ。初めて知る興味深いアイデアもある。こちらがその内容だ。


質問:
「マインドユニット」の測定値は何を示しているのだろうか。

回答:
元々はビクター・クレーゼ博士あるいはユーリ・アラリック・ナガッサ博士のどちらかがナイアンティック計画時に用いた造語です。ナイアンティック計画で研究者たちはポータルがリンクされた際にポータル間をエックスエムが循環し、三つのポータル間で相互にリンクされた際には三角状に区切られた空間がエックスエムによって覆われることを観測しました。

これだけでも充分に興味深い発見でしたが、チームは更に三角空間内のエックスエムにポータルで発見されていたエックスエムと僅かながら異なるオーダーデータパターンが含まれていることを発見したのです。

なぜこのような相違が存在しているかは議論の対象となりましたが、ナイアンティック計画が頓挫した際にその議論も立ち消えしてしまいました。クレーゼは「コントロールフィールド」の名称で知られることとなった三角空間を観測し、その影響下にある人々へ何らかの影響を及ぼしている可能性を示唆しました。

マインドユニット測定は、単一のコントロールフィールドが人類へ及ぼす影響を規格化するシステムの構築を指示された検出アルゴリズムによって生み出されました。マインドユニットの測定値を決定するうえで、人口統計や磁気共鳴機能画像法にもとづくエックスエム研究成果、大型ハドロン衝突型加速器の粒子衝突データといった膨大なデータをエイダが用いたことはわかっていますが、多くの機械学習による結果もそうですが、エイダの場合には特にこのような結果を導き出した過程はブラックボックスとなっています。

質問:
エックスエム・リンクが障壁としての機能を有して横断する新たなエックスエム・リンクの形成を阻害するのは何故だろうか。

回答:
これはナイアンティック計画の頃に実験的に行われたことですが、エックスエム・リンクにはそれぞれ独自のオーダーデータパターンが存在しており、リンクの交差はこのオーダーデータパターンを相互干渉させることが発見されたのです。この相互干渉によってエックスエム内の「シグナルはノイズへ」と変化し、双方のリンクが不安定な状態に陥りました。

この相互作用には更なる研究が期待されており、新たな資金をいただければ興味深い調査対象となることでしょう。


P.A. シャポー

#InvestigateIngress
http://investigate.ingress.com/2017/01/22/the-answers-ii/

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