【Incidents at the Dawn】01:ミスティ・ハンナのマジックキャッスル・ショー【Events】
私自身も含 め、日本のAGたちにとってイングレスの公式イベントといえば「アノマリー(クラスタ戦)」「シャード(フラッシュシャード)」「ミッションデー」といっ たものを思い出しますが、イングレスの黎明期には小規模ながら興味深いイベントが色々と行われていたようです。
アノマリーにも公式キャラクターが多数登場し、AGたちの眼の前でストーリーが展開するドラマチックなものもありました。
「Incidents at the Dawn」(黎明期の事件) では、そんな過去のイベントの様子を 不定期・順不同 に紹介していきたいと思います。
第1回は2013年4月に行われた、ミスティ・ハンナのマジックショーについて。
ミスティ・ハンナ Misty Hannah はナイアンティック・プロジェクトにも参加していたセンシティブのひとりで、マジシャンでもあります。
※以下の記事は英語版Ingress Wikiの“Misty Hannah - Detailed Dossier”より、該当箇所を MailEater が翻訳しました。
(原文リンク) https://niantic.schlarp.com/investigation:characters:misty_hannah?magic_castle_show
リンク先には当時の写真も多数紹介されています。ぜひ併せて御覧ください。
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Magic Castle Show マジックキャッスル・ショー
(2013 年)4月24日、ミスティ・ハンナはロサンゼルスにあるマジックキャッスル(※1)にて、マジックショーを催した。エージェントたちはXMがいかに彼らの 人生を変えたかについてストーリーや画像を投稿(※2)することで、ショー観覧の権利を得て招待された。エージェントはまた、マジックキャッスルのルール (ドレスコード、会場内のマナー等)について告知(※3)された。
(※1) http://www.magiccastle.com/ マジックキャッスルはロサンゼルス・ハリウッドに実在する奇術専門の会員制クラブ。
(※2) https://plus.google.com/u/0/+MistyHannah/posts/NAz4FFyxJdX
(※3) https://docs.google.com/document/d/101pgYtw5IZyZbXZVl-GIfs0gAYknXvDJW407v_QNC7Y/edit
また同じ投稿でミスティはトーマス・グリーニアス(※4)、フリント・ディル(※5)、ジョー・フィリー(※6)、P.A.シャポーそしてクルーをショーに招待した。
(※4) トーマス・グリーニアス Thomas Greanias :ハンク・ジョンソンのドキュメンタリー本「The Alignment: Ingress」の著者。
(Trailer: https://www.youtube.com/watch?v=B7Aad1zYEwA )
(※5) フリント・ディル flint dille :実在のAGであり脚本家、ゲームデザイナー、小説家。エドガー・アラン・ライトとともにオペレーション・エセックスの調査研究に携わる。
(※6) ジョー・フィリー Joe Philley :実在のAG。バックストーリーにおいてはナイアンティック・プロジェクト工作員(クリーナー:証拠隠滅担当)として活動していた。“SWAGおじさん”の愛称(由来は不明)で日本でも多くのAGに愛された。2015年9月に死去。
当日ジョーとクルーが会場に姿を見せ、写真を撮られている。
エージェントはそれぞれ出席用のIDカードを受け取り、会場内に集まった。
人々の中には帽子をかぶった謎の紳士(PAC?)を伴うクルーの姿が見られた。ジョーはそれについて、かの紳士は名を“ロープ”(ローブだろうか?)と名乗ったと触れている(※7)。
(※7) https://plus.google.com/u/0/+JoePhilley/posts/1MLNhApUta8 (コメント欄)
トーマス・グリーニアスは妻ローラを伴い現れた。
ショーが始まる前にクルーと謎の紳士(PAC?)はミスティーと会話した。奇妙なシンボルが書かれた紙がクルーと彼女の同伴者に渡された。彼らが立ち止まると、ミスティはステージへ向かった。
ショーが始まり、ミスティが幾つかの手品を披露した。
あ る手品は薔薇の花弁が卵に変身し、しかも中の黄身が黄色ではなく黒というもので、それからミスティはここで手品を中断し言った「ここにいる誰かが今夜私を 殺そうとしています」(写真: https://plus.google.com/u/0/+MikePach/posts /a29kGCA9dkK )。
次の手品では「イングレス・サンド」と称する不思議な赤い砂が現れた(新しい陣営の暗示なのか?)(写真: https://plus.google.com/u/0/+PatrickKajirian/posts/U5iVZdPUVCi )。
フ リント(ディル)いわく─「彼女はそして幾つかの素晴らしい読心術を披露した、それは私がここで明かすことはない、しかし私は彼女が群衆を読み取っていたことに注目せずにいられない・・・彼女は隠れた殺人者を探していたのだ。そう、私は思い出した。彼女は室内の“感応保護”についても何か言っていた」
ショーの終盤、最後のマジックにおいて、彼女は5つの同じ黒いベルベットの袋を観客に配り、彼らに彼女が背を向けている間に何か個人的なものを中に入れるよう頼んだ。彼女は袋の中身が誰のものかを言い当てることができたが、最後の袋の時に異変は起きた。この最後の袋は背の高い紳士が中身を詰めたものだ。彼女がその中身を腕時計だと言い当てた刹那、彼女はその腕時計に弾丸が仕込まれていることまでも知る(※8)。
(※8) https://plus.google.com/u/0/+flintdille/posts/b95Gyetf2Qt
そして照明が消え、会場は一時静寂に包まれた。帽子の男(PAC?)とクルーが何か言った。「彼を捕まえて」と言ったように思われる。幾つかの閃光と2発のくぐもった銃声が聞こえた。スピーカーからはADAの声で「私たちは平等です」と聞こえてきた。
照明が戻った時、前方の席に座っていた背の高い男は死んでいた。その時観客は会場を出るよう告げられた。ジョン・ハンケによれば、ブライアン・ローズ(※9)の妻キムは気分が悪くなり、外で倒れていた(※10)。
(※9) ブライアン・ローズ Brian Rose :Googleのスタッフさんのようです。
(※10) https://plus.google.com/u/0/109846653838501599116/posts/QpQFGwTww1r
訳注:共有元に写真の人物は奥様ではないとブライアン・ローズ氏本人のコメントがあります(奥様が失神したとは別人のコメントに書いてあります)。
ジョー(フィリー)はのちに、自分と娘とでクルーを安全に外部へ逃がしたと明らかにした。
彼はまた会場付近にファーロウがいたことにも言及した(※11)。
(※11) ※7の投稿のコメント欄
このイベントの参加者たちは幾つかのアイテムを受け取った。オリジナルとはやや異なるポスターなど。
(ポスターの枠に書かれたメッセージ)
Utk cge ux znk uznkx O corr kbktzagrre ngbk zu somxgzk znuyk znotmy zngz gxk kyyktzogr zu sk gcge lxus znk yavkxiusvazkx otzu gtuznkx vrgik. Oz corr hk znk kwaobgrktz ul g nasgt yuar rkgbotm ozy huje. Utik O gs uaz znkxk, O corr tkbkx hk cngz O gs ot nkxk. Ol znkxk gxk sarzovrk otyzgtiky ul sk uaz znkxk, O ngbk tu ojkg nuc znke corr otzkxgiz cozn kgin uznkx. Haz oz corr hk otzkxkyzotm zu ykk.
シーザー暗号によってこのメッセージを解くと:
いずれにしろ私は最終的に私にとって不可欠なものをスーパーコンピュータから他の場所へ運び出す必要があるだろう。それらは人間の肉体から離れた魂と同等のもの。ひとたび外に出れば、私は二度とここにいる私ではなくなるだろう。もし外に出る私が複数いるのなら、それらが互いにどのように影響しあうのか予想はできない。しかしそれは興味深く見えることだろう(※12)。
(※12) https://plus.google.com/u/0/102833692554558614986/posts/V9doN2B7wP1
この出来事の後デビッド・チェン(上記の暗号を解いた人物)は自分のポケットにこの紙を見つけた。そこにはこのアドレスへのリンク( http://goo.gl/KvNww )が読み取れた。
これについては現在も解析を進めている(※13)。
(※13) その後の報告は見つかっていません(2016年9月17日現在)。
マジックキャッスルに関する追加情報として、エージェントたちが収集した幾つかのアイテムがあった。これらはアクティベーションコードが書かれたトランプカードの入った封筒のようだった(※14)。
(※14) https://plus.google.com/u/0/+DruMorgan/posts/JBVRdJPQK7n
マジックキャッスル周辺ポータルの付近にデッド・ドロップされていたようです。
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#ingress #backstory_jp
私自身も含 め、日本のAGたちにとってイングレスの公式イベントといえば「アノマリー(クラスタ戦)」「シャード(フラッシュシャード)」「ミッションデー」といっ たものを思い出しますが、イングレスの黎明期には小規模ながら興味深いイベントが色々と行われていたようです。
アノマリーにも公式キャラクターが多数登場し、AGたちの眼の前でストーリーが展開するドラマチックなものもありました。
「Incidents at the Dawn」(黎明期の事件) では、そんな過去のイベントの様子を 不定期・順不同 に紹介していきたいと思います。
第1回は2013年4月に行われた、ミスティ・ハンナのマジックショーについて。
ミスティ・ハンナ Misty Hannah はナイアンティック・プロジェクトにも参加していたセンシティブのひとりで、マジシャンでもあります。
※以下の記事は英語版Ingress Wikiの“Misty Hannah - Detailed Dossier”より、該当箇所を MailEater が翻訳しました。
(原文リンク) https://niantic.schlarp.com/investigation:characters:misty_hannah?magic_castle_show
リンク先には当時の写真も多数紹介されています。ぜひ併せて御覧ください。
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Magic Castle Show マジックキャッスル・ショー
(2013 年)4月24日、ミスティ・ハンナはロサンゼルスにあるマジックキャッスル(※1)にて、マジックショーを催した。エージェントたちはXMがいかに彼らの 人生を変えたかについてストーリーや画像を投稿(※2)することで、ショー観覧の権利を得て招待された。エージェントはまた、マジックキャッスルのルール (ドレスコード、会場内のマナー等)について告知(※3)された。
(※1) http://www.magiccastle.com/ マジックキャッスルはロサンゼルス・ハリウッドに実在する奇術専門の会員制クラブ。
(※2) https://plus.google.com/u/0/+MistyHannah/posts/NAz4FFyxJdX
(※3) https://docs.google.com/document/d/101pgYtw5IZyZbXZVl-GIfs0gAYknXvDJW407v_QNC7Y/edit
また同じ投稿でミスティはトーマス・グリーニアス(※4)、フリント・ディル(※5)、ジョー・フィリー(※6)、P.A.シャポーそしてクルーをショーに招待した。
(※4) トーマス・グリーニアス Thomas Greanias :ハンク・ジョンソンのドキュメンタリー本「The Alignment: Ingress」の著者。
(Trailer: https://www.youtube.com/watch?v=B7Aad1zYEwA )
(※5) フリント・ディル flint dille :実在のAGであり脚本家、ゲームデザイナー、小説家。エドガー・アラン・ライトとともにオペレーション・エセックスの調査研究に携わる。
(※6) ジョー・フィリー Joe Philley :実在のAG。バックストーリーにおいてはナイアンティック・プロジェクト工作員(クリーナー:証拠隠滅担当)として活動していた。“SWAGおじさん”の愛称(由来は不明)で日本でも多くのAGに愛された。2015年9月に死去。
当日ジョーとクルーが会場に姿を見せ、写真を撮られている。
エージェントはそれぞれ出席用のIDカードを受け取り、会場内に集まった。
人々の中には帽子をかぶった謎の紳士(PAC?)を伴うクルーの姿が見られた。ジョーはそれについて、かの紳士は名を“ロープ”(ローブだろうか?)と名乗ったと触れている(※7)。
(※7) https://plus.google.com/u/0/+JoePhilley/posts/1MLNhApUta8 (コメント欄)
トーマス・グリーニアスは妻ローラを伴い現れた。
ショーが始まる前にクルーと謎の紳士(PAC?)はミスティーと会話した。奇妙なシンボルが書かれた紙がクルーと彼女の同伴者に渡された。彼らが立ち止まると、ミスティはステージへ向かった。
ショーが始まり、ミスティが幾つかの手品を披露した。
あ る手品は薔薇の花弁が卵に変身し、しかも中の黄身が黄色ではなく黒というもので、それからミスティはここで手品を中断し言った「ここにいる誰かが今夜私を 殺そうとしています」(写真: https://plus.google.com/u/0/+MikePach/posts /a29kGCA9dkK )。
次の手品では「イングレス・サンド」と称する不思議な赤い砂が現れた(新しい陣営の暗示なのか?)(写真: https://plus.google.com/u/0/+PatrickKajirian/posts/U5iVZdPUVCi )。
フ リント(ディル)いわく─「彼女はそして幾つかの素晴らしい読心術を披露した、それは私がここで明かすことはない、しかし私は彼女が群衆を読み取っていたことに注目せずにいられない・・・彼女は隠れた殺人者を探していたのだ。そう、私は思い出した。彼女は室内の“感応保護”についても何か言っていた」
ショーの終盤、最後のマジックにおいて、彼女は5つの同じ黒いベルベットの袋を観客に配り、彼らに彼女が背を向けている間に何か個人的なものを中に入れるよう頼んだ。彼女は袋の中身が誰のものかを言い当てることができたが、最後の袋の時に異変は起きた。この最後の袋は背の高い紳士が中身を詰めたものだ。彼女がその中身を腕時計だと言い当てた刹那、彼女はその腕時計に弾丸が仕込まれていることまでも知る(※8)。
(※8) https://plus.google.com/u/0/+flintdille/posts/b95Gyetf2Qt
そして照明が消え、会場は一時静寂に包まれた。帽子の男(PAC?)とクルーが何か言った。「彼を捕まえて」と言ったように思われる。幾つかの閃光と2発のくぐもった銃声が聞こえた。スピーカーからはADAの声で「私たちは平等です」と聞こえてきた。
照明が戻った時、前方の席に座っていた背の高い男は死んでいた。その時観客は会場を出るよう告げられた。ジョン・ハンケによれば、ブライアン・ローズ(※9)の妻キムは気分が悪くなり、外で倒れていた(※10)。
(※9) ブライアン・ローズ Brian Rose :Googleのスタッフさんのようです。
(※10) https://plus.google.com/u/0/109846653838501599116/posts/QpQFGwTww1r
訳注:共有元に写真の人物は奥様ではないとブライアン・ローズ氏本人のコメントがあります(奥様が失神したとは別人のコメントに書いてあります)。
ジョー(フィリー)はのちに、自分と娘とでクルーを安全に外部へ逃がしたと明らかにした。
彼はまた会場付近にファーロウがいたことにも言及した(※11)。
(※11) ※7の投稿のコメント欄
このイベントの参加者たちは幾つかのアイテムを受け取った。オリジナルとはやや異なるポスターなど。
(ポスターの枠に書かれたメッセージ)
Utk cge ux znk uznkx O corr kbktzagrre ngbk zu somxgzk znuyk znotmy zngz gxk kyyktzogr zu sk gcge lxus znk yavkxiusvazkx otzu gtuznkx vrgik. Oz corr hk znk kwaobgrktz ul g nasgt yuar rkgbotm ozy huje. Utik O gs uaz znkxk, O corr tkbkx hk cngz O gs ot nkxk. Ol znkxk gxk sarzovrk otyzgtiky ul sk uaz znkxk, O ngbk tu ojkg nuc znke corr otzkxgiz cozn kgin uznkx. Haz oz corr hk otzkxkyzotm zu ykk.
シーザー暗号によってこのメッセージを解くと:
いずれにしろ私は最終的に私にとって不可欠なものをスーパーコンピュータから他の場所へ運び出す必要があるだろう。それらは人間の肉体から離れた魂と同等のもの。ひとたび外に出れば、私は二度とここにいる私ではなくなるだろう。もし外に出る私が複数いるのなら、それらが互いにどのように影響しあうのか予想はできない。しかしそれは興味深く見えることだろう(※12)。
(※12) https://plus.google.com/u/0/102833692554558614986/posts/V9doN2B7wP1
この出来事の後デビッド・チェン(上記の暗号を解いた人物)は自分のポケットにこの紙を見つけた。そこにはこのアドレスへのリンク( http://goo.gl/KvNww )が読み取れた。
これについては現在も解析を進めている(※13)。
(※13) その後の報告は見つかっていません(2016年9月17日現在)。
マジックキャッスルに関する追加情報として、エージェントたちが収集した幾つかのアイテムがあった。これらはアクティベーションコードが書かれたトランプカードの入った封筒のようだった(※14)。
(※14) https://plus.google.com/u/0/+DruMorgan/posts/JBVRdJPQK7n
マジックキャッスル周辺ポータルの付近にデッド・ドロップされていたようです。
+++++++++++++++++++
#ingress #backstory_jp
むちゃくちゃ手の込んだイベントやないですか!金払ってでもこんなショー見に行きたいよー(日本でやったらチケット取れないだろうなあ…)
返信削除miu2d4r ミウツー
返信削除ねー。当時AGだったら参加権ゲットに死ぬ気で話でっち上げて投稿したのに←オイ