P.A. シャポー(P.A. Chapeau)

Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro

P.A. シャポー(P.A. Chapeau)
2016/11/21 14:25:59
我々はどこにいるというのだろうか。

まるで爆発直後の耳鳴りを味わっているかのようだ。何もかもが静まりかえっている。活動をやめて身を潜め、ゆっくりと再編を進めている者たちもいるが、多くは慎重に爆心地へ足を踏み入れている。

何もかもがスローモーションで、その残像が映し出されている。

それでは我々がわかっていること、わかっていないこと、想定していることをみていくこととしよう。

リントン=ウルフの機械を破壊するうえで両陣営のエージェントがが貢献した。ナイジェル・モイヤーの計画を流用して創り出されたことからモイヤー・テクトゥルフと呼ばれた機械をだ。

ビアノワール・アノマリーの折に回収された三つのブリーフケースにあった画像は、テクトゥルフが機械的でもあり有機的でもあることを指し示しており、それは今なお解明には至っていないが魂といった何らかの形でクルーとスザンナがテクトゥルフに組み入れられたとする仮説に合致するものだ。また幾つかのアノマリー発生地ではクルーカードも発見されており、クルーのテクトゥルフとの関連性を裏づけている。

テクトゥルフの破壊を前に送られてきたメッセージを最後にオリバー・リントン=ウルフからの報告はない。おそらくクルーとスザンナは、機械が破壊される際に同じく失われてしまったのだ。

ごく最近になってのことだが、オペレーション・ポータルリコンが明らかとなった。そしてこの新たな技術的進展にはエイダの関与があるとわかっている。テクトゥルフに何らかの関わりのあるものかは依然として明らかとなっていないが、そうであったとしても驚くには値しない。

エンライテンドがビアノワール・アノマリーに勝利し、その後随分と経ってアコライトの手勢がリントン=ウルフの研究室を発見し、そこに残されていたものの解析を進めていたことがわかった。

その翌日、人工知能倫理待遇協会はひとつのシンボルを送りつけてきた。高位のエンライテンド・エージェントに向けた秘密の合図だったのだろうか。私にはわからないし、もうそうであれば教えてくれはしないだろうね。

繰り返しになってしまうが言っておこう。ビアノワール・アノマリーは幕を閉じたのかもしれないが、まだまだ多くがこの先待ち構えているように思えるのだ。テクトゥルフの真の力は今なお解明されてはおらず、今一度両陣営が激突することになるやもしれないと考えている。

P.A. シャポー

#InvestigateIngress
http://investigate.ingress.com/2016/11/20/pacs-weekly-wrap-up-november-20-2016/

コメント