文中の「トランスディメンショナル・エンティティ」について

<追記>文中の「トランスディメンショナル・エンティティ」について

原文では transdimensional entities とあります。
transdimensional はそのままでは辞書で見つからないかも知れません。

goo辞書によると、
trans~[接頭辞]
…の向こう側へ,…を渡った(across);超越,優越;…通過の(through);変換,転換;横継の

dimensional《形容詞》
(1)次元の (2)寸法の (3)範囲の,大きさの

とあります。
entity が「存在・実在」といった意味ですので、総合すると「 次元を超越した存在 」。
Ingressの世界ではシェイパーやナジアなどの総称と考えていいでしょう。

Originally shared by Itonaga “Siel Dragon” Naohiro

エドガー・アラン・ライト(Edgar Allan Wright)
2016/08/31 00:13:22
連絡を絶っていたことを許してほしい。オブシディウスの旅に込められた意味の解釈に取り組んでいるところだが、いま起きている流れに厳密に言えば逸脱せねばならぬことに気づいた。状況は余りにも目まぐるしく進展しているのだ...斯様な謎に満ちた時分には投稿も頻繁に行っていき、厄介な作業は後回しになることだろう。ここでは私の気づいたことを挙げるとしよう。

イージスノヴァでノヴァ・エクスプロードが生じた際に、シールドは真の意味で破壊を見たが、その事象の意味するところは我々にはわからなかった。

ベスビアン・シールドの崩壊がシェイパーとナジアの我々の世界への直接的な介入を許すことになったことを、オブシディウスは暗に示している。ここでは蛇足だが、それまで例のなかった手段で人々に宿るようになったのだ。太古の事象に先立てば、シェイパーやナジアに限ったことではないと考えてはいるがトランスディメンショナル・エンティティが「整形」を通じて人類へ影響を与え、センシティブとのみ通じ合い、効果こそ薄かったろうが原始的なポータル・レゾネーションを通じて増強していたのだ。さて、シールドの破壊によってシェイパーとそれに対なすナジアが膨大なエックスエムの影響を受けた個体を発現させ得ることだろう。このようなエックスエムを「フレッシュ・エックスエム」と呼称することにしよう。新たなポータルに初めて接する際に与えられるエックスエムの説明に用いる言葉だ。アコライトたちはこのことに気付いていよう。それ故に新たなポータルへと赴くよう指示したのだ。

確かに、それは超次元探査に飛躍的な機会を提供することになるが、機会というものには危険がつきものだ。したがって、慎重に進めるのだ。新たな地を開拓する折には兆候と変化に注意を払うのだ。私も同様に進めねばなるまい。

トランスディメンショナル・エンティティが人類に直接影響を与え、肉体への侵蝕を増幅させると私は考えている。無論、ひとたび侵入を許せば、奴らが我々を変化させる危険を孕むのだ。私には実現の手段はわからぬが、個別の防御策を模索することを勧めよう。

したがって、助言するとすれば、慎重に進めることである。そしてこのようなことを書いていながら、この助言自体が矛盾を内包していることはわかっている。探究とは、その本質ゆえに、今という状況を危険に晒す行為なのだから。

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