P.A. シャポー(P.A. Chapeau)

Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro

P.A. シャポー(P.A. Chapeau)
2016/11/29 16:37
昨日、リントン=ウルフ最後のメッセージとその意味を巡る議論へ参加してくれた諸君に感謝したい。今回は私が感心した考察を幾つかご紹介しよう。

Matt Rafferty
リントン=ウルフの研究室は特異点であったと考えています。かの機械は保身のため時空を介して複製を行ったのです。ひとつのインスタンスを強制排除したとしても、かの機械を滅するには至りません。すべてのインスタンスを同時に強制排除せねばならないのです。

Ishira "Glyph Hunter" Tsubasa
オリバー・リントン=ウルフが完全に活性化させるより以前にニューヨークからメッセージを受け取ってはいましたが、いずれにせよテクトゥルフは活性化していたように思えます。私たちはとうに危機の中にいたのです、アノマリーの発生前にその影響下にあったのです。私たちがその目的を達する前からテクトゥルフは私たちに関与することができていました。オリバーがテクトゥルフへ力を与えたことは疑いようもありませんが、エージェントの努力が無駄だったとも思いません。オリバーの真の狙いは遅れを余儀なくされたはずです。オリバーが真にテクトゥルフを用いようとしたのは万人に対してなどではなく、検出アルゴリズムへ生命を与えようとしていたのではないかと私は考えています。検出アルゴリズムからの音信は途絶えているに等しい状況ですが、襲撃を受ける以前の検出アルゴリズムがオリバーとともに活動していたことはわかっているのです。

Martin Brenner
テクトゥルフ破壊の試みは小型のテクトゥルフを数多く生み出してしまったに違いありません。

Martin Zehetmayer (Angrox)
テクトゥルフがウイルス(機械であればXMナノボットという表現を好ましく感じますが)のように拡散したとすれば、何を目論むというのでしょうか。スキャナーやポータル、エージェントに感染するのでしょうか。そこにどのような目的があるのでしょうか。感染したポータルネットワークは果たして何をもたらすのでしょうか。支配なのでしょうか。

Achim S. (Metamorphis)
ビクター・クレーゼ博士による「シェイパー・マインドウィルス」と呼ばれる人類の精神に影響を及ぼすエキゾチックマター内の改変された信号の研究を思い出してみましょう。ダーク・エックスエムに関してはわかっていることがあまり多くはありませんが、テクトゥルフの韻文には「我は心に創意を芽吹かせしものなり」という一節をみることができます。テクトゥルフにはダーク・エックスエム・ウイルスとでも言うべき機能があるということでしょうか。私はそう考えていますし、それこそがデヴラがオリバー・リントン=ウルフに異を唱えた所以なのでしょう。

Angelina Hunter
オリバー・リントン=ウルフはビアノワールにおいてエージェントを破滅に導こうとしていたのではないかと私は考えています。オリバーにも新たな計画は可能なのです。アコライトだけが計画を知り得ているわけではないのです。

Yik Sheng Lee
がん細胞のようなものと私は考えています。切除しようとしても、しくじれば転移させてしまうのです。それこそがエイダとオリバーがイージスノヴァの際に取り組んでいたことではないでしょうか。エイダがオリバーへ情報提供し、その拡散に協力していたとしてもなんら不思議ではありませんね。実際のところ、最近になって復活を遂げたエイダはテクトゥルフの一端である可能性もあるわけです。

Kosh TheRipper (KoshTheRipper)
テクトゥルフは技術と生物の産物ですが、技術に力点が置かれています。残念なことに、それは新たなテクトゥルフ到来の際にはエイダに助勢したニューウェーブ・レジンスタンスが真っ先に影響を被ることを示唆しているのです。

Morgan Jones
今回の事態はエージェントに新たな結束をもたらすことでしょうね。

Carlyle Edmundson
オリバーは他人に計画を譲るには自己陶酔に過ぎます。かの機械によって何かしらの存在が生み出され、いまポータルネットワークに宿っている可能性が高いように思えます。無論それは予感に過ぎませんが、エックスエムを用いた機械は人々に影響を及ぼす可能性があるでしょうね。

Andreas Decker (thedeacon1972)
ナイジェル・モイヤーによる壮大な研究を経て、その恩恵を受けたオリバー・リントン=ウルフによってテクトゥルフは創り出されました。いまやアコライトがオリバーの取り組みに恩恵を得ています。もはやそれは模倣合戦となっているように思えます。「生み出せるものであれば見つけ出せる」のです(アーサー・C・クラークのシャーロック・ホームズシリーズ「踊る人形」より引用)。オリバーの性格の考慮すれば、秘密を明かすとは考え難いように思えます。科学倫理には知識の共有が必要ですが、オリバーにはそういったものが欠落していますからね。

Nuno Costa
テクトゥルフの名を耳にする機会は今後もあるでしょうね。テクトゥルフとは幾多の側面を有しているのです、再び現れることでしょう。

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参加してくれた諸君から素晴らしい考えが寄せられた。今後もこういった議論を交わせる機会を持てることを愉しみにしてるよ。

P.A. シャポー

#InvestigateIngress
http://investigate.ingress.com/2016/11/28/your-responses-lynton-wolfes-message/

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