【ややこしい】3つの“NIA”について
バックストーリーの中心をなす組織であり、ストーリーやGoogle+上でも頻繁に登場する 「Niantic」「Niantic Project」「NIA」 。
似たような名前ばかりで非常にややこしいのですが、あらためて整理してみましょう。
3つの組織は、それぞれまったく別のロゴマークを持っています。
Google+で公式やキャラクターのアカウントなどをフォローしていると時々流れてくる何かの書類っぽい画像には、以前紹介した4企業の他にこれらのロゴがついたものも見られます。
画像左:ナイアンティック社(Niantic, Inc.)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Niantic
おそらくプレーヤーに最もよく知られているロゴですね。
私達の世界の位置情報ゲーム「イングレス」を開発・配信している 実在の企業 です。Google社内スタートアップ時代には「Niantic Labs」(ナイアンティック・ラボ)という名称でしたが、独立時に現在の名称に変わりました。CEOである John Hanke 氏を筆頭に、日本人スタッフ Masashi Kawashima さんや Kento Suga さんらが在籍しています。
プレーヤー同士が話題にするとき、先頭の3文字から「NIA」と表記されることもありますが、後述するNIAとは別の組織です。
ここから出る情報は基本的に現実世界で起きていることやゲームプレイそのものについて、また同社の別のゲーム()についても発表されています。
画像中央:国家情報局(NIA)
「National Intelligence Agency」の略で、表向きには 現実にもストーリー上でも現存しない 組織とされています。
http://www.nianticproject.com/?id=sowo3
(和訳)http://ingress.lycaeum.net/2012/11/20121103-000000-chapeau.html
ストーリー内では極秘の諜報機関としてその存在がほのめかされ、P.A.シャポーらの手によって少しずつ実態が明らかになっていきます。
公式小説の登場人物ではユエン・ニイ、ジェイ・フィリップス、ヒューバート・ファーロウ、暗殺者855がここに在籍しています。
極秘の機関ですので、このロゴがついた書類はほとんどが「X」氏による内部からの漏洩情報となります。
画像右:ナイアンティック・プロジェクト(Niantic Project)
上記のNIAがXMの研究を行うために設立された ストーリー上の研究機関 です。
スイスのCERN(欧州原子核研究機構。こちらは実在の研究機関です)施設内に本拠を構え、リーダーであるエゼキエル・カルヴィンをはじめとする研究者たち、ローランド・ジャービスらセンシティブたちが所属していました。
Google+ 上の Niantic Project アカウントから出る情報はプロジェクトのメンバーが発信しているわけではなく、こちらも「X」氏によるものと思われます。こちらは必ずしも漏洩情報だけで はなく、ストーリーやゲームに関する色々な情報が発信されています。
(以下白ヤギの個人的補足)
確認したわけではありませんが、極秘の機関であるNIAが運営する研究組織であったため、目立たぬよう既存の研究施設を隠れ蓑に利用した、ということではないでしょうか。
CERN そのものは現実と同じに通常の研究を行っていて、その影でナイアンティック・プロジェクトがこっそり稼働していた。「啓示の夜」以降そのセクションは閉鎖 され、プロジェクトも解散したため、ここにはもう何も残っていない…はずだった(いろいろ忘れ物があったようですが)。
(白ヤギの補足ここまで)
名前がみんなほとんど同じなので混乱しやすい3組織ですが、違いがお分かりいただけるでしょうか。
+++++
ちなみに余談ですが…
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1%E6%A9%9F%E9%96%A2%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
Wikipediaで調べると実際には4つ、実在の「NIA」がヒットします。
・アメリカ中央情報局(CIA)の旧名称
・ナイジェリア国家情報局(National Intelligence Agency)
・南アフリカ共和国国家情報庁(同上)
・タイ内閣首相府国家情報局(同上)
まあそれほど珍しい名称でもないので、そういうこともあるでしょう(笑)。
※イングレスとは無関係です
#ingress #backstory_jp
NIA のinvenire って単語聞き慣れないと思ったらラテン語だった。見つけるって意味。investigate は英語で調査する。ad temperareはまたラテン語でコントロールするため。
返信削除コントロールするために、見つけて、調査する。か。なるほどXM をね。
NIANTIC project は電子が3つの元素リチウム?N はneutron 中性子を指してるのかな。
返信削除となると、Nianticは電子が2のヘリウム。気球にも使われていたはずだ。NIA は電子が6だから炭素?中心の目はそこからトランスディメンショナルエンティティがこの世界を覗いてるのかな。
Ahimsa Forworld
返信削除NIAロゴ中のラテン語については、もう少し詳しい解説が別途出るかもしれません。
実在のNIAとして挙げられている「アメリカ中央情報局(CIA)の旧名称」に関してはそう考えるのが最も合理的と捉えられているに留まり、実態としては「存在していた痕跡はあるが現状不明」の機関でしょうか。現実社会では「当然消滅しているはずなので現在のCIAに統廃合されているはず」、Ingressにおいては「実はXM研究に特化した諜報機関として今も…」と解釈しています。
返信削除Itonaga Naohiro
返信削除おお、そういうことなのか。
単純に訳すことはできても細かいところでわかっていないので(汗)、ためになります。
https://wrapup.lycaeum.net/2016/09/20160902-091319.html
返信削除【ややこしい】3つの"NIA"について