【Ingress Lore】The Glyph Arc 04:ハンク・ジョンソンとキャリー・キャンベル(後編)【完結】
第4回は非常に長いパートであったため、前後編に分けてお送りいたします。こちらは後編です。
(第4回・前編) https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/Nc1zZur6w3r
「The Glyph Arc(グリフ物語)」 第4回(後編)では、クロスプレインズで考古学者ハンク・ジョンソン Hank Johnson が発見したグリフについて、記号論学者キャリー・キャンベル Carrie Campbellとのやりとりに、多くのエージェントたち、そして3つのXM企業を巻き込んだ情報争奪戦へと事態は発展していきます。
※以下の記事は英語版Ingress Wikiの“LORE(original lore overview)”より、該当箇所を MailEater が翻訳しました。
(原文リンク) https://niantic.schlarp.com/investigation:characters:original_lore_overview
+++++++++++++++++++
ハンク・ジョンソンとキャリー・キャンベル(2013)
タイム・ゼロ
これは、イギリスのロンドンで6月22日に発生した出来事(※17)だった。その中でハンク・ジョンソンはおそらくキャリー・キャンベルへ荷物を届けるために彼女に会っていたと思われる(※18)。
ほとんど最後の最後で、ハンク・ジョンソンはエンライテンドのエージェントたちに向け彼自身がロンドンへ向かわないことを知らせ、代わりにエージェント・ブーディカという名の使者を送ること、彼女を守り確実に荷物を届けるようにとのメッセージ(※19)を送った。
(※17) https://plus.google.com/events/cbv6kah3kj8uk8n1d0g554453e8
2013年6月22日ロンドン・グリニッジパークにて発生した、TimeZeroアノマリー。
(※18) http://www.nianticproject.com/?id=sc709a
二人が直接対面したという明示はありません。
(※19) http://commondatastorage.googleapis.com/pac/IB/07/item/timezero/hjtimezero.jpg
同じ頃、デヴラはレジスタンスエージェント達に向け、その荷物を奪いその内容のコピーを彼女に送るよう促す文書を送った(※20)。
(※20) http://commondatastorage.googleapis.com/pac/IB/07/item/timezero/devratimezero.jpg
イベントの間にIQ Techのポスト(※21)において、キャリー・キャンベルと彼女が会った配達人の写真撮影をする要望があった。一方、Visur社は配達人のみの写真(※22)を依頼した。
(※21) https://plus.google.com/u/0/108020987035258478791/posts/Uu7ajHS8a1k
(※22) https://plus.google.com/u/0/115880454950193571355/posts/M1zsuBVZoch
エンライテンド勝利の後リチャード・ウォールデン Richard Walden は同じチームのドム・アームストロング Dom Armstrong やサム・アルバカーキ Sam Albuquerque といったメンバーと共に、例の荷物を受け取った(※23)。その後ロンドンのエンライテンドたちは荷物の中身と引き換えに3社によっていくつかの報酬を提示された(※24)。
(※23) http://www.nianticproject.com/?id=sc727a
(※24) Hulong: https://plus.google.com/u/0/107849663787965375687/posts/WpbLFmL7heH
ヒューロン社はフォースアンプ供給用のワンタイムパスコード12個を提示した。
IQ Tech: https://plus.google.com/u/0/108020987035258478791/posts/5AU7LJbBi4a
IQテック社はヒートシンク供給用のワンタイムパスコード10個を提示した。
Visur: https://plus.google.com/u/0/115880454950193571355/posts/cX9jNmaRkhk
ヴィスル社はマルチハック供給用のワンタイムパスコード14個を提示した。
彼らが拒否すると、各社は異なるアプローチを試みた(※25)が、それらは失敗した。
(※25) Hulong: http://www.nianticproject.com/?id=sc725a
ヒューロン社はエンライテンド陣営に今後協力し、エンライテンドの利益となるXMテクノロジーの開発に便宜を図ると提案した。
IQ Tech: https://plus.google.com/u/0/+DomArmstrong/posts/K5BpDARiiaB
IQテック社はメンバーのドム・アームストロングに対し個別で、書類1ページあたり20個のヒートシンクを供給すると提示した。
Visur: https://plus.google.com/u/0/115880454950193571355/posts/MH52Sw2abwE
ヴィスル社は荷物を保持しているリチャード・ウォールデンら以外のエンライテンドエージェントに対し、内容のコピーを提示できればリンクアンプとマルチハック(それぞれ?)8個と交換することを提示した。
そのすぐ後にロンドンのメンバーは彼らが例の荷物を燃やしている様子を収録したものらしきビデオ(※26)を公開した。これは後に策略であること、クルーが自身をレジスタンスであると結論したオペレーション・セイブクルー(※27)の再戦を要求する隠されたメッセージを介した2つの異なるビデオ(※28)によって明かされた。彼らによれば、彼らは彼女を解放することを必要としていた。このようにして、新・オペレーション・セイブクルー(エンライテンドにはフリークルーとして知られる)(※29)はポートランドで起こった。このエンライテンドの勝利がクルーの思想を彼らの方へ傾倒させた(※30)。
(※26) http://www.nianticproject.com/?id=sc723a
問題の動画は削除済み:荷物を保持するメンバーをこれ以上危険に晒すわけには行かない、として問題の荷物を燃やしている動画です。
(※27) https://plus.google.com/events/ch5eknhk8ai71d1ce1nc7efe1ik
2013年3月2日にイギリス、ウィリアム・ウォレスモニュメントにて発生したイベント。ジャービスはエンライテンドフィールドを利用してクルーの身柄を確保しようとし、レジスタンスはそれを阻止するために動きました。この時はレジスタンスが勝利しました。
http://www.nianticproject.com/?id=sc403a
その結果、クルーは自身をレジスタンスの一員であると明言しています。
(※28) (video1) https://plus.google.com/+NianticProject/posts/5DfMDUeQPLf
元の動画は削除済み:荷物を燃やしている動画はブラフで、実際には内容物は破損されていないといった主旨のものです。
(video2) https://plus.google.com/+DomArmstrong/posts/2xPCVAvccLK
元の動画は削除済み:ドム・アームストロングがTimeZeroアノマリー後にリチャード・ウォールデンの自宅を訪ねた際、彼が(非常に不安定な状態で)問題の荷物から何か重要な手がかりを見つけたことをほのめかす発言の一部を記録したものと思われます。
(※29) https://plus.google.com/u/0/events/c85sr5r2vb5d7103issvi3086k4
2013年6月30日、オレゴン州ポートランドにて発生したアノマリーイベント。
(※30) http://www.nianticproject.com/?id=sc804a
その後ハンクはすぐそのグリフをハンブルグのキャリーに届けるよう、彼側の主張を示すドキュメント(※31)を公開する。
(※31) http://www.nianticproject.com/?id=sc805a
代わりにロンドンの活発に活動するエンライテンドは彼ら側の主張として、誰もが独占により有利にならない、公へのグリフ(※32)解放という方法によって届けることを決めた。
(※32) http://www.nianticproject.com/?id=sc813a
また同時に、クルーからPACへの手紙(※33)が結果的に彼に自身がレジスタンスの一員であることを公に宣言させることになる(※34)。
(※33) http://www.nianticproject.com/?id=sc806a
(※34) http://www.nianticproject.com/?id=sc809a
キャリーの手記
ハンクとキャリーは再び今度はハンブルグで会おうとしたが、今回はキャリーがハンクに何かを届けようとした。
これはキャリーが自身の幻視記録(※36)のページを携えてヨーロッパ北部へ向かうことを受け、主にカルヴィンからハンクに対してキャリー護衛を依頼する接触(※35)により始められた。
彼は実行への不干渉とその書類の運命を彼に委ねるという条件で同意する(※37)。
IQテックはその頃この事を知らされ同意した(※38)が、失敗した場合の対策(現地にIQテックのエージェントを配置)を取る。
(※35) http://www.nianticproject.com/?id=sc802a
(※36) #1 http://www.nianticproject.com/?id=sc820a
#2 http://www.nianticproject.com/?id=sc822a
#3 http://www.nianticproject.com/?id=sc823a
#4 http://www.nianticproject.com/?id=sc824a
(※37) http://www.nianticproject.com/?id=sc808a
(※38) http://www.nianticproject.com/?id=sc812a
3社(IQテック、ヒューロン、ヴィスル)は全体的にこの件に対して同じ姿勢を取り、成り行きを静観することに決めた(※39)。
(※39) http://www.nianticproject.com/?id=sc807a
ハンクはまたもや土壇場で行くことができなくなり(※40)、彼の代わりに使者を送った。これがオペレーション・ヴォイニッチ(※41)の発端である。これはエンライテンドが勝ち(※42)、キャリー・キャンベルは彼らに幻視記録のページを含む荷物を届けたようである。
(※40)(音声のみ) http://commondatastorage.googleapis.com/pac/IB/08/item/hamburg.mp3
(Ingress Report EP17) https://www.youtube.com/watch?v=ZYCOP_HAUmY&t=1m39s
1分39秒より再生します
(※41) https://plus.google.com/+Ingress/posts/HaRez4KuDoq
共有元のイベントページは削除済み
(※42) http://www.nianticproject.com/?id=sc818a
+++++++++++++++++++
この中で興味深いのは、タイムゼロ・アノマリー後に一般のエンライテンドエージェントと思われる人物がストーリーに関わってきていることです。グリフをめぐるXM3社との交渉は、いったいどこまでが真実だったのでしょう?あるいは全てが真実?全てがフィクション・・・?
また(※36)で紹介されているキャリー・キャンベルの幻視記録、どこかで見たことがありませんか?
そう、2015年2月、東京の国立新美術館で開催された第18回文化庁メディア芸術祭において、初めて 啓示の夜のパワーキューブ が公開された際に、会場の床に書き殴られていた大量の落書き。あの中にこれと同じものがありました。床の落書きにもキャリーの手記同様、多くの謎が秘められていたようです。
以上、5回に分けてお送りした 「The Glyph Arc(グリフ物語)」 は、これでひとまず完結となります。
バックストーリーにおいて「グリフ」が注目されたのはこの時期が最初でしたが、スキャナへのグリフハック実装は2014年2月で、この頃はまだ一般のエージェントにとってグリフは見慣れないシンボルでした。
これらがどのようにしてスキャナへ実装されるに至ったのかについても引き続き調査し、何かわかればまた報告していきたいと思います。
なお末筆になりましたが、資料調査にご協力頂いたムスタファ・サイード氏に感謝申し上げます。
Mustafa Said thanks for the cooperation of to my investigation.
バックナンバー:
1.ジム・ボウイ
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/BPrjvfUx6zB
2.H.P.ラヴクラフトとロバート・E.ハワード
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/G8FBpdxKhJA
3.ミスティのシンボル
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/3f3bWnzdw6j
4.ハンク・ジョンソンとキャリー・キャンベル(2013年)(前編)
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/Nc1zZur6w3r
※誤訳等ありましたらコメント欄にてご指摘いただければ幸いです。
#ingress #backstory_jp
http://www.nianticproject.com/?id=sc820a
第4回は非常に長いパートであったため、前後編に分けてお送りいたします。こちらは後編です。
(第4回・前編) https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/Nc1zZur6w3r
「The Glyph Arc(グリフ物語)」 第4回(後編)では、クロスプレインズで考古学者ハンク・ジョンソン Hank Johnson が発見したグリフについて、記号論学者キャリー・キャンベル Carrie Campbellとのやりとりに、多くのエージェントたち、そして3つのXM企業を巻き込んだ情報争奪戦へと事態は発展していきます。
※以下の記事は英語版Ingress Wikiの“LORE(original lore overview)”より、該当箇所を MailEater が翻訳しました。
(原文リンク) https://niantic.schlarp.com/investigation:characters:original_lore_overview
+++++++++++++++++++
ハンク・ジョンソンとキャリー・キャンベル(2013)
タイム・ゼロ
これは、イギリスのロンドンで6月22日に発生した出来事(※17)だった。その中でハンク・ジョンソンはおそらくキャリー・キャンベルへ荷物を届けるために彼女に会っていたと思われる(※18)。
ほとんど最後の最後で、ハンク・ジョンソンはエンライテンドのエージェントたちに向け彼自身がロンドンへ向かわないことを知らせ、代わりにエージェント・ブーディカという名の使者を送ること、彼女を守り確実に荷物を届けるようにとのメッセージ(※19)を送った。
(※17) https://plus.google.com/events/cbv6kah3kj8uk8n1d0g554453e8
2013年6月22日ロンドン・グリニッジパークにて発生した、TimeZeroアノマリー。
(※18) http://www.nianticproject.com/?id=sc709a
二人が直接対面したという明示はありません。
(※19) http://commondatastorage.googleapis.com/pac/IB/07/item/timezero/hjtimezero.jpg
同じ頃、デヴラはレジスタンスエージェント達に向け、その荷物を奪いその内容のコピーを彼女に送るよう促す文書を送った(※20)。
(※20) http://commondatastorage.googleapis.com/pac/IB/07/item/timezero/devratimezero.jpg
イベントの間にIQ Techのポスト(※21)において、キャリー・キャンベルと彼女が会った配達人の写真撮影をする要望があった。一方、Visur社は配達人のみの写真(※22)を依頼した。
(※21) https://plus.google.com/u/0/108020987035258478791/posts/Uu7ajHS8a1k
(※22) https://plus.google.com/u/0/115880454950193571355/posts/M1zsuBVZoch
エンライテンド勝利の後リチャード・ウォールデン Richard Walden は同じチームのドム・アームストロング Dom Armstrong やサム・アルバカーキ Sam Albuquerque といったメンバーと共に、例の荷物を受け取った(※23)。その後ロンドンのエンライテンドたちは荷物の中身と引き換えに3社によっていくつかの報酬を提示された(※24)。
(※23) http://www.nianticproject.com/?id=sc727a
(※24) Hulong: https://plus.google.com/u/0/107849663787965375687/posts/WpbLFmL7heH
ヒューロン社はフォースアンプ供給用のワンタイムパスコード12個を提示した。
IQ Tech: https://plus.google.com/u/0/108020987035258478791/posts/5AU7LJbBi4a
IQテック社はヒートシンク供給用のワンタイムパスコード10個を提示した。
Visur: https://plus.google.com/u/0/115880454950193571355/posts/cX9jNmaRkhk
ヴィスル社はマルチハック供給用のワンタイムパスコード14個を提示した。
彼らが拒否すると、各社は異なるアプローチを試みた(※25)が、それらは失敗した。
(※25) Hulong: http://www.nianticproject.com/?id=sc725a
ヒューロン社はエンライテンド陣営に今後協力し、エンライテンドの利益となるXMテクノロジーの開発に便宜を図ると提案した。
IQ Tech: https://plus.google.com/u/0/+DomArmstrong/posts/K5BpDARiiaB
IQテック社はメンバーのドム・アームストロングに対し個別で、書類1ページあたり20個のヒートシンクを供給すると提示した。
Visur: https://plus.google.com/u/0/115880454950193571355/posts/MH52Sw2abwE
ヴィスル社は荷物を保持しているリチャード・ウォールデンら以外のエンライテンドエージェントに対し、内容のコピーを提示できればリンクアンプとマルチハック(それぞれ?)8個と交換することを提示した。
そのすぐ後にロンドンのメンバーは彼らが例の荷物を燃やしている様子を収録したものらしきビデオ(※26)を公開した。これは後に策略であること、クルーが自身をレジスタンスであると結論したオペレーション・セイブクルー(※27)の再戦を要求する隠されたメッセージを介した2つの異なるビデオ(※28)によって明かされた。彼らによれば、彼らは彼女を解放することを必要としていた。このようにして、新・オペレーション・セイブクルー(エンライテンドにはフリークルーとして知られる)(※29)はポートランドで起こった。このエンライテンドの勝利がクルーの思想を彼らの方へ傾倒させた(※30)。
(※26) http://www.nianticproject.com/?id=sc723a
問題の動画は削除済み:荷物を保持するメンバーをこれ以上危険に晒すわけには行かない、として問題の荷物を燃やしている動画です。
(※27) https://plus.google.com/events/ch5eknhk8ai71d1ce1nc7efe1ik
2013年3月2日にイギリス、ウィリアム・ウォレスモニュメントにて発生したイベント。ジャービスはエンライテンドフィールドを利用してクルーの身柄を確保しようとし、レジスタンスはそれを阻止するために動きました。この時はレジスタンスが勝利しました。
http://www.nianticproject.com/?id=sc403a
その結果、クルーは自身をレジスタンスの一員であると明言しています。
(※28) (video1) https://plus.google.com/+NianticProject/posts/5DfMDUeQPLf
元の動画は削除済み:荷物を燃やしている動画はブラフで、実際には内容物は破損されていないといった主旨のものです。
(video2) https://plus.google.com/+DomArmstrong/posts/2xPCVAvccLK
元の動画は削除済み:ドム・アームストロングがTimeZeroアノマリー後にリチャード・ウォールデンの自宅を訪ねた際、彼が(非常に不安定な状態で)問題の荷物から何か重要な手がかりを見つけたことをほのめかす発言の一部を記録したものと思われます。
(※29) https://plus.google.com/u/0/events/c85sr5r2vb5d7103issvi3086k4
2013年6月30日、オレゴン州ポートランドにて発生したアノマリーイベント。
(※30) http://www.nianticproject.com/?id=sc804a
その後ハンクはすぐそのグリフをハンブルグのキャリーに届けるよう、彼側の主張を示すドキュメント(※31)を公開する。
(※31) http://www.nianticproject.com/?id=sc805a
代わりにロンドンの活発に活動するエンライテンドは彼ら側の主張として、誰もが独占により有利にならない、公へのグリフ(※32)解放という方法によって届けることを決めた。
(※32) http://www.nianticproject.com/?id=sc813a
また同時に、クルーからPACへの手紙(※33)が結果的に彼に自身がレジスタンスの一員であることを公に宣言させることになる(※34)。
(※33) http://www.nianticproject.com/?id=sc806a
(※34) http://www.nianticproject.com/?id=sc809a
キャリーの手記
ハンクとキャリーは再び今度はハンブルグで会おうとしたが、今回はキャリーがハンクに何かを届けようとした。
これはキャリーが自身の幻視記録(※36)のページを携えてヨーロッパ北部へ向かうことを受け、主にカルヴィンからハンクに対してキャリー護衛を依頼する接触(※35)により始められた。
彼は実行への不干渉とその書類の運命を彼に委ねるという条件で同意する(※37)。
IQテックはその頃この事を知らされ同意した(※38)が、失敗した場合の対策(現地にIQテックのエージェントを配置)を取る。
(※35) http://www.nianticproject.com/?id=sc802a
(※36) #1 http://www.nianticproject.com/?id=sc820a
#2 http://www.nianticproject.com/?id=sc822a
#3 http://www.nianticproject.com/?id=sc823a
#4 http://www.nianticproject.com/?id=sc824a
(※37) http://www.nianticproject.com/?id=sc808a
(※38) http://www.nianticproject.com/?id=sc812a
3社(IQテック、ヒューロン、ヴィスル)は全体的にこの件に対して同じ姿勢を取り、成り行きを静観することに決めた(※39)。
(※39) http://www.nianticproject.com/?id=sc807a
ハンクはまたもや土壇場で行くことができなくなり(※40)、彼の代わりに使者を送った。これがオペレーション・ヴォイニッチ(※41)の発端である。これはエンライテンドが勝ち(※42)、キャリー・キャンベルは彼らに幻視記録のページを含む荷物を届けたようである。
(※40)(音声のみ) http://commondatastorage.googleapis.com/pac/IB/08/item/hamburg.mp3
(Ingress Report EP17) https://www.youtube.com/watch?v=ZYCOP_HAUmY&t=1m39s
1分39秒より再生します
(※41) https://plus.google.com/+Ingress/posts/HaRez4KuDoq
共有元のイベントページは削除済み
(※42) http://www.nianticproject.com/?id=sc818a
+++++++++++++++++++
この中で興味深いのは、タイムゼロ・アノマリー後に一般のエンライテンドエージェントと思われる人物がストーリーに関わってきていることです。グリフをめぐるXM3社との交渉は、いったいどこまでが真実だったのでしょう?あるいは全てが真実?全てがフィクション・・・?
また(※36)で紹介されているキャリー・キャンベルの幻視記録、どこかで見たことがありませんか?
そう、2015年2月、東京の国立新美術館で開催された第18回文化庁メディア芸術祭において、初めて 啓示の夜のパワーキューブ が公開された際に、会場の床に書き殴られていた大量の落書き。あの中にこれと同じものがありました。床の落書きにもキャリーの手記同様、多くの謎が秘められていたようです。
以上、5回に分けてお送りした 「The Glyph Arc(グリフ物語)」 は、これでひとまず完結となります。
バックストーリーにおいて「グリフ」が注目されたのはこの時期が最初でしたが、スキャナへのグリフハック実装は2014年2月で、この頃はまだ一般のエージェントにとってグリフは見慣れないシンボルでした。
これらがどのようにしてスキャナへ実装されるに至ったのかについても引き続き調査し、何かわかればまた報告していきたいと思います。
なお末筆になりましたが、資料調査にご協力頂いたムスタファ・サイード氏に感謝申し上げます。
Mustafa Said thanks for the cooperation of to my investigation.
バックナンバー:
1.ジム・ボウイ
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/BPrjvfUx6zB
2.H.P.ラヴクラフトとロバート・E.ハワード
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/G8FBpdxKhJA
3.ミスティのシンボル
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/3f3bWnzdw6j
4.ハンク・ジョンソンとキャリー・キャンベル(2013年)(前編)
https://plus.google.com/+MailEater_White/posts/Nc1zZur6w3r
※誤訳等ありましたらコメント欄にてご指摘いただければ幸いです。
#ingress #backstory_jp
http://www.nianticproject.com/?id=sc820a
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