P.A. シャポー(P.A. Chapeau)

Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro

P.A. シャポー(P.A. Chapeau)
2016/08/15 17:47:39
我々は過去起きたことの調査に一週間を費やしたわけだが...そうではなかったのかもしれない。過去に起きたこととは、過去から現在、未来へと至る刻を映し出していたのかもしれないのだ。

先週末から世界各地のニューウェーブによって新たなオブシディウスの文献が発見されていった。それがここ数日間に至っては、イングレスの歴史に関わりある場所や時代へと導かれたわけだ。

月曜日には、我々はヤーハンの屋敷を垣間見た。これは文献から得られた手掛かりをつなぎ合わせることで明らかになった事実のひとつ...となるだろうね。東京で敗北を喫した後のヤーハンを見たのだと、私は考えているよ。シビュラが「声はこの者に届きますまい」と言っていたことから、エイダのことがあってヤーハンとナジアとの関わりにも変化が生じたのではないかと睨んでいる。

次の瞬間には、テキサスにいた。サンサバ鉱山だ。その地に魅了された男たちの姿が映し出されていた。歴史の闇に掻き消え、二度と発見されることはなかった地だ。だが、まだ続きはある。サンサバ鉱山があったと目される地でヒューロン・トランスグローバルの関連会社が進めていたダーク・エキゾチックマター採掘計画をハンク・ジョンソンが明らかにしたとの噂もあるのだ。ハンク・ジョンソンは歴史に埋もれたポータルを本能的に察知し得る稀有なセンシティブのひとりだからね。

その次は地下だった。これはディー・グロッケやヨルムンガルドといったエキゾチックマターの極秘計画に従事する研究者たちのいる第二次世界大戦期の研究施設だったのではなかろうか。

金曜日には、既に我々がよく知る場所、東京アノマリー直後が描かれていた。そこで我々は、迫るアコライトとジャービスの攻撃からエイダの断片を保護しようとするレジスタンス・ニューウェーブの陰謀めいたものを見ることができた。

そしていよいよ土曜日のことだが、我々が垣間見たものは未来であったのではないだろうか。エージェントが集い芸術を生み出していく北カリフォルニアのような祝祭、それはポータルが発想と創造性を人類にもたらし、その発想と創造性とが新たなポータルを生み出す円環を成しているのだ。

私は今週明らかとなった文献を反芻してきた...シビュラに寄れば、オブシディウスとともに見てきたビジョンは二人とは別の聴衆の存在を前提にしていたという...そう、我々の存在をだ。だが、どうしてそのようなことが起きたのだろうか。

おそらく、世界各地のニューウェーブ出現は、記憶を呼び覚ます合図なのだ。

長い月日を調査に投じてきた諸君よ、時代は異なろうともエキゾチックマターと人類との相互作用は存在していたのだ。時に悪意を以て、時に希望に満ちて。ニューウェーブもまた可能性と謎に満ちた新たなる節目に相違なかろう。

いまこの時この見知らぬ新世界を見極めようと足を踏み出した諸君よ、ニューウェーブを自称する諸君よ、エキゾチックマターは何世紀にもわたる人類史とともにある。過去を顧みぬ者に未来を編むことはできないのだ。

過去と現在と未来にあるのだ。推し量り得ぬ力へ通じる手掛かりへ、真実へと至るに不可欠な手掛かりへと辿り着くすべを見出すのだ。

それではまた次回お会いしよう。

P.A. シャポー

#InvestigateIngress
http://investigate.ingress.com/2016/08/14/pacs-weekly-wrap-up-august-14-2016/

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