P.A. シャポー(P.A. Chapeau)

Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro

P.A. シャポー(P.A. Chapeau)
2017/01/20 11:10:34
協力者によれば、ジェイ・フィリップスの指示でナイアンティック計画研究施設の現況に関して用意された報告書は今回の断片で最後だとのことだ。もっとも、過去に回収されたものも含め、これらの断片が報告書の最終稿となったのかはわからない。我々の入手したものはいずれも国家情報局の内部で作成中に破棄された草稿に過ぎないのだからね。

これらの断片を読むにあたっては先日ハンクが語ったことが脳裏を離れずにいる。真実と虚構を織り交ぜつつ自らの安全を確保する手法をだ。

この断片には如何ほどの真実があり、如何ほどの虚構が意図的に紛れ込まれているのだろうか。国家情報局はどのような目論見があって研究施設の現状を偽ろうとしているのだろうか。果たして奴らは何を隠しているのだろうか。


確かなことは、ナイアンティック計画研究施設は今なお他のポータルでみられるエックスエム放出水準を遥かに凌ぐ極めて強力なポータルとして機能しているということだ。エックスエムとダーク・エックスエムの相互作用による副産物であることが特定されている貴金属を調べたところ、下層の研究区画で検出された。ナイアンティック・ポータル自体あるいは研究施設内の何処かで今なお断続的にダーク・エックスエムが生成されている可能性があるものの、湧出源の特定に関してはことごとく失敗に終わっている。

施設の監視に協力してくれているHAZDATAのスタッフには「亡霊が現れる」ような場所だと訴える者がいることに留意すべきだ。これは日常的に用いられる意味ではなく、カリフォルニアのエンライテンド集落やヤーハンの館といった場所で指摘されているような時間的不連続性や今なお説明し得ぬ事象とも言うべきもののように超次元的な存在として「存在して」いるに違いないという意味だ。お分かりのとおり、これは監視報告と歴史的経緯にもとづいた憶測に過ぎない。現時点ではポータルに関連したエックスエム活動以外に検出されてはいない。

施設の監視を行っていたHAZDATAスタッフのひとりが11月12日にナイアンティック計画研究施設でエックスエム活動の急増が起き、激しい認識不全を引き起こし聴覚に異常を訴えた者がいることも留意せねばならない。これはモイヤー・テクトゥルフが破壊された時期に一致しているが、その意味するところはわからない。

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P.A. シャポー

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http://investigate.ingress.com/2017/01/19/the-facility-iv-final-fragment/

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