【シミュラクラとは何か?】白ヤギの質問へのエドガー博士(ほか)の回答
遅ればせながらエドガー・アラン・ライト博士の「 4周年記念に3つの質問に答えるよコーナー(違) 」にコメントを投げてみましたところ寛大な回答をいただきましたので、ここに報告します。
また他のユーザーからも丁寧な解説をいただきましたので、併せてご紹介します。
元投稿はこちら。
https://plus.google.com/110289508116377658380/posts/YRguqMp5amM
なお丁寧にお答えしてくださったにも関わらず彼らの英語難しすぎて 白ヤギの英語力不足で、正確に訳しきれている自信がありません…誤訳がありましたらコメント欄でご指摘いただけると大変助かります(謝)。
【+MailEater(白ヤギ)の質問】
まだ質問は間に合いますか?まだよろしければ…
シミュラクラについて教えてください。
1) 人が死んでシミュラクラになるにはどのような環境条件が必要なのでしょうか?
2) シミュラクラは銃弾を受けても死にませんが、他の人と触れ合うことはできます。シミュラクラに実体はあるのでしょうか?
3) (生前の)肉体を失ったシミュラクラは人間に戻ることができますか?ジャービスの肉体は既にミイラのようになっていますが、彼は生前の状態に戻ることができるのでしょうか?
【エドガー博士の回答】
遅すぎるということはないよ。真実は、 Yik Sheng Lee や Mustafa Said 、または JoJo Stratton が私と同じくらい信頼性の高い回答ができると思っている、彼らはこの件についてみなコメントを寄せているが、それらはここ(Google+?)の何箇所かを見る必要がある。しかしながら明確な知識を持つのは良いことだ。
1) シミュラクラは、ネストやアバドンチェンバーの付近で人が死亡した際に生まれるようだ。それはランダムではない。実際それは常に人為的なものかもしれない。(ハンクはアフガニスタンのアノマリーに引き寄せられた。だとしたら、一体誰によって?)ナイアンティックの研究者たちはいくらかADAの助けを借りたカルヴィンによって意図的にシミュラクラにされた。ボウルズあるいはニィがそれを知っていたかどうかはわからない。誰が彼らをそこに誘導し、彼らを殺したのか?顔が割れていないIQ TechかNIA関係者、あるいはもっと身近な内部の人間…それはわからないが、ここに埋まるべきピースは興味深い。
2) シミュラクラはダメージを被りうるが、彼らは次元を超えた存在であるため、ダメージは時を超えた最適な状態へ「同期」する。チューリッヒ駅で死亡したジャービスの遺体のことを言っているが、これは私の推測である。他にも説があれば聞かせて欲しい。
3) アバドン・アノマリーの結果を受けて、ナイアンティック研究者のほとんどは人間の状態に戻ったようだ。つまり実際の肉体は保たれている。シミュラクラの残留物として。不明。
4) ジャービスは13マグナス・アノマリーにおいて物理的な姿に戻ったようだが、彼は本来の姿であったのか、シミュラクラ、あるいは他の何かであったのか?この問題は皆の熟考のために残しておこう。CERNでの彼の死から駅(彼はずっとシミュラクラであったか?)、1331輸送車、そして13マグナスを越えてエンライテンド集落へ至るジャービスの遺体保管の連鎖を辿るのは興味深いことであろう。これについては私の考えはまだまとまっていない。
最初にも言ったように、さらなる知識と理解が必要だ。
【 Richard Jennings さんの回答】
私の意見では、シミュラクラになるためには個体への高レベルなXM投与、かつその個体はセンシティブである必要があります。私は元センシティブでなかった人物がシミュラクラになるのをまだ見たことがないと考えています。XM投与については、これが特定の方法(例えばネストやアバドン装置)を要するのかどうか、あるいは純粋に被曝量によるものなのかは議論のポイントでしょう。
あなたの2つ目の質問は、シミュラクラを無形のものあるいは幽霊のようなものと考えているように思われる・・・これはそういったものではない。私の意見では、シミュラクラは「通常の」物質ではなくエキゾチック・マター(異質の物質)によって創られた個体の物理的なコピーです。彼らは物理的には他の人間と同じですが、XMアーティファクトなどの特定の刺激(例えばアズマティのナイフ)に対しての反応が異なります。
最後の質問はアバドン・アノマリーの結果と直接関係しています。可能性のあった2つの結果、部分的には?ナイアンティック研究者たちはそれぞれ元の肉体に戻されるか、シミュラクラとして保持されるかでした。つまり答えはイエスです。シミュラクラは元の肉体に戻すことができます。
++++++++++++
特に(2)の質問、博士の回答だけでは「???」状態だったのですが、Richard Jennings氏の回答と併せてわかったのは、どうやら私のシミュラクラに対する認識に誤解があったようです。
フェリシア・ハジラ=リーの公式小説でファーロウが被弾しても死ななかった描写や、ハウクラフト文書の主人公が物体や他の人間をすり抜けてしまう描写(あれはシミュラクラではないのですね)を見て、シミュラクラをホログラムのような「幻影体」だと思っていたのです。
以前コミュニティメンバーの Smith J さんが、シミュラクラに関してメモをまとめています。
https://plus.google.com/u/0/106207079611478970891/posts/ayjhBugEnrt
この中で紹介されたJojo's Word of the Dayにある通り、シミュラクラとは XMを用いて生前の肉体を模倣して生成された"物体" なのですね。だから触ることもできるけど、材料が人間とは違うので銃弾などに対する反応が異なる(だから死なない)と考えられるようです。
1331日周期で記憶を失ってしまうのも、人間とは記憶システムの構造が違うからなのでしょうか。
(3)の質問に関しては、私の英語の書き方が悪かったようです…例えば遺体が火葬されて既に存在しないとか、バラバラ死体になってるとか、エンライテンド集落で目撃されたようなミイラ状態になってしまった肉体でも元に戻れるのか?と聞きたかったんですが…。
せっかくヒントもいただきましたので、少し考えてみましょう。
(2)に対する回答でわかったように、シミュラクラは生成の段階で死亡時点の人間をコピーしていますので、シミュラクラでいる限りは肉体がどんな状態になっても生き続けるわけです。
ハジラ=リーの描写から、シミュラクラが生成された死者の主観は肉体を離れてシミュラクラに引き継がれることがわかります(ファーロウがしばらく自分が死んでいる事に気づかない)。この主観が元の肉体に戻るためには、ある程度肉体が生前の状態を保持している必要がありそうです。
このあたりまだ詳しく読んでいないのですが…死後暫くの間、ジャービスの遺体は解剖ができなかった…んじゃなかったっけ?シミュラクラ化する際に、XMが肉体にも何らかの影響を与えて肉体を保存しようとするのでしょうか?だとすれば、エンライテンド集落で目撃されたミイラ状態のジャービスは、なぜそうなってしまったのでしょうか?
ひとつ謎が解けるといくつも謎が増える…のは、この物語の宿命のようです…(笑)。
さらなる調査を続けましょう…。
Thanks Edgar Allan Wright Richard Jennings for answer my questions.
#ingress #backstory_jp
遅ればせながらエドガー・アラン・ライト博士の「 4周年記念に3つの質問に答えるよコーナー(違) 」にコメントを投げてみましたところ寛大な回答をいただきましたので、ここに報告します。
また他のユーザーからも丁寧な解説をいただきましたので、併せてご紹介します。
元投稿はこちら。
https://plus.google.com/110289508116377658380/posts/YRguqMp5amM
なお丁寧にお答えしてくださったにも関わらず
【+MailEater(白ヤギ)の質問】
まだ質問は間に合いますか?まだよろしければ…
シミュラクラについて教えてください。
1) 人が死んでシミュラクラになるにはどのような環境条件が必要なのでしょうか?
2) シミュラクラは銃弾を受けても死にませんが、他の人と触れ合うことはできます。シミュラクラに実体はあるのでしょうか?
3) (生前の)肉体を失ったシミュラクラは人間に戻ることができますか?ジャービスの肉体は既にミイラのようになっていますが、彼は生前の状態に戻ることができるのでしょうか?
【エドガー博士の回答】
遅すぎるということはないよ。真実は、 Yik Sheng Lee や Mustafa Said 、または JoJo Stratton が私と同じくらい信頼性の高い回答ができると思っている、彼らはこの件についてみなコメントを寄せているが、それらはここ(Google+?)の何箇所かを見る必要がある。しかしながら明確な知識を持つのは良いことだ。
1) シミュラクラは、ネストやアバドンチェンバーの付近で人が死亡した際に生まれるようだ。それはランダムではない。実際それは常に人為的なものかもしれない。(ハンクはアフガニスタンのアノマリーに引き寄せられた。だとしたら、一体誰によって?)ナイアンティックの研究者たちはいくらかADAの助けを借りたカルヴィンによって意図的にシミュラクラにされた。ボウルズあるいはニィがそれを知っていたかどうかはわからない。誰が彼らをそこに誘導し、彼らを殺したのか?顔が割れていないIQ TechかNIA関係者、あるいはもっと身近な内部の人間…それはわからないが、ここに埋まるべきピースは興味深い。
2) シミュラクラはダメージを被りうるが、彼らは次元を超えた存在であるため、ダメージは時を超えた最適な状態へ「同期」する。チューリッヒ駅で死亡したジャービスの遺体のことを言っているが、これは私の推測である。他にも説があれば聞かせて欲しい。
3) アバドン・アノマリーの結果を受けて、ナイアンティック研究者のほとんどは人間の状態に戻ったようだ。つまり実際の肉体は保たれている。シミュラクラの残留物として。不明。
4) ジャービスは13マグナス・アノマリーにおいて物理的な姿に戻ったようだが、彼は本来の姿であったのか、シミュラクラ、あるいは他の何かであったのか?この問題は皆の熟考のために残しておこう。CERNでの彼の死から駅(彼はずっとシミュラクラであったか?)、1331輸送車、そして13マグナスを越えてエンライテンド集落へ至るジャービスの遺体保管の連鎖を辿るのは興味深いことであろう。これについては私の考えはまだまとまっていない。
最初にも言ったように、さらなる知識と理解が必要だ。
【 Richard Jennings さんの回答】
私の意見では、シミュラクラになるためには個体への高レベルなXM投与、かつその個体はセンシティブである必要があります。私は元センシティブでなかった人物がシミュラクラになるのをまだ見たことがないと考えています。XM投与については、これが特定の方法(例えばネストやアバドン装置)を要するのかどうか、あるいは純粋に被曝量によるものなのかは議論のポイントでしょう。
あなたの2つ目の質問は、シミュラクラを無形のものあるいは幽霊のようなものと考えているように思われる・・・これはそういったものではない。私の意見では、シミュラクラは「通常の」物質ではなくエキゾチック・マター(異質の物質)によって創られた個体の物理的なコピーです。彼らは物理的には他の人間と同じですが、XMアーティファクトなどの特定の刺激(例えばアズマティのナイフ)に対しての反応が異なります。
最後の質問はアバドン・アノマリーの結果と直接関係しています。可能性のあった2つの結果、部分的には?ナイアンティック研究者たちはそれぞれ元の肉体に戻されるか、シミュラクラとして保持されるかでした。つまり答えはイエスです。シミュラクラは元の肉体に戻すことができます。
++++++++++++
特に(2)の質問、博士の回答だけでは「???」状態だったのですが、Richard Jennings氏の回答と併せてわかったのは、どうやら私のシミュラクラに対する認識に誤解があったようです。
フェリシア・ハジラ=リーの公式小説でファーロウが被弾しても死ななかった描写や、ハウクラフト文書の主人公が物体や他の人間をすり抜けてしまう描写(あれはシミュラクラではないのですね)を見て、シミュラクラをホログラムのような「幻影体」だと思っていたのです。
以前コミュニティメンバーの Smith J さんが、シミュラクラに関してメモをまとめています。
https://plus.google.com/u/0/106207079611478970891/posts/ayjhBugEnrt
この中で紹介されたJojo's Word of the Dayにある通り、シミュラクラとは XMを用いて生前の肉体を模倣して生成された"物体" なのですね。だから触ることもできるけど、材料が人間とは違うので銃弾などに対する反応が異なる(だから死なない)と考えられるようです。
1331日周期で記憶を失ってしまうのも、人間とは記憶システムの構造が違うからなのでしょうか。
(3)の質問に関しては、私の英語の書き方が悪かったようです…例えば遺体が火葬されて既に存在しないとか、バラバラ死体になってるとか、エンライテンド集落で目撃されたようなミイラ状態になってしまった肉体でも元に戻れるのか?と聞きたかったんですが…。
せっかくヒントもいただきましたので、少し考えてみましょう。
(2)に対する回答でわかったように、シミュラクラは生成の段階で死亡時点の人間をコピーしていますので、シミュラクラでいる限りは肉体がどんな状態になっても生き続けるわけです。
ハジラ=リーの描写から、シミュラクラが生成された死者の主観は肉体を離れてシミュラクラに引き継がれることがわかります(ファーロウがしばらく自分が死んでいる事に気づかない)。この主観が元の肉体に戻るためには、ある程度肉体が生前の状態を保持している必要がありそうです。
このあたりまだ詳しく読んでいないのですが…死後暫くの間、ジャービスの遺体は解剖ができなかった…んじゃなかったっけ?シミュラクラ化する際に、XMが肉体にも何らかの影響を与えて肉体を保存しようとするのでしょうか?だとすれば、エンライテンド集落で目撃されたミイラ状態のジャービスは、なぜそうなってしまったのでしょうか?
ひとつ謎が解けるといくつも謎が増える…のは、この物語の宿命のようです…(笑)。
さらなる調査を続けましょう…。
Thanks Edgar Allan Wright Richard Jennings for answer my questions.
#ingress #backstory_jp
あ、そうか。
返信削除啓示の夜後にチューリッヒ駅で撃たれたジャービスは、もうシミュラクラなんですよね。本物の死体はアバドンの中。
じゃあ「解剖できなかった遺体」というのはXMでできていた?
ではエンライテンド集落にあったジャービスの遺体は本物?XM体?
・・・博士の(4)の回答の意味がやっとわかってきた・・・。
必ず「死亡」していないとダメというのは初めて知りましたね。随分ハードルが高い。
返信削除意識不明やコールドスリープによる極端な生命活動の低下でもシミュラクラに移れると思っていたのですが、まさかガチで死ぬ必要があるとは。
ナイアンティック計画に集められた人間で最後まで生身の人はほとんどいませんね。
所長のカルビン自身がもう既にシミュラクラだし。
ADAがデブラとジャービスを逃亡させた後、罠に誘導しハメ殺そうとしたのも、既にシミュラクラになっていることをADAは知っていたから、という考察があったはず。
ところが自分が実は偽物であり、オリジナルのコピーであること知らないデブラは、生命の危険を感じて携帯電話を投げ捨てて逃げ出す。
これが後に闇のルートを通してベン・ジャックランドが入手した変なチップを搭載した携帯電話につながる。
ジャービスは銃弾を受けた時の反応も違うみたいだから、当然解剖のために刃物を当てても普通の人間みたいにはいかなかった可能性は十分考えられますが、解剖担当者が死亡したという話も出ているので、彼らが何か恐ろしいものを見た可能性はありますね。(触手とか)
Smith J
返信削除死亡していないとダメというよりは、これまでに生きたままシミュラクラ化した"先例がない"ということからの結論とも言えます。誰もそこを明言している人はいないので。
#イングレスだいたいそんな感じよね
ジャービスはチューリッヒで撃たれた後、火葬されようとしたが「焼けない」状態だったようです(タイコのIngress1,2and3での描写より)。
返信削除この熱ダメージが現在の「ミイラのような状態」に関与しているかもしれません。
(追記)
そういえばキャリー・キャンベルの「遺体」も通常の方法での検死が不可能だったかしら。ミスティ・ハンナのマジックショーで撃たれた人は確か不明のままですが、ミスティ自身が撃たれたならば、説明が付くような。